あくまでも観客席から

サッカーとアイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

久しぶりのSKE青春ガールズで楽しいモヤみ

2018.12.09.Sun.

「青春ガールズ」昼公演

SKE48劇場


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前日のポートメッセなごやの全国握手会に行くのは決めていたので、ワンチャン当ててみようと考えていたこの日の青春ガールズ。そしてここで狙い通り当たるのが今の青春ガールズ公演。

 

その倍率だけ取ってぶーぶー言う空気もある中で、推しがいなかろうと一度自分の目で観て確かめねば、と臨んだこの公演。…やっぱり推しとかもともと握手通っているメンバーがいないとこの公演を楽しみきった感じがしないのは本音だったように思う。

 

石黒友月・大谷悠妃・北川愛乃・坂本真凛・杉山愛佳・野村実代・大芝りんか・中野愛理・相川暖花・浅井裕華・倉島杏実・白雪希明・西満里奈・野々垣美希・平田詩奈・深井ねがい 

2018年12月9日(日)劇場公演出演メンバーのお知らせ

 

7期生が3人、8期生が9人、ドラフト3期生が4人。どの子たちも研究生公演には入って見てきた子たちだから、個々の成長がたくましく感じられて面白かった。

 

先月のチームS公演で力強い成長を感じた石黒友月ちゃん、1年前とはまた数段魅力が倍増している体調不良から戻ってきた白雪希明ちゃん、心身ともに成長して人気もつき始めてきている浅井裕華ちゃん……他にも16人1人1人の話がいくらでもできる。

 

特に、ニューシングル『Stand by you』でセンターを務めていた杉山愛佳ちゃんは圧巻だった。単純にダンスがうまいというよりは、身体の動かし方に魅せ方、楽しませ方がついていっているというか。この日の出演メンバーの中ではダントツだったんじゃないかな。

 

と、個がすごく観れたという意味で、すごく面白い公演だった。立ち最の位置が取れたのも視界が広くてよかったのだと思う。

 

しかしここで僕が欲張りになってしまうのは、『青春ガールズ』公演ってこういうものでいいんだっけという話だ。

 

今劇場で最も多いセットリストがおそらくこの青春ガールズ。背景は各チームのメンバーの個別稼働率が上がってきていてチーム公演のスケジューリングが難しくなってきていること。そこで、過去にこのセットリストに出演しているメンバーをベースに組まれている。(ドキュメンタリー映画では当時の研究生がふがいないからこうなっているような描かれ方をしていているけれど、この理由も大きいとは思う)

 

そういう隙間を埋めるための公演だし、基本的には1回きりの公演メンバーなのでコンビネーションを高める機会ではないわけで。だから、個の輝きが強くなる公演になる。客席のヲタクもそれを観に来ている感じを受けた。

 

でも、それだけじゃあ、SKE48劇場に来る意味ってあまりないんですよね。僕のような遠征民だと、新幹線や夜行バスを使ってまで来るかと言われると少し迷う。

 

チーム公演ではないにしろ、SKE48らしい一体感がもう少し見たい。個としての輝きが観たいだけなら、AKB48劇場だってよくなってくる。

 

チーム体制に課題があるのなら、均等配分的にではなく、スケジュールの組みやすさが同じようなメンバーで組んでチーム化したっていい。…これはSKEに限らない話だけど。

 

……映画で青春ガールズが若手叩きのスケープゴートにされてから、どうも気が立つようだね、この話は(苦笑)

 

個はとてもよかった。あり方はもう少し考えてほしい。個別のメンバーの問題でも、青春ガールズのセットリストの問題でもないのよね…。

 

 

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やっぱりすごいなぁ、浦和。


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2018.12.01
明治安田生命 J1リーグ 第34節
浦和レッズ vs FC東京

観戦シーズンとしては最適なはずの秋はアイドル現場優先で来ていたため、数カ月ぶりのスタジアム観戦。アイドルヲタクの友人が最近サッカーに興味を持ち始めたそうなので、せっかくだしとこの日の最終節に誘って観戦してみた。

 

初めてJリーグの観戦に連れて行くなら、やっぱり埼玉スタジアムの浦和戦がいいよね。これだけ観客が入って、かつ圧倒的なゴール裏の声量と熱量。これはおそらく、世界のサッカー大国にも誇っていい。イングランドやアルゼンチンに行ったことはないけど。

