あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

MENU

水夫復活3日目の立ち見

 

2019.05.15.Wed.

AKB48研究生「パジャマドライブ」公演

@AKB48劇場


f:id:dd110kin:20190515232521j:image

 

水夫は嵐に夢を見る』を置きみやげに復活させた播磨七海さんが去ってから2回目のパジャマドライブ公演。投げれば割りと当たるこの公演に投げるうちにAKB劇場では「パジャドラおじさん」になろうと思っていた僕も、他現場が少し落ち着いてパジャドラおじさん復活です。

 

発券すると、チケット番号は末尾0(ビンゴ待機列先頭)。だったのに、残念ながら21順でした。気負いすぎました…。

 

少しげんなりしながらも、上手の一段上がった立ち見の柵前が空いていたのでそこを確保。中央も観える視界自体は確保できたので何より。

 

ただ、近くで観ようとしていた心の準備とのギャップは埋めきれず、最初の数曲までは乗り切れずな部分もあり。ただ、ユニットで気合い入れてコールしてみたりしてなんとか高まってきました。

 

トークパートは、なんだかんだ播磨ちゃんが年少ながらもまとめようとしていたところの不在も感じて、今の研究生には渦の中心になりうる存在が足りないかなとも思ったり。

 

そんな中で、『○○狩り』のお題で「エビ狩り、気にぶら下がったエビを食べる。50分制限」と話し出す末永祐月ちゃんのセンスが地味にツボだったりします。

 

噛みつきキャラの岡田梨奈ちゃんがなまじ頭切れるので、そうでない役回りをやるのかやらないか少しもどかしい場面もあるのは変わらず。でも、この日は佐藤詩識ちゃんとのけなし合いも、じゃれ合いの部分が出ていてとてもほっこりしました。おかりなちゃんはデレの部分が見えるととても楽しい。

 

岡田梨奈×佐藤詩識のペアは、久しぶりにトークの絡みが楽しみなペアリングかもしれないですね。昔のSKEの7D2の研究生公演だと、菅原茉椰×上村亜柚香が好きでした。それに近いかも。

 

そしてアンコールは『水夫は嵐に夢を見る』。自分、記憶が正しければ劇場ではこの曲を観てないんじゃないかと思うんです。不思議と『パジャマドライブ』公演にはご縁があまりなかったので。

 

今回の復活でようやく観れました。高まりますね。メンバーも気合いめちゃめちゃ入ってましたし。高まって打つMIXってこういうもんなんだなって思いました。この日高まって打ったMIXは水夫と『鏡の中のジャンヌ・ダルク』かな。これも気合い入っててよかった。

 

そんなこんなで本日の「ご査収ください」はこちらです。

 


f:id:dd110kin:20190515235918j:image

 

パフォーマンスは黒須遥香ちゃん一択。曲や場面ごとの選択の的確さと、指先まできめ細やかに表現している姿には見とれちゃいます。

 

このアンケート、研究生公演に出る正規メンバーはあまり選ばないんですが、今回は昇格発表後の初めての公演ということで、お祝いの意味も兼ねて。お見送りのときにも伝えたらよろこんでくれました。

 

なんだかんだでやっぱりかわいいなとMVPに選んだのが吉橋さん。ルックスはめちゃめちゃタイプで、バジャドラに入る理由の大きな1つ。…なんですけど、参加した日程で推し増しが微妙に使えなかったりでタイミング合わないなぁと思ってたところで、圧巻のアイドル性を見せてくれました。

 

今のAKBの若手って濃い目の全方位レスメンバーってあんまりいないんですけど、この子はそこに到達しつつあるかもしれないですね。

 

僕がいた上手の柱外に来たときは、曲ごとに表情のバリエーションを変えながら、いろんなお客さんの目を見ていました。目も大きいので視線が強い。それこそ全員と目を合わせていたんじゃないかってくらい。

 

とはいえ、僕はだいぶ後方なので、視線は合ってないかなと思っていた最後の数曲。立ち見の最前にいた高身長の男性をよけるようにひょっこりはんして、立ち見後方に爆レスでした。

 

数ヶ月前に入ったパジャドラ公演では、まだ曲に負けないように必死に踊っていたはずの彼女がここまでアイドルとしてのパワープレーを貫徹させるなんてすごいや。お手上げです。また観たいと思わせてくれました。

 

さて、握手はしばらく厳しそうですが、果たして“ゆず恋”できるのでしょうか。

 

バジャドラおじさんの険しい道は続くのでありました。

 

 

水夫は嵐に夢を見る

水夫は嵐に夢を見る

 

 

はじめて48劇場に来たときを思い出した船上

2019.05.02.Sun.
STU48『GO!GO! little SEABIRDS!!』公演(昼)
STU48劇場(高松港

 

f:id:dd110kin:20190514222014j:plain

 

ようやく行って参りました、船上劇場!

