2019.05.01.Wed.
SKE48「Stand by you」劇場盤個別握手会
2019.05.02.Tue
SKE48 Team KII「最終ベルが鳴る」松村香織劇場最終公演
(イヤホンケースと岡田美紅ちゃん推しにもらったピックホルダー)
本来なら握手会や、当選していない48G劇場公演については書く対象から外しているんですが、さすがに今回は入れたいと思います。
来る令和の新時代初日、僕はSKEの推し2人の最終握手会を同時に迎えるという、なかなか衝撃的な時代の幕開けでした。
SKEを好きになって少しした頃に好きになったこの道10年目の松村香織さん(かおたん)と、加入して3年目の岡田美紅さん。おそらくかおたんがいなければ長くSKE推しではいられなかったと思うし(7年半くらい)、美紅ちゃんと出会っていなければもう少し早くSKE推しも幕を閉じていたように思います。
グループとしての歴が長くなると、ベテランメンバー推しと若手メンバー推しはよく対立軸の上に載せられます。
AKBブーム当初によく言われたように、「推しの成長を見届ける」のがアイドルヲタクのモチベーションの主だとは思うのですが、それが"推し"にフォーカスすれば以前からのベテランでも見続けること、"成長"にフォーカスすれば若いメンバーを見つけて追っていくことに分かれていきます。
本音のところ、後半数年のかおたんには後者としての自分には刺激が足りないところはありました。その頃に美紅ちゃんに出会ったので、総合的には両者の観点をSKEを観られる位置にはありました……嘘です、メンタリティ的にはかなり後者寄りです。かおたんいわく「ワカテガチュー」でした。
まあ、それはさておいても。長く推してきたメンバーにも気持ちがないわけではないので、しっかりお見送りをしたい気持ちはあったんですよ。なのでいったんワカテガチュー的なメンタリティーは横に置いておいての"卒業見届け隊"だったわけです。そこからの唐突なワカテガチュー退団勧告。かなりのショックでした。(そのときのブログはこちら)
そんな日から1ヶ月を経て、いろんなヲタクと話したり、もちろん当のメンバーさんともお話ができたりして、次に48Gで推していきたいメンバーや、新しい現場も見つけていけると、思っていたよりも落ち着いて迎えることができました。
あまり枚数を取っていなかった握手の振り替えのみだった美紅ちゃんとのラスト。最後に「ステージの上のあなたが本当に好きだった。おかげで2年間推すことができたんだよ!」と伝えたら、『2年間も推してくれてありがとう』と。リミッターのかけ方を知らないほどにがんばりやさんなのに自信をなかなか持つことができなかった彼女に、最後にはがんばってきた2年の実感みたいなものを感じてもらえたのでしょうか。少しはもらえてたらいいな。
早めにかおたんへのラスト握手を終えて、芸能人最後となる美紅ちゃんのお見送り企画へ急ごうとしていたのですが、やはりかおたんの握手も大盛況。隣のかおたんレーンから美紅ちゃんの最後を見送ることに。
1ヶ月ほどかけて気持ちの整理はつきつつあったとはいえ、彼女がレーン前に出てくると、僕なりに彼女を見て走ってきた思いがぶわっと出てきちゃうものですね。
気づいたら号泣しながらコールをただ1人だけしてました。
その姿に、僕と彼女の間にいたかおたんレーンのヲタクはみんな僕を見て振り返ります。(なんだこの人!)の空気。その空気におびえていたら、『前行っていいよ』の声が聞こえてきました。それでも少し遠慮がちにしていたら『いいから行きな』と。ありがたく、彼女の見送りが終わるまでは握手の順番も入れ替えさせてもらいながら、近くで見させてもらいました。
僕も顔出しはしているので、直接知らないかおたん推しにも僕個人の事情が伝わっていたのかな。恥ずかしい想いと、ありがたい想い、いろんな思いに囲まれながらも、美紅ちゃんを見送ってしばらくも、美紅ちゃんへのうれしさもくやしさもかなしさもさみしさも感謝もすべていっしょくたにした涙が止まりませんでした。その間隣にいてくれたヲタ友の方もありがとう。
そこからだいぶ待って、かおたんとようやく握手。こちらも最後のはずなのに、すっかり涙も引いて、かおたんのペースで結局用意してきたことは言わずに「またね!」でまたすぐ会える友だちのようにお別れでした。
最後のお見送りでは「私のレーンに来た人、2人しか泣いてなかった!」なんて取材に来ていた東スポに向けたかのようなネタにして言ってましたけど、正確にはレーンで僕も泣いてはいましたからね!だから3人やぞ! …って思うくらいには楽しいお見送りでした。
その日は美紅ちゃん推しと合流して打ち上げて、翌日は卒業公演を場外から配信で観てかおたん推しと打ち上げて。素晴らしい最終公演を観れなかったのはめちゃめちゃ悔しいし、だからこそその悔しさでヲタクは続けようとは思っているんですけど、何か大きな期間を終えてしまった感はそこから1週間経った今でも残っています。
割と箱推し感を持てていた時期は長いヲタクではあると思っていたんですが、こういう気分にもなるものですね。2人が去ってもSKEには好きなメンバーはいますが、彼女もSKEとして前にいく姿以上に、外の舞台での姿を観に行きたい気持ちが強くて。栄はガチ推しとしては休憩になるんでしょうかね。
ひと息ついて、翌日の鈍行での移動中、ほろっと涙がこぼれてしまった懐メロ。
"いつものキミ"がどの状態の僕なのかはよくわからないですけれど、
ひとまずは自由に思う現場に足を運びたいですね。
そう思いながら、さっそく大阪のハープスター現場に向かうのでした。
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