 

……なので、埼スタが僕のファーストチョイスになる。浦和レッズ自体はそんなに好きではないのだけれど、これは認めないといけない。

 

というわけで、10年ぶりくらいの埼スタでの浦和戦の観戦になった。埼玉高速鉄道を赤いユニフォームに囲まれるこの感覚、やっぱりゾクゾクする。

 

松村香織さんのご縁で最近は毎年行くようになった和光市で開催される「鍋グランプリ」が今日やっているようで、こちらを目当てに少し早めに埼スタへ。



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和光市の鍋グランプリでの名物的になっている牛すじシチュー鍋を狙いに、一番並んでいる屋台へ突撃したものの、途中で鍋が枯れてしまい解散。秩父みそちゃんこをいただく。

 


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濃いめの味噌がうまい。自由に調整できたはずの食べるラー油を自分でかけすぎた。

 

お腹を少し満たして、座席に着席。この日はビジター席隣のSA指定エリア。FC東京の応援エリアも近い席になる。知人にいい席で見てもらいたい&FC東京寄りの僕が「応援はしないまでも心理的にそちらに寄れる」席にさせてもらった(周囲の浦和ファンのみなさんすみません)。座りながらウォーミングアップを見ていると、昔来た頃より音楽や前録りの選手の声を使った演出が増えていることに気づく。「ピッチ最優先」の浦和とはいえ、その主義を崩さない祭りの演出はしっかりしていくということなのだろう。

 

普段はバックスタンドの上の方から観ることが多いのもあって、この日は選手の声も時折聴こえるような近い位置でバチバチなコンタクトを感じることに新鮮だった。それに加えて、普段俯瞰で距離を取っているときの見方もクロスで感じられて、ものすごい新鮮な感覚があった。1vs1でバチバチやっているのを感じながら、選手のポジショニングの狙いや全体への影響も察することができたような気がする。プレーからはもう長く離れたので、こういう感覚を持つことは難しいかなと思っていただけに新鮮な感覚だった。

 
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オンザピッチの話もレポート的に書いてみますか。

 

FC東京はトップ下に高萩が入る4-2-3-1ではなく、ボランチに高萩を下げて永井とディエゴの2トップ。高萩を下げて、と書いてみたものの、攻撃的MFといっていいような振る舞いなので「守備的MF」感はあまりない。2トップがボールを持った時の強さがあるディエゴと絶対的なスピードを誇る永井で縦への推進力が強い布陣だ。この2人に絡んでいく両サイドハーフの東と大森、そして大外を走る太田と室屋へのパスを高萩やセンターバックから出る形。

 

ボールを奪ってスペースがあるなら永井が裏抜けしてそのまま。相手に引かれたなら一度センターバックに戻して、森重やチャン・ヒョンスから鋭い縦パスがディエゴに入って、そこから永井や東が裏に受けてフィニッシュまでつなげていく。

 

この日は夏にはここまで崩せていなかっただろう3人、4人でのパス交換からのフィニッシュの形がたくさんあった。ただ、最後のクロスやシュートの精度がどうしても上がらない。2得点したものの、それ以前に決めておくべきシュートが多すぎた。それだけ前のめりになっている反動で、今年の東京にしては珍しく守備の切り替え時の集中力の欠如で失点している。2点目のフリーキックのクイックリスタートもそうだし、ヘディングのこぼれ球のカバーをかっさらわれたのもそうだった。

 

決めておくべきときに決めて、決めたら集中力を高く保って身体を張ってボールを奪う。これが今年の東京の理想系なのだが、なかなかそうはいかない最終戦だった。

 

ホームの浦和は、スターティングメンバーを見て少しがっくり来た。チーム得点王の興梠がいないのだ。細かい一瞬の動き出しが売りの彼のプレーはスタジアムで見たほうが気づきが多い。久しぶりのプレーを見たかったのに残念だった。

 

興梠の不在に代表されるように、この日の浦和は水曜日の天皇杯を控えてターンオーバーをしていた。この日の東京戦に勝ったとしても5位でリーグ戦順位でのACL出場には届かないため、土⇒水⇒日と過密日程となる天皇杯に水準を合わせているわけだ。

 

とはいえ、浦和は浦和。

 