 

できれば最初の広島の宇品港での週末を当てたかったのですが、さすがにそこは当たらず。2港目となった高松港での公演に当選。3公演中2公演が生誕祭で、できれば初見は平場の公演がよかったのでその1公演を1本釣りできました。

 

日曜の昼公演だったので、前乗りしてたらふく食べて飲んで。この日もすでにうどんを2杯食べてから船に乗り込みます。

 

f:id:dd110kin:20190514222554j:plain

船の上でも、福田朱里さんおすすめの「ぶっかけ温玉牛肉うどん」(850円)を食べmました。肉の甘辛いタレは美味しかったのですが、いかんせん解凍されてなかったので次回は改善してほしいです(笑)。 ※お問い合わせしておきました

 

船に入ると、以前の「せとうちめぐり」(瀬戸内7県を周るCDリリースイベント)で書き込んだ大きな寄せ書き横断幕に出くわしました。

f:id:dd110kin:20190514223033j:plain

これを見て改めて「船が完成したんだなぁ!」と感じたものです。

 

で、気になっていた肝心の公演。

 

「48グループの劇場公演をぶっ壊す」みたいな演出家の言葉とともに、実際にそれに違和感を唱える声もちらほら聴いていました。

 

セットリスト貼っておきますが、これだけ読むとそうですよね。

48pedia.org

 

これを読んで、嫌な予感がしたので配信を観るのもやめておきました。せっかくできた新しい形の劇場公演を実際に観る前に印象を上乗せしすぎちゃうのはもったいなと。

 

で、実際に現地で観てみて、結果的に、そうしておいてよかったなって思っています。

 

現在他の劇場で行われているセットリストの<全体曲→自己紹介MC→ユニット曲→全体曲→MC→全体曲→アンコール>っていう流れは踏み倒しているし、お見送りもありません。

 

ただ、それでも「劇場公演だなぁ」って感じたんですよ。不思議なことに。

 

AKB曲パート→海の曲パート→STU曲パートと展開していく中で、この形態に初めて入っていく中では身体が導入を委ねやすいつくりにはなっているんじゃないかと思います。

 

最初と最後に海を模した幕で覆われることも、各パートを象徴的な曲とダンスでつなぐことも、それに貢献しているんでしょう。

 

まったく違ったコンセプトも、そういう仕掛けがあることによって「へえ、こういうもんなんだ」って思ってしまったんですよね。これはたぶん、配信で冷静に観ながらだと、入り込んでいけなかったと思います。違和感を先に感じながら観ちゃいますね。

 

そういう流れがあるので、初めてSKE48劇場に入った体験を思い出しました。

 

まだDMMでの配信もほぼ観ていない頃で、こういう流れで、こういう照明で、座席からはこういう景色なんだなぁと感動した記憶です。

 

そういう初期導入には入りやすい線の持っていき方にはなっているので、STUサイトの会員外にも開かれてほしいところではあるんですよね(現状はサイトの月額会員&EMTGの登録者のみの応募が可能)。

 

このあたりが、「劇場公演だな」と感じた理由です。

 

そもそもの今メジャーとなっている劇場公演の流れも、ある程度の試行錯誤の後に<全体曲→自己紹介MC→ユニット曲→全体曲→MC→全体曲→アンコール>の満足度の高い型ができましたけど、このアップデートは運営側も怠っていたとは思うんです。

 

利益の問題とか、オーナーが変更になったとか、いろいろ理由はあるでしょうが、やっても既存曲の並べ直しくらいでしか公演を練れなくなってしまった運営と総合プロデューサーさんのおかげで、僕らの受容体もだいぶ硬直化してしまったなと思うところはあります。

 

揺れがある中で、これがいいって嗜好できる48グループで僕はあってほしいんですよ。

 

だから、こういう公演自体はあってもいいんじゃないかな、と思っています。

 

