あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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(たぶん)初めての劇場先頭入場

2019.10.05.Sat.
パジャマドライブ」公演(夜)
AKB48劇場

 

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国内全劇場制覇を密かに目指していた9月に到達できていなかったAKB劇場に少し遅れて当選しました。休み明けの新しい職場での生活で疲れて昼過ぎまで寝て過ごし、ギリギリの時間でのチケット購入になったところ、末尾0でビンゴ1順! 初めて先頭入場することになりました。

 

ステージの0番を左肩にする最前中央上手ポジで観戦。少し間が空いたとは言え、平均する1ヶ月前後で観ているはずの『パジャマドライブ』公演が少し新鮮に観えてきました。250名ほど入るAKB劇場も、花道を除いての死角がないのは中央の最前だけ。ぜいたくな眺めを堪能させていただきます。

 

中央で目にする機会が多いのは、小林蘭さん。最近昇格して自信もついてきているのか、パフォーマンスが堂々としていました。この子のダンスはデビュー当初から好きで、劇場公演のときはいつも観てました。身体をバネのようにして踊りながら、お客さんと遊んでくれるかのように楽しそうに踊っているのが印象的です。ところが、パジャドラ公演になってからは少しおとなしめに調整しているように見えていました。それが少し物足りないようにも感じていたところは個人的にあったのですが、もう1年近くこの公演をやってきていて、今の踊り方にも自信があるように見えました。抑えながらもブレない腰の位置。その安定した基盤から動かす手足の動きは観ていてとても楽しかったです。

 

この日は他にも昇格が決まったメンバーたくさんいたり、先輩メンバーがたくさんいて、一番いい位置でいろんなメンバーを観ることができてとても楽しかったですね。長友彩海さんは、研究生の頃よりも中盤曲では凛々しい表情を魅せてくれつつも、ポップな曲ではさらに進化した楽しそうな笑顔を見せてくれました。

 

そしていま「劇場メン」で女王の座にいる村山彩希さん。とはいえ研究生公演中心に観ていたので、劇場で観るのはものすごく久しぶりで。やはり彼女はずるいですね。彼女自信の凄さ以上に、共演しているメンバーや客席のヲタクたちがそのことを意識していることによって彼女が注目の渦の一つになります。後輩であろうと曲中やMCで絡んでいこうとするし、コールもひときわ大きいわけで。そんな彼女とユニットを組んだ『てもでもの涙』での齋藤陽菜さんがゆいりーに負けない気迫のパフォーマンスだったのが印象的でした。彼女がいると一段と引き上がりますね。

 

アンコールでは最新シングルの『サステナブル』を披露しているわけですが、ここでのセンターはチームBに昇格した佐藤美波さん。これまであまり変えられなかった髪型をアレンジさせて、持ち前の明るい笑顔をこの曲でも観せてくれました。成長して昇格メンバーもたくさん輩出してきているこのパジャドラ公演を象徴しているように感じて、アンケートではMVPに選択しました。

 

 

さて、これだけ特等席で楽しませてもらった公演ですが、お見送りでは認知をもらうほど通っている子がいないのであっさりの通過。知った顔的な子がいないと満足できない身体になってしまいました。ライブとは別にある握手会に通い切る気になってない自分が悪いんですけどねw

 

これはたぶん、ステージの向こう側も同じなんですよね。知った顔を見つけに行って安心することもあれば、逆に知らない顔にも積極的にアピールをしていくこともある。認知もらって通い詰めるほど接触意欲がなくても、後者の楽しみってあったりするんですよね。なんだか最近は48も前者的なスタイルを取る子が地盤を固めていく流れがある気がしますが、後者のスタイルも僕はまだまだ感じてゆきたいです。

 

……とはいえ、そろそろパジャマドライブは終えて、チーム公演で先輩たちを改めて観にいきたいところです(笑)。

 

 

team B 3rd stage パジャマドライブ [DVD]

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実は初めてのatJAM EXPO

2019.08.24.Sat.