この日出場停止から空けた10番でキャプテンの柏木が左足で演出をするし、守ってもときには1トップ状態になって引ききるし、東京が攻めあぐねて後ろにボールを戻す際はそこから前にプレスをかけてそのままショートカウンターにするシーンもあった。ディエゴと槙野の勝負は見ごたえがあったし、この日初めて観た柴戸も攻守にエネルギッシュな選手だった。ただ、サイドの攻防は東京のサイドバック側に質的優位はあったよなぁと悔やんでみる。あとでDAZNで見返したらそうでもなかったのだけど。上で書いてたピッチの俯瞰もわかるって体感はなんだったんだ。

 

最後には今シーズンで引退する平川にサービスタイムを与えて試合終了。いろんな意味で浦和の「厚さ」を感じた90分だった。

 


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ただ、「ACLもいいがそろそろリーグを獲ってくれ」というのがサポーターの本音らしい。

 

せっかくなので、試合終了後には少し残って平川の引退セレモニーを見ていくことにした。

 

大型ビジョンに映される動画、サイネージを流れる彼の名前、そしてゴール裏のメッセージとビッグユニフォームとコレオグラフィー(コレオは僕たちが退場後、平川がゴール裏に差し掛かった瞬間に発動したらしい)。

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大卒後この日本を代表するクラブ一筋17年やることがとてもすごいことなのはわかるけれど、代表キャップはない選手。でも、このクラブが浦和レッズになって以降獲得したすべてのタイトルに貢献した選手。それがこんなに盛大に送り出されるなんて、やっぱり浦和レッズはすごいクラブだ。ちょっと悔しいけど。

 

「サッカー選手だと、こんなふうに卒業公演をやってくれる機会、そうそうないんですよ」

 

アイドルヲタクの知人にそう説明しながら浦和美園駅までの肌寒い道のりを歩いて帰った。

 

 

アイドルには必須な感情、だと思ってた。

2018.11.28. Tue.
SKE48 チームS 「重ねた足跡」公演 岡田美紅生誕祭
SKE48劇場

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「私は、嫉妬という感情が嫌いです。嫉妬を抱くのも、抱かれるのもめんどくさい。ずるいという言葉が好きじゃないんです」

 

こんな言葉をまさか生誕祭の場で聴けるとは思わなかった。

 

岡田美紅さんが出る公演か、セットリストが替わったチームKIIの公演に絞ってほぼ休日に絞って投げていたら、およそ半年ぶりのSKE48劇場公演になってしまった。とはいいつつ、諸々の配置などの記憶はやはりここが一番勝手知ったる感じなので、身体には残るもんだ。

 

ビンゴ運はむむむな15巡。一見立ち見最前は埋まっていたように見えたので、そちらのみなさんにお任せして座りの最後尾からやるぞと思っていたけれど、回ってみたら下手側の立ち見が1人分だけ空いていた。その横の知人に滑り込ませていただく。

 

生誕企画で驚きの40連コール(しかも1曲目!)があり、冒頭から声が出なくなった(笑)。去年の劇場デビュー半年も経たないうちには「私のファンはおとなしい人が多いから」とSHOWROOMで言っていたのが嘘のよう。この半年くらい自己紹介では「ヨロシクオネガイシマース!!!」と喉がつぶれそうなくらい思い切り叫ぶようになった美紅ちゃんが、「コールたくさんして盛り上げてくださいね」とメールやら影アナで言うんだもの、ブチ上げたいですよ、そりゃ! 

 

1曲目の『Gonna Jump』から飛ばしていったん喉が潰れて、そのあともそのまま声を出し続けていたら、ユニットパートの終わりにはいよいよコールができない瞬間が訪れた。今までも何度も生誕祭だからと気合い入れてコールで叫びまくったことはあるけれど、こんなのは初めてかもしれない。まだここまででセットリストの約半分なんですもの。

 

そして訪れた生誕祭のスピーチ。急に屈み込んで何を始めるのだろうと思ったら、なんと靴からスピーチ用の原稿を取り出した。前週の握手の際には「まだ何も準備できてない。どうしよう!」と言っていた何枚も重ねたその言葉は、ほぼ眠らずに書き上げたらしい。

 

その中で話していたのが冒頭のフレーズ。

 

akb48.blog.fc2.com

 