それに、メンバーもひたむきにこのステージを自分たちのものにしていこうっていう熱意をすごく感じました。運営面も含めて、おそらくいろんな部分をこれから微調整していくかと思うので、「自分たちの公演」をどう積み重ねていくのか。そこがものすごく楽しみです。

 

また少し時間を空けて、違う港での公演を観てみたいですね。

 

<言い残したこと>

あ、お見送りに関しては、しっかり客席に対してのサービスタイムもあるし、4列目だったのもあるし、そこまで気にはならなかったですね。お話したいっていう意味ではもちろんできないんですし、もともと認知が強めなメンバーはSTUにはいないので、そこの満足度はあまり求めてないからっていうのもありましたね。

 

この「ゴゴリバ」公演の型が、現状で48グループのオタクに合う型ではないのは確かだと思うので、メンバーを代えて既存のものを踏襲した形のセットリストでやってもいいかもしれないですね。船の休業中の公演がそうなりそうな気がします。

 

<おまけ>

ここのカレーうどんが呑んだあとに美味しかったです…。

f:id:dd110kin:20190514230707j:plain

tabelog.com

 

 

 

さよなら コサンガーとワカテガチュー

2019.05.01.Wed.

SKE48「Stand by you」劇場盤個別握手会

ポートメッセなごや

 

2019.05.02.Tue

SKE48 Team KII「最終ベルが鳴る」松村香織劇場最終公演

SKE48劇場

 

f:id:dd110kin:20190510155803j:plain

(イヤホンケースと岡田美紅ちゃん推しにもらったピックホルダー)

 

本来なら握手会や、当選していない48G劇場公演については書く対象から外しているんですが、さすがに今回は入れたいと思います。

 

 

来る令和の新時代初日、僕はSKEの推し2人の最終握手会を同時に迎えるという、なかなか衝撃的な時代の幕開けでした。

 

SKEを好きになって少しした頃に好きになったこの道10年目の松村香織さん(かおたん)と、加入して3年目の岡田美紅さん。おそらくかおたんがいなければ長くSKE推しではいられなかったと思うし(7年半くらい)、美紅ちゃんと出会っていなければもう少し早くSKE推しも幕を閉じていたように思います。

 

グループとしての歴が長くなると、ベテランメンバー推し若手メンバー推しはよく対立軸の上に載せられます。

 

AKBブーム当初によく言われたように、「推しの成長を見届ける」のがアイドルヲタクのモチベーションの主だとは思うのですが、それが"推し"にフォーカスすれば以前からのベテランでも見続けること、"成長"にフォーカスすれば若いメンバーを見つけて追っていくことに分かれていきます。

 

本音のところ、後半数年のかおたんには後者としての自分には刺激が足りないところはありました。その頃に美紅ちゃんに出会ったので、総合的には両者の観点をSKEを観られる位置にはありました……嘘です、メンタリティ的にはかなり後者寄りです。かおたんいわく「ワカテガチュー」でした。

 

まあ、それはさておいても。長く推してきたメンバーにも気持ちがないわけではないので、しっかりお見送りをしたい気持ちはあったんですよ。なのでいったんワカテガチュー的なメンタリティーは横に置いておいての"卒業見届け隊"だったわけです。そこからの唐突なワカテガチュー退団勧告。かなりのショックでした。(そのときのブログはこちら

 

そんな日から1ヶ月を経て、いろんなヲタクと話したり、もちろん当のメンバーさんともお話ができたりして、次に48Gで推していきたいメンバーや、新しい現場も見つけていけると、思っていたよりも落ち着いて迎えることができました。

 

あまり枚数を取っていなかった握手の振り替えのみだった美紅ちゃんとのラスト。最後に「ステージの上のあなたが本当に好きだった。おかげで2年間推すことができたんだよ!」と伝えたら、『2年間も推してくれてありがとう』と。リミッターのかけ方を知らないほどにがんばりやさんなのに自信をなかなか持つことができなかった彼女に、最後にはがんばってきた2年の実感みたいなものを感じてもらえたのでしょうか。少しはもらえてたらいいな。

 

早めにかおたんへのラスト握手を終えて、芸能人最後となる美紅ちゃんのお見送り企画へ急ごうとしていたのですが、やはりかおたんの握手も大盛況。隣のかおたんレーンから美紅ちゃんの最後を見送ることに。

 

1ヶ月ほどかけて気持ちの整理はつきつつあったとはいえ、彼女がレーン前に出てくると、僕なりに彼女を見て走ってきた思いがぶわっと出てきちゃうものですね。

 