僕も気づけば長くこの大人数グループアイドルを見続けている。アイドルをやる子たちは自分が一番というプライドをどう口頭で表現していても隠せないし、だからこそ嫉妬の感情が深いし、そもそも自分がかわいいと思っている女の子の集団なわけで、そりゃあるだろうという。ときには僕らにははっきりとは見えない形で黒いものとして漏れ出てくる。それがわかるようになってきた。そしてこれはAKB的な底からの上がり方に重要な感情で、総選挙で普段の人気や推され度合いを超えてヲタクに押し上げさせるのは、この感情の吐露をうまいようにやることが必須要件になってきている。あいつなにくそ、という悔しい想いを報わせれてあげるために、ヲタクが立ち上がるわけだ。

 

ただし、この感情に付き合っていると、疲れる。充実感があったとしても、反動がしばらくするとやってくる。正の感情がないとまでは言わないけれど、どこか無理をしてしまう気がする。もしかしたら個人的な事象なのかもしれないけれど。

 

そういった嫉妬であったり負の感情をエンジンにすることはしないという宣言したのがこの日の生誕祭での美紅ちゃんだった。

 

悔しさをバネにしたエンジンで動いているのが今のSKEという言い方もできると思う。ヲタク側もそれに反応しやすい人がそろっているからこそ、嫉妬的な思いを吐露しない場合は、「そういう話をしたほうがいい」という思惑と指摘が生まれる。これは、メンバー側にあっても生存戦略としてそうだし、ヲタク側もその生存戦略に乗る"べき論"になりうる。

 

48グループの中でも特筆してこの文化が発達したSKEにいる中で、上を目指していこうとする彼女が嫉妬の感情との決別を宣言したということは、本当に覚悟のいることなんだろう。当事者ではない自分には計りかねないが、とても大変なことだということくらいはわかる。

 

モノマネをはじめ、グループ内にはライバルの少ない独自の道も切り開こうとしているところだし、他とは違う歩みを進めているという意味でも、実感も少しずつ持ててきているのかな。

 

そこに、ほんの少し(…0.1ミクロンくらい?)でも貢献できていたのなら、応援していてよかったと心から思う。

 

 

Stand by you(TYPE-A)(通常盤)(CD+DVD)

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最前ってこんなに迷いがあるもんだっけ。

2018.11.14(水)
AKB48 チームK 『RESET』公演
@AKB48劇場

 

noteにも書いたようなSKEを推す気持ちにモヤモヤがあったところ、AKBでの推しとしてやっていきたいなと思っていたところでの庄司なぎささんが突然の即日卒業。

生誕祭が当然開催されるものと思っていたため、投げれば比較的当たりやすいはずの『アイドル修業中』公演も我慢していたわけです。突然の卒業すぎて、やり場がなくなってしまった気持ちをどこかにぶつけてみたいな、新しい推しが見つかるかな、と投げてみたのが、この日のチームKの『RESET』公演だった。

 

【出演メンバー】

市川愛美小田えりな下口ひなな野澤玲奈・武藤小麟・武藤十夢茂木忍・安田叶・湯本亜美横山結衣・岡田梨奈・勝又彩央里・小林蘭・末永祐月・長友彩海・永野恵

11月13日(火)・14日(水)の公演メンバーのお知らせ | AKB48 Official Blog 〜1830mから~ Powered by Ameba

 

悩んだ末、「彼女が出るはずだった」セットリストは避けることにしてみたら無欲の当選。しかもなんと、1年半ぶり以上の1順入場…。無欲って怖い。最前ドセンの下手側横、0.5~1くらい。やはり近い。昔公演を観たことのある先輩メンバー、『アイドル修業中』公演でよく観ていたメンバー、最近デビューした研究生メンバー、いろんなメンバーをたくさん観察できて面白かった。

 

ダンスの得意な子たちも多いこの日のチームK。今日出ていた子たちの中では、市川愛美ちゃんのパフォーマンスが好きかな。まなみんのパフォーマンスには、「アイドル」としてのてらいはなくて、そこをやりきってくれるのがいい。湯本亜美ちゃんはそこにもう少し照れのようなものがあるし(それがいい)、横山結衣ちゃんは自分の世界への入り込みが強い(それもいい)。

 

トークでは、昨夜YouTubeで卒業発表をした野澤玲奈ちゃんが活き活きとしていた。卒業発表が終わると憑きものが取れたかのように綺麗になるという話はよくあるけれど、それがトークにも表れる姿は新鮮。JKT48から移籍してきて、まだコミュニケーションがしっかり取れてない頃の公演の古臭いイメージもあったので、より楽しく彼女のMCを聞けた。こんなに楽しくマシンガントークできるんだなって。

 

トークの回しという意味では、この日のリーダー格の武藤十夢ちゃんが自覚がしっかりあって頼もしく見えた。研究生のアンダーも多くまとまりに欠けがちなトークをハキハキとつないでいた。曲中は風格のある凛々しい表情が印象に残っている。

 

自分が入った『アイドル修業中』公演では観ることができなかったドラフト3期生を観るのもすごく楽しかった。同期の中では最年少の末永祐月ちゃん、パフォーマンスも表情もまだ固い、初々しさが強いメンバーなのだけれど、MCや曲中で先輩に触れられるときに一瞬見せる柔らかい表情を見るとこちらもなぜだかホッとする。いい先輩たちに恵まれたなと思う。そしてこれは意外だったのだけれど、まだ若い永野恵ちゃんが魅力的な表情をするのが『毒蜘蛛』や『夢の鐘』なのですよ。かわいい曲ではなく、大人っぽさも必要な曲での表情がとても美しい。この子はさらに美人に育つぞ。

 

そうそう、『夢の鐘』が一番観ていて面白かったかもしれない。こう書くとAKB推しの人に怒られるかもしれないけれど、ひと昔前のAKB劇場は少し緩めのところもあったと思う。今劇場に立っている子たちは(多少のムラはあれど)ステージにしっかり立とうとしているんだなというのが伝わってくる。なんというか、公演が自分たちのものだという実感がおそらく持てているのだと思う。この日は後輩メンバーも多かったので一体感を曲中に出せるわけではなかったけれど、そのぶん、『夢の鐘』のように個々が入り込むシーンが多い曲ではその強さが出ていたように感じた。

 

……くらいにはすごく興味を持って観察できていたし、最前真ん中でこういう観察をしていたらメンバーと目が合うことも場所の割りには少なく。というのを2曲目くらいで気づいてしまいましたよね(苦笑)。

 

そう簡単には『引っ越しました』とは行かないようで。

 

ただ、やっぱりいまこの劇場に立つメンバーたちは面白いと思うので、ゆっくり焦らず、投げたいときに観てみたいセットリストの公演に応募してみようと思う。

 

 

54th Single「NO WAY MAN」<TypeA> 初回限定盤

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ゆるやかな楽しみと「これしかない」ってセトリを海の冷たい風に。

2018.10.14(日)
SKE48 LIVE in LAGUNA
@ラグーナテンボス・ラグナシア ジョイアマーレの浜辺特設ステージ

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前泊豊橋アリよりのアリ

前夜は大阪・難波でのNGT48チームG出張公演から移動して豊橋で前泊。今よりもSKE推し度が濃かった頃の仲間というかアイドルヲタクとしての大先輩だったり、もうすぐ卒業してしまう矢作有紀奈ちゃん推しの豊橋のヲタクと呑んだりして有意義だった。豊橋駅、新幹線口側のガード脇がよさげな呑み屋が増えている。知らなかった。


夜は昔の下宿みたいな安宿(でもシャワーは各部屋にある)で眠って、ゆっくりと蒲郡へ。正月の蒲郡ライブは出勤しなきゃいけない日だったので、この日がラグナシアは初めて。

 

といっても親戚がこのあたりに住んでいるので、まだハウステンボスが経営参画するだいぶ前の小さい頃、ラグーナには来た記憶がうっすらとはある。そのときとはだいぶ違ってはいるようだ。

 

メンバーとたのしむゆったり休日の昼

昼すぎからゆったりと推しメンの岡田美紅ちゃん考案のチーズホットドッグを食べたり、メンバーとアトラクションが楽しめる抽選券つきのグッズを買ってみたり。リハーサルに入るメンバーを眺めてみたり。ゆったり楽しめた。

 