気づいたら号泣しながらコールをただ1人だけしてました。

 

その姿に、僕と彼女の間にいたかおたんレーンのヲタクはみんな僕を見て振り返ります。(なんだこの人!)の空気。その空気におびえていたら、『前行っていいよ』の声が聞こえてきました。それでも少し遠慮がちにしていたら『いいから行きな』と。ありがたく、彼女の見送りが終わるまでは握手の順番も入れ替えさせてもらいながら、近くで見させてもらいました。

 

僕も顔出しはしているので、直接知らないかおたん推しにも僕個人の事情が伝わっていたのかな。恥ずかしい想いと、ありがたい想い、いろんな思いに囲まれながらも、美紅ちゃんを見送ってしばらくも、美紅ちゃんへのうれしさもくやしさもかなしさもさみしさも感謝もすべていっしょくたにした涙が止まりませんでした。その間隣にいてくれたヲタ友の方もありがとう。

 

そこからだいぶ待って、かおたんとようやく握手。こちらも最後のはずなのに、すっかり涙も引いて、かおたんのペースで結局用意してきたことは言わずに「またね!」でまたすぐ会える友だちのようにお別れでした。

 

最後のお見送りでは「私のレーンに来た人、2人しか泣いてなかった!」なんて取材に来ていた東スポに向けたかのようなネタにして言ってましたけど、正確にはレーンで僕も泣いてはいましたからね!だから3人やぞ! …って思うくらいには楽しいお見送りでした。

 

その日は美紅ちゃん推しと合流して打ち上げて、翌日は卒業公演を場外から配信で観てかおたん推しと打ち上げて。素晴らしい最終公演を観れなかったのはめちゃめちゃ悔しいし、だからこそその悔しさでヲタクは続けようとは思っているんですけど、何か大きな期間を終えてしまった感はそこから1週間経った今でも残っています。

 

割と箱推し感を持てていた時期は長いヲタクではあると思っていたんですが、こういう気分にもなるものですね。2人が去ってもSKEには好きなメンバーはいますが、彼女もSKEとして前にいく姿以上に、外の舞台での姿を観に行きたい気持ちが強くて。栄はガチ推しとしては休憩になるんでしょうかね。

 

 

ひと息ついて、翌日の鈍行での移動中、ほろっと涙がこぼれてしまった懐メロ。

 

www.uta-net.com

"いつものキミ"がどの状態の僕なのかはよくわからないですけれど、

ひとまずは自由に思う現場に足を運びたいですね。

 

そう思いながら、さっそく大阪のハープスター現場に向かうのでした。

 

 

 

久しぶりの「今そこにあるサッカー」

2019.04.27.Sat

日本フットボールリーグJFL)第6節

東京武蔵野シティFC vs MIOびわこ滋賀

武蔵野陸上競技場

 

f:id:dd110kin:20190428080135j:plain

 

ようやく今シーズン、初のサッカー観戦に来ることができました。

 

FC東京戦はことごとくアイドルヲタク活動が重なってたんですよね。しかしまさか、同じ東京でも武蔵野市をホームにする東京武蔵野シティFCの試合に来るとは。武蔵野陸上競技場は大学生の頃、まだ「横河武蔵野FC」時代に観に来て以来なので、10年とかぶりくらいになってると思います。

 

そこまで久しぶりに訪れた理由が、なかなか面白くて。

 

AKBヲタクとして知り合った方が、武蔵野の試合でボランティアスタッフをされている方で。この前呑んだときにお誘いいただいて来てみたんです。こういうご縁ってめぐりめぐるもんですね。

 

普段DAZNで観ている試合と比べてしまうと、そりゃボールコントロールが多少浮いてたり、困ったら前に蹴る頻度は高いかもしれないですけど、それでも全国リーグで、非プロクラブのトップリーグなわけで、戦術的な狙い目や、ゲームモデルのようなものも類推できて、試合も面白かったです。

 

簡単にレポートを。

 

武蔵野は4-2-3-1あるいは4-4-2で攻守陣取ります。ビルドアップはセンターバック(CB)が開いたりゴールキーパー(GK)に近づくことはあまりなく、基本的にはGKのパントキックセンターフォワード(CF)あるいはトップ下の選手に当てていきます。とはいえ前線の選手は屈強というわけではないので、そこで競り勝つというよりは、そのターゲットの選手の周りにサイドハーフの選手も横圧縮して拾いながら攻めていきます。GKが蹴らない場合は、CBあるいは左サイドバック(SB)の選手がキックが上手いので、そこから縦のフィードを入れていく形です。守備は2トップがサイドに追い込みながらサイドハーフが前を狙う4-4-2の基本。ダメならすぐ撤退します。

 

 

対するMIOは3-4-2-1あるいは3-4-3の形で攻撃します。キャプテンのGKもつなげることができるので、GKの1-DFの3に加えたボランチのどちらか1枚の5枚で武蔵野のファーストプレスをいなせていたときはいい形になっていました。そこから先は幅を取るウィンバック(WB)、3トップのうち誰かが武蔵野のボランチの脇にポジションを取ることを意識。4-4-2の間を取りやすいかみ合わせの悪いやり方に対して、どこまで捕まえるかがふわっとしていた相手の守備の隙間を狙っていました。

 

前半は上記の形でややMIOが押しながらも、得点が出ないままスコアレスに終わります。終了間際に武蔵野にけが人が出て、前線が1枚交代となります。

 

後半開始、武蔵野の並びが少し変わりました。前半けがからの交代で入った選手が、左サイドで幅を取るようになったのです。彼が縦への仕掛けを意識して、相手の3バックを押し込み、WBも押し込みます。すると空いてくる、キックのうまい後ろの左SBが空いてくるのでこの2人で仕掛けていきました。こうして押し込んで得ていたフリーキックから、オウンゴール気味のゴールで先制します。

 

さらに途中から投入した裏抜けのうまいFWがサイドに気を取られていたCBの合間を取って、カウンターのスルーパスから追加点をゲット。武蔵野は久しぶりの勝利を手にしました。

 

MIOは「誰か1人が幅を取ること」「ボランチの脇のハーフスペースを使うこと」「ダイヤモンドあるいはトライアングルを作ること」を刷り込まれていて、いいゲームモデルのチームだと思ったんですが(特に右WBの選手が上下のアップダウンを繰り返せる強さ、外がダメなら中へインできるフレキシブルさでとてもいい選手でした)、そのモデルだけで勝てたら苦労しないのがサッカーというものでして。難しいですね。だからこそ面白い。

 

久しぶりにJFLを観に来て思ったんですが、お客さんも含めて日常感があるのがいいですよね。武蔵野のサポーターはずっとチャントを歌っているわけではないんですけど、それがまた日常感が出る。やっぱりJ1の試合ってハレ感出ますもの。特に首都圏の試合って。

 

「今そこにあるサッカー」(ロック総統[Wikipedia]語録)を観に来て、こういう光景がグラスルーツに広がってこそだなって改めて思いましたね。ユースやジュニアユースの選手、地元のスクール生も集まって運営のお手伝いをして。300円の唐揚げを小学生の子からハーフタイムにもらいながら感じました。

 

試合終了すると、選手が1列に並んでお見送りをしてくれていて。役員がていねいに頭を下げつつ、小さな子がハイタッチしていたり、選手と談笑していたりして、素敵な景色でしたね。

 

連休初日、ゆっくりしようか迷っていたところ、久しぶりに来てよかったです。めちゃめちゃ寒かったですけどねw

 

サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ

サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ

 

 

天神ホール日帰り旅日記

2019.04.20.Sat.

HKT48 チームTII「手をつなぎながら」公演

HKT48劇場(天神ホール)

 
f:id:dd110kin:20190420212209j:image

 

つい2週間前に、小倉の握手会のついでに勢いで投げたら当たったばかりなのに、また勢いで投げたら当選しちゃいました。

 

今回はこの週末は待望のSTU48号が就航ということで、勝手に行く気まんまんだったわけですが、初週にそんな簡単に当たるはずもなく。

 

(推し2人の卒業を控えて)どこか現場に行きたい気持ちをぶつけたくもあり、HKT48劇場のモバイル枠を投げてみたら当選というわけです。

 

最近、福岡はLCCも含めて飛行機も高めで宿もあまりないんですよね。今回も市内の宿は少し外れるドミトリー以外にほぼなく。そのため、行きは新幹線の東京始発にEX早割で乗り、帰りはジェットスターという経路になりました。これが昼公演に間に合う往復でほぼ最安でした。


f:id:dd110kin:20190420212735j:image

 

もう5年くらい前にHKT劇場に行った帰り以来に東京-博多間の新幹線ぶっ通しをやりましたけど、なかなかしんどいですねw

 