お昼は合流した仲間といっしょにピザを頬張りながらビールやワインを飲む。本当にまったりした休日である。


遅めのお昼ご飯で腹もふくれたところで、メンバーが物販ブースに登場したことを知り駆けつける。もう入らないと思っていた胃袋を無理やり空けて、笑顔でサワーとホットドッグを頬張るの巻。

 

続いては抽選に当選したSKE48 360°シアターへ。SKE48の選抜メンバーといっしょに3Dの体験ができる。いっしょに入ったメンバーの後ろで観ていたのだけど、いろんな角度から飛び出してくるメンバーの姿にキョロキョロしていて面白かった。

 

 そろそろライブも開場の時間というところだけど、番号は遅いものなのでいいやとメンバーとコースターに乗れるという権利の人たちを眺めることに。捌けてくるメンバーをすぐ目の前で見れて、これが意外と楽しくって。ジェットコースターが苦手なメンバーだったり、憧れの先輩と隣に乗って高まってしまったりと、普段はテレビ越しでしか観られないようなメンバーの表情が間近に見れて楽しかった。

 

後方で楽しく自由に、いや好き勝手に

そうこうしているうちにライブへ。追い越しや不正がまかり通りそうな整列方式には疑問を感じながらも、今日は後ろで楽しくやれればいいやと割り切って入場。

この日も整理番号は3,200くらいまで出ていたそうだけど、おそらくは2,000~2,500くらいの実数だったと思う。4,000以上入りそうなスペースは半分より後ろはスカスカではありました。

 

そのスペースをdisるネタのために言いたいわけではなくって、たまたまいい番号が取れなかったのなら、もう割り切って後ろだからこそできることをやっていた。自分は周りを観ながら「コールしなきゃいけない」というよりも、「コールするぞ!」っていうある程度のフリーさもあったほうが突き抜けられるみたい。コールのしすぎて声が枯れた。ついでにひざまずきケチャなんてSKE現場ではやったっけなっていうこともやっていた。

 

 「これしかない」セトリ

ske48matome.net

 

セトリはこんな感じ。

 

全オリジナル公演のユニットをやりきって、今のチーム曲で畳み掛けて、終演という流れ。今のSKEヲタなら、コール入れやすいのはこの流れしかない。気を利かせて過去にSKEで馴染んでない曲を入れたり、コンセプチュアルなアレンジを入れても戸惑ってしまうのが今のSKEライブだとは思うので、このくらい真っ直ぐすぎるほうがいい。10周年というコンセプトもあいまってよかった。

 

今ならではのSKE現場の楽しさ

カメラの櫓がど真ん中にあって後方からは視界を塞ぐ形になってモニ観度が高くなったのが不満と言えば不満だったけど、後方の割りには出来上がることができたし、スッキリできた気がする。その夜は豊橋に泊まってそのまま出勤したのだけど、よく眠れたし。

 

コアなヲタクやメンバーの熱量ほど、オールスタンディングのライブに人が集まってはいない(この前のZepp Divercityレポ参照)SKEだけど、だからこそゆるく、来たヲタクもガッツキすぎずにいられるからこそそこそこおいしく楽しめる現場だなってのは確実にある。

 

昔に比べてフットワークが軽く足回りの小さい仕事をたくさんできるようになった、ここ数年のSKEの表れでもある。

 

今ならではのSKE現場の楽しさはこういうところにあるなと改めて感じた蒲郡遠征だった。

 

あ、新曲の予約は始まってるのね↓

タイトル未定(TYPE-A)(初回生産限定盤)(CD+DVD)

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久しぶりのNGTはまさかの難波

2018.10.13
NGT48出張公演 チームG『逆上がり公演』(昼)
NMB48劇場

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まさかの大阪での当選、そして最前

もともと翌日のSKE@ラグーナ蒲郡は決まっていて、前日をどうするかというときにチーム8のツアーが最近気になっていた三重県代表が主役の公演があるということで狙っていたのが落選。そんなところで「どうせ西に行くし、最近NGT劇場行ってないし、『逆上がり』は一度観てみたいし投げるか」と投げてみたら見事当選だった。久しぶりの夜行バスで梅田まで出て、カフェや大阪の街をゆっくりしながら劇場に入場。

 

91番という絶妙な番号(NMB48劇場はビンゴによる入場抽選がない)だったにも関わらず、下手側通路を回ってみたら通路外のブロックの最前の内側角が空いていたので着席。年に1・2度しかいかないNMB劇場でも、そこが空きがちなのは知っていた。やはり出張公演ということもあって、難波に慣れているヲタクが多かったわけじゃないようだった。実際にNMBをメイン推している人はどの程度この出張公演を観に来ていたんだろうなと気にはなり始めた瞬間ではあった。

 

臨場感のある「緊張」と「NGTらしさ」

公演が始まると、『逆上がり』ではおなじも寸劇。今回はベタベタしすぎて苦笑いするほどの大阪弁を誇張させた寸劇。そんな中にも、現チーム体制では初・そして土日4公演のうち最初の公演ということ緊張感も序盤まで伝わってきたのがとってもよかった。前日入りしていたメンバーがほとんどだったであろう中、特に平日は多忙な中井りかちゃんがネタとしてのブーストも加味してのヘロヘロ感がとても刹那な感じがした。きっとホームの新潟のNGT劇場では味わえない感覚だったと思う。ここを強めに感じられたのも、角度がないとはいえ最前を取れたからだ(適宜このアピールをしていこうと思う)。

 

NGTのメンバーは、客席への反応にセンシティブなことが特徴だと僕は考えている。ダンスがどうだというのももちろん意識としてあるとは思うのだけれど、ものすごく客のことを見ている。それはこれまた久しぶりにNGTを観た夏のテレ朝の「SUMMER STATION」でも感じたこと。個々のダンスはものすごく練度が上がっていくけど、それはまたSKEやNMBのそれとは変わってくる。

 

わかりやすく言うとつまり、レスを送ってくれるってことだ。

 

だから、この日の出演メンバーには認知のない僕は、受け身ではないアクションを取ってみることにした。いつも以上に振りコピをしてみたり、少し大げさにケチャを送ってみたのだ。そうしたら、反応をくれる。端っこだろうと、いや端っこだからこそ遊びが出てくるのだろう。大変ありがたい。特に、何度も視線で遊んでくれた本間日陽さんや、大げさなケチャをお互いに送りあったあとにGJサインをくれた中村歩加さんには大感謝である。

 

目当てのドラフト3期

と、最近の人気メンバーに遊んでもらいながらも、この日の目当てはドラフト3期研究生でもある。この公演では5人のD3研究生のうち2人が出演していた。ドラフト1期生からAKB48グループドラフト会議を割りと観ている身としても、やはり一度は劇場で観たかったのだ。

 

藤崎未夢さんは候補生当時から気になっていた声がやはり特徴的。細身で長身の身体にふわふわした雰囲気とアニメ声が印象に残る。まだ先輩たちに気圧されている感じもあるといえばあるけれど、場数なんだろう。NGTの際立った子たちに負けない個性派になると思う。

 

そして安藤千伽奈さん。候補生当時からアイドル性高い子だとは思っていたのだけれど、この日は”スマイル”的な意味での方向以上に、まだ余裕がなくても今立っているそのステージに懸けていくという「ライブアイドル」的な要素を強く感じさせてもらった。僕が何年も48グループの劇場に通いたいなと思い続ける理由の1つがこういうものをまだ観れると感じるからでもある。ベテランのメンバーになるとめぐり合わせによっては慣れと緩みが紙一重の日に当たってしまうこともあるけれど、研究生だとまだ余裕がないのもあって、それが素直に出てくるのが好きだったりする。この日はそれを千伽奈ちゃんに感じられてとてもうれしかった。

 

アンケートではこの千伽奈ちゃんと悩んだけれど、前述の通り端っこでは自分と遊んでくれつつ、しっかりキャプテンとしてトークでもパフォーマンスでもまとめようとしていたひなたんに入れた。

 

公演が終わると、SKE関係のTwitterで出会った人とのはじめての同現場がなぜかこの日の公演で、NMB劇場目の前のたこやきわなかで1杯ひっかけつつひなたんの素敵さを語ったあとに、近鉄特急で名古屋方面へ向かう。

 

あの卒業メンバーの思い出がこんなところで

つらつらと上に感想は書いたけれど、実は一番はアンコールでやった『Maxとき315号』に引き出しにしまっていた思い出を引っ張り出されて号泣だったことが一番の感想。そんなことをTwitterにも近鉄特急から書いていた。