岡山くらいまで(3時間強)はまだ楽しいんですけど、広島くらいになるとだいぶ飽きてきちゃいます。上の写真にあるように、パソコンでDAZNでも観ようかと思ったのですが、山陽新幹線区間になるとトンネルが多くてストリーミング動画はあまり観れないのです。。

 

ただ、ゆっくり考えながらファンレターを書けたのはよかったですね。期限が近くて使うタイミングを迷っていたEX-ICのポイントをグリーン席に使えて本当によかった…。

 

博多駅に11時前に着くと、12時までの発券にはあまり時間がなくて。いそいそと発券してみるも、今回はビンゴは微妙で席はかなり後ろのほうになりました。立ち見も1列目はなかったので諦めて、スタンド7列目の下手側かな?  ただそれでもこの日のHKT48劇場だった天神ホールは見やすいのでまあよし。

 

 

印象に残ったのがこのユニットでした。

 

全員手足が長くて美しい…! 目が幸せになるユニットでした。この中だと、いつもエミリー(山下エミリーさん)ののびのびとしつつも凛としている立ち姿が好きなのですが、ここまできれいどころと並ぶとすごいですね。そしてひなたちゃん(松本日向さん)を筆頭にMCが面白いし。

 

ひなたちゃんがいるだけで、トークにズレができて、そのズレにメンバーや客席の意識が流れ込む渦ができるというか。どこまで意識してやってるのかもわからないですが、この不思議なズレで起こる楽しいトークが、TIIを観に来るたびに楽しみです。

 

 

で、お目当てのえれたん(坂本愛玲菜さん)。

 

前回観に行ったときには気合いの入った生歌パフォーマンスで『雨のピアニスト』が担当ユニットだったのですが、この日はなんとさらにセンター!

 

気合いビンビンなのがこの日もさらに伝わってきました。雨ピ以外にも、細い決して強くはない身体でていねいに、かつ強く踊っていたのが印象的でした。

 

他のSNS等などを読んでいると、パフォーマンスに力を込めて、自信も持ててきているなかで、それがさらにスポットライト当たる場所がないだろうかと考えているみたいです。

 

HKTとは別のユニットでフェスに出たり、48G歌唱力No.1コンテストのライブに出ている経験があるからこそ、観ている僕らがもっと観たいくらいなんだから、本人はもっとそうに違いありません。

 

僕に直接すぐできることは、お見送りで「えれターン!」とうちわに笑ってもらうことくらいです。

 


f:id:dd110kin:20190420215430j:image

 

終わったあとは天神ホールのビルからもつながっているパルコ新館の地下にある魚助食堂で刺身定食。ここ、なんとご飯に乗るだけ刺身乗せていいんです。修行不足でしたねw またチャレンジしに来ます。

 


f:id:dd110kin:20190420215653j:image

 

で、まだすこし帰りの飛行機には時間があるよな、ということで、パルコの本館と新館の地下を徘徊してたら、ここ入りやすそうで美味そうな店がたーくさんあるんですね!

 

気になるお店ありながらも、お腹は埋まっていたので軽く呑めそうな天ぷらのたかおに。揚げたて個々にをすぐ持ってきてくれる福岡式の天ぷらはやっぱりいいですね。

 


f:id:dd110kin:20190420220221j:image

 

ちなみにこのたかお、よさげな日本酒が置いてたりするので、呑むのにもよさげです。

 


f:id:dd110kin:20190420220255j:image

 

ほろ酔いのなか、新改札がオープンした福岡空港に「羽田空港のターミナルやんけ!」とか思いながら帰路へ。新装分のターミナルエリアの新店はこれから稼働するところも多いみたいなので今後が楽しみです。(また福岡来る気まんまん)

 

帰りのジェットスターでは、『僕らの風』を聴きながら、ある種“推しの移行期間”的なこの4月のことについて考えていたら寝落ちしていました。

 

今は成田空港からの帰り道です。

 

日帰りの福岡で疲れたわけですが、こんなにせわしくヲタ活やってていいのだろうか、とか思いつつ、充実した一日ではあったのは間違いないのでした。

 

 

 

 

また輝こうとするなら、観たいじゃないの

2019.04.13.Sat.

ハープスター(HARP STAR.)単独公演「STAR. Bright Fes」

@浅草六区ゆめまち劇場

 

2019.04.14.Sun.