 

現場で初めて聴いた最新シングル『世界の人へ』が、ペンライト主流の48現場では珍しく暖かいクラップで包まれる雰囲気の曲だった。その初体験に感動して涙腺が緩んでるなかで不意のMaxとき。好きだった元NGTメンバーの卒業公演の思い出が蘇ってきた。その思いを紛らわそうと、素敵なイントロの胸の高まりとともにMIXを打とうとしたら途中で声がちぎれてしまうという大惨事。曲中に何人かのメンバーには不思議な顔をされつつ、小熊倫実ちゃんには聖母のような笑顔でなぐさめられた(ような気がした)。

 

いろんな意味で、NGTはステージ上での振る舞いが48グループの中では僕の好みとは少しずれるところはあるのだけれど、想いがねじれているのもあって定期的に観にいかんとな、と思った公演なのであった…。

 

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3年半ぶりの放送局チェキ。

2018.10.07. Sun.
WALLOP 『littlemore.のもう少しあなたを知りたい!!』

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(撮可ライブだったけどいいのは撮れなかったので近くのモンブラン吾妻橋店で食べたハンバーグシチューの写真を置いときます)

 

3年半ぶりの、押上のWALLOP放送局。

 

2014年夏くらいからかな。いわゆる地下現場にも1年くらい通ってた時期があって、その時の推しグループがレギュラーのインターネット番組と定期公演をやっていた場所がこのWALLOPで。当時の推しの卒業公演があったのもここだった。(「地下[アイドル]」っていう表現は好きじゃないけど、「ライブアイドル」っていう表現が暗に48グループは除かれるようなも僕の定義とも違うので暫定的にこれを使います)

 

最後の公演を終えてのチェキ、ループしようと思って並んでいたところ、これまで自分よりももっと積んでいたヲタクを目の前にしたり、それでも…という想いだったり、当時あれこれ言われていた運営体制のたらればを考えてたいたら、もろもろが溢れそうになって、一度目の前の隅田川のほとりに行って気分転換したりとか、そんな想い出のある場所。

 

そんな思い出もあって、実質封印していた感じになったWALLOPに久しぶりに行ったのは、littlemore.の小林みくりちゃんとたまたまめぐり会ったから。ヲタ友が通っている[元アイドルとアイドルトーク]的なコンセプトカフェにいっしょに行った日がもともと所属していたlittlemore.に復帰することを発表した日だったことで、じゃあ行こうということになった。

 

復帰ライブの日はかおたん(松村香織さん)の卒業発表後最初の握手会ということで断念してたので、ようやくこの日にコスパもよさそう(地下の対バンは他に興味のあるタイムテーブルでないと割高に感じてしまう)なイベントが、このWALLOPの放送だったわけだ。

 

littlemore.のもう少しあなたを教えて!! | WALLOP

 

この日の放送の企画は、みくりちゃん復帰スペシャルということで加入から復帰までのグループの足跡を振り返られたのはよかったし、放送後にはライブもあって、楽曲とかヲタクの雰囲気も感じられたのがよかった。やっぱり単独イベントのほうが雰囲気はつかみやすいし、じっくり見やすい。

 

久しぶりの地下の現場で改めて思ったのは、ヲタクとメンバーの距離感が近い。

 

近さを優先するのであれば、地下に流れきったほうがコスパもいいし、10秒もない握手と同じ値段でかなり話せるサインチェキ券買ったほうがいいわけだ。

 

そういう体験をしても、改めて48グループに戻っていった(と言うよりは道を狭めた)のって、そこで感じた「当事者性」は別に地上でも、少ない接触秒数でも、でかいコンサートホールでも、当選が難しい劇場でもやりようとしては全然あるなって感じたからでもある。

 

……というのを、ライブを観て、チェキ撮って思い出した。

 

チェキの撮影はサインの最中は、久しぶりのこういうやつにちょっと緊張してしまったなぁ。チェキ撮るとき近いし(笑)。

 

ヲタクの「当事者性」に少しモヤモヤするときもあるので、たまにそのスケールが違うところにも行っておこうと思った3連休中日なのであった。

 

僕を信じて

僕を信じて

 

 (地下現場に行くと、(なぜか)ブログとか書きにくくなるからその際の更新頻度は減るかも)