ハープスター(HARP STAR.)単独公演「STAR. Bright Fes」

@J-SQUARE品川

 


f:id:dd110kin:20190415084201j:image

 

唐突な発表で、あっという間のステージだった横浜アリーナでのお披露目から2週間。

 

(お披露目のときのブログ)

110kin.hatenablog.com

 

なんといきなり単独公演2daysと、横アリでのお披露目に続いてかなりのパワープッシュです。しかも前方の50人くらい以外は無料。今後どうやって元取れるんだろうとか勝手に心配してます。

 

初日の浅草のハコに着くと、すでにたくさんの人が来ていました。なぎゅちゃん(庄司なぎささん)のAKB時代の握手会レーン出よくお見かけした人も多くて。

 

2日間考えると、おそらく半分くらい、もしくはそれ以上なぎゅちゃんお目当てだったんじゃないでしょうか。次いで、リーダーで元X21の上水口萌乃香さんの引き続きのファンといったところ。

 

ライブは、横アリで披露した『Astraea.(アストライア)』に加えて、『モノクロの虹』『ハープスター』のオリジナル2曲を加えて、アンコールでもこのうち2つを再度歌っていました。

 

音楽に詳しくないながらもすごい雑に書くと、『アストライア』は流行りのピアノ多めの中庸ポップ、『モノクロの虹』はアッパーなポップ・ロック、『ハープスター』は縦ノリ全開なパンク調といったところ。

 

オリジナル曲3曲は、割と好きで僕も乗りやすいテイストでよかったですね。音源も早めにほしいな。

 

ライブの合間には、実質のお披露目となるので自己紹介を個々に長めに取りました。

 

すべて書いてしまうと長いので、エッセンスのみご紹介します。

 

リーダーの上水口萌乃香さんは、半年前には長く活動していたX21が解散して事務所も移っての再スタート。アイドル歴も長いからこそ感じる想いの丈を熱く語りました。

 

尾崎ヒカルさんは、サッカー選手としてナショナルトレセンの経験がある(!)ところからの女子高生ミスコンをやっていたりする面白い経歴の子。発言は尾崎さんが一番面白かったかな。ヲタクからの質問コーナーもバッサリ行ってました(笑)。

 

清水杏璃さんは、ビジュアル・スタイルがとてもいいのに芸能活動は初めてらしく。初々しいトークでお菓子を食べながら自己紹介していました。

 

坂東沙季さんは徳島出身で、歌が得意らしく(個人的にチクッとするステータス)。2日目の品川では『君わずらい』をカラオケしていました。まねケチャの子たちにも負けないくらいの歌姫になってほしいですね。

 

本田ひまりちゃんは、最年少でもしっかりもの。上手いバイオリンを披露した初日に育ちのよさを感じさせつつ、2日目のマジックは「種明かしはチェキで!」と持っていくアイデア。セットリストもツイートしてくれるありがたい存在です。

 

高砂ひなたちゃんは、サンミュージック所属でミスコンやRの法則にも出演経験があるそう。めちゃめちゃ腰の位置が高く股下87cmあるとか。自己紹介ではじゃんけんで勝った人に10秒で似顔絵、とのことでいただきました。

 


f:id:dd110kin:20190415091358j:image

 

 で、お目当てのなぎゅちゃん。

 

横アリで感じたように、ライブができる喜びが前面に出ているダンスと笑顔がとっても素敵でした。ある意味、AKB時代よりも明るかったかもしれません。改めて、近くで観ることができて幸せでしたね。

 

その後の全員握手でもチェキでも、向こうから覚えてくれていたことを話してくれたり、いまとても楽しいことを伝えてくれたり。話をするのがとても楽しかったです。

 

 

<レギュレーション>

 気になる人もいると思うので、4/14(日)時点でのレギュレーションをメモしておきます。

 

①全員握手参加券:1,000円

②全員チェキ撮影券:3,000円

③2ショットチェキ撮影券(サインなし):1,500円

 

特典会は①→②→③の流れで進んでいきました。

 

また、ライブ中はMC時に撮影可能タイムがありました。一眼レフカメラなどでの撮影可否は記載なしです。

 


f:id:dd110kin:20190415171756j:image

(「なぎゅちゃんらしいポーズをお願いします」と伝えたら急に[10]の指を作りはじめてびっくりしました。本当なのかどうかはわからないけれど、[1]を加えてハンドルネームの一部にさせていただいた次第です)

 


気づいたらぼこすこイベントが入ってきているみたいで、SKEの推し2人が卒業する5月以降…というか来週以降もすでにひと息つく暇なくなりそうです(苦笑)。

 

よかったのかな、まあ、よかったんでしょうね。

 

なぎゅちゃんが笑ってますしね! まあ、いっか。

  

 

神様、そんなにいじめないでください

 

2019.04.12.Fri.

AKB48研究生「パジャマドライブ」公演

@AKB48劇場

 


f:id:dd110kin:20190414112118j:image

 

 

卒業する推しのことについて考えていたり、ヲタクとしての行き先について悶々としていながらも、AKB劇場のパジャマドライブ公演には当たりやすいのでありがたいものです。

 

そこには、成長の歩を確かに進めている研究生がいるんですもの。

 

観ていてそれがワクワクするのが末っ子の末永祐月さん。半年前にはまだ笑顔も動きも硬そうだったのに、今では笑顔がキラキラし始めています。

 

同じドラフト3期生の年上メンバーは、魅せ方の試行錯誤が1つ形になりそうなところが見えてきていたり。

 

佐藤詩識さんは、半年前よりもかなり印象に残るようになってきていて。動きのていねいさの細かさよりも、とにかく楽しく見せてくれます。「わたし、楽しいよ。みんなも楽しんでね!」と言わんばかりに。

 

このスタイルを観たときに、ある意味で僕がSKEで観ていたときに感じながらできた「こういうアイドルダンスが好き」の理想形に近いのかもしれないなって思いました。

 

とにかく楽しませようと身体いっぱいに表現してくれるスタイルの子は観ていて気持ちいいですからね(前回のテーマにしていた吉橋“ゆず恋”柚花さんとの目線が合う時間も増やしながら)。

 

ドラフト3期生だけではなく、16期生の子たちにも更に確かな成長を感じられるのもこの公演の楽しみです。

 

細やかに研究生随一の表現力を魅せてくれる黒須遥香さん、年齢を重ねて落ち着きと深みも出しつつある道枝咲さん、先輩としての自覚が芽生えて試行錯誤しながら引っ張っていこうとする佐藤美波さん、末っ子として無邪気に振る舞っていた頃からトークでの回収役もこなすように成長した播磨七海さん。

 

この子たちが公演を引っ張っていこうとする姿がとても頼もしいんです。

 

ドラフト3期生の成長とパフォーマンスにうれしさを感じながら、引っ張っていってくれる16期生の頼もしさに素敵さを感じて「素敵な公演だったな」と思っていた矢先。

 

「私から報告があります!」

 

と元気に飛び出してきた播磨ちゃん。

 

「研究生の活動を辞退させていただきます」

 

……。

 

卒業についていろいろと考えてしまっていたことが吹き飛んだ矢先に、目を覚まさせられる発表に立ち会ってしまいました。

 

僕だけではなく、客席も、メンバーも混乱する劇場内。なにせ、研究生の劇場での辞退発表は16期生もドラフト3期生も(おそらく)未体験なのです。

 

そんななか、さとみな(佐藤美波さん)が叫びました。

 

「はい! お見送りだよ!!」

 

明るく振る舞おうとするその言葉に、まだ完全に切り換えはできていないメンバーたちですが、その言葉が1つ気づくためのきっかけにはなったようで。

 

この声掛けにカリスマ性がある効果があるかどうかが重要なのではなくて、さとみながここでこういう声掛けをできるって言うことがとても大事なんだと思います。

 

播磨ちゃんにとってもそこは同じで。

 

まだ若いのだし、身体的にも成長してきたし、もう2年くらいやってもらえないのだろうか…。

 

と言っても、止めることなどできるわけもなく、お見送りでは最後までよろしくと声掛けるのが精いっぱい。「ありがとう!」と元気な声で返ってきました。

 

アイドルヲタクをやっていると、避けられない卒業発表。そこにはいろんな事情があります。

 

その発表の場と、卒業の最後の場、そこは大事にしていきたいなって改めて思いました。その事情があって、そこに立ち会わせてもらえないケースだってあるのだから。

 

ただ、そのありがたみをひしひしと感じさせてくれるのはいいのだけど、ここまでタイミングを詰めなくてもいいじゃないのよ、神様…。。

 

 

 

55th Single「ジワるDAYS」<TypeB>初回限定盤

55th Single「ジワるDAYS」初回限定盤