@JAM EXPO 2019 1日目

横浜アリーナ

 


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横浜アリーナで開催されるようになって久しい@JAM EXPOですが、意外と(?)これまで行ってなかったんですよね。他のコンサートが裏で重なったり、推しグループがいなかったり。

 

今年も通っている推しは出なかったのですが、せっかくなので行ってみようと1日目のほうだけ行くことにしました。

 

観たステージは下記の通り。

 

さくらシンデレラ@オレンジステージ

ハープスター@オレンジステージ

Jewel☆Neige@ブルーベリーステージ

ラストアイドル@ストロベリーステージ

AKB48フレッシュ選抜@ストロベリーステージ

・TipToe.@キウイステージ

STU48@ストロベリーステージ

HKT48@ストロベリーステージ

△EXPO総合司会高見奈央コラボ@ストロベリーステージ

26時のマスカレイド@ストロベリーステージ

ばってん少女隊@ストロベリーステージ

AKB48 Team 8 @ストロベリーステージ

sora tob sakana@ストロベリーステージ

・uijin@ストロベリーステージ

NMB48@ストロベリーステージ

SKE48@ストロベリーステージ

NMB48SKE48トークステージ

・いぎなり東北産@ブルーベリーステージ

はちみつロケット@ブルーベリーステージ

・ZOC@キウイステージ

※△は休憩しつつ遠目から眺めていたステージ

 

 

こうして並べると、ストロベリーステージ、いわゆる通常の横浜アリーナのアリーナステージに出ていたメジャー級ばっかり観ていたことになりますね。ライブアイドル系ヲタクの方に皮肉テンプレとしてくくられそうな感じです。

 

48Gヲタとしては、急遽追加になったNGT以外の48のステージは観ることができました。それぞれが今対バンにどんなスタンスで臨んでいるのか、ヲタクがどんな空気感なのか、改めて感じることができたように思います。

 

全部書くと切りがないので絞って書くと、これまで観てきた色合いが自分の中でSKEのステージは面白かったですね。ほとんど外部のコンサートではやらない『兆し』をやるとは思わなかった。静観モードだったのをやめて振りコピ行進モードに変更しましたもん。途中のウェーブ等は不要だったかなと思いつつ一番好きな夏曲『ごめんね、SUMMER』が観れて満足。

 

最近改めて思うんですが、SKEのライブ現場に来る“おじさん”たちのソリッドなコール、ソリッドな分だけ、移り変わっていくライブアイドルのコール文化の中で異質なものとして際立っている気がします。大きな昔ながらのコールが、横アリに迫力大きく響いていました。

 

対照的に、数年前にライブアイドル界隈で発展したコール文化の一部を逆輸入する役割も担っていたチーム8のステージは客層もおとなしめでパフォーマンスもダイナミズムが小さくなっているような印象を受けました。

 

以前ほど各都道府県でのオープンライブが少なくなり、AKB48本体との兼任も時間が経過したいま、追加メンバーオーディションを行うチーム8が存在する意味のようなものを考えてしまいそうになります。

 

 

…と、48のことをメインに観つつも、いくつか印象に残ったグループも観れてよい1日でした。

 

まるで横アリワンマンに来たかのような「僕語り」をしていたuijinの盛り上がりと楽曲が楽しかったし、最後の力を振り絞って4Fのキウイステージまで行ったZOCはヘラヘラしたようなMCから急激にアクセルが踏み込まれたキラーチューン『family name』はズルかった。

 

翌日には48グループに代わり坂道シリーズが出演して、TIFと同様に超メジャーグループがたくさん集まるようになった@JAM EXPOですが、そのメジャー間での気づきはまだ僕個人の中では橋渡ししてくれる形にはなっています。このジャンルがジャンルとして続く限りは、シンボルとして続いてほしいイベントです。

 

来年は東京オリパラと期間が重なるTIFや@JAM EXPOで開催は微妙。再来年以降のアイドル界隈はどんな風景になっていくんでしょうか。

 

 

@JAM EXPO 2019 OFFICIAL BOOK

@JAM EXPO 2019 OFFICIAL BOOK

 

 

 

モヤみもありつつ続くに越したことはない。 - TOKYO IDOL FESTIVAL 2019

もう惰性的な部分も大いに含みながら、今年もTIFに行ってきました。

 

今年はお目当てのグループ・メンバーが出演確実だろうと思っていたところで出演しなかったのでちょっとしょんぼりめで突入したものの、野外のライブは割りと好きなのもあり、最終的にはなんだかんだと楽しめましたね。

 

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行程と各日の雑感

1日目

<HOT STAGE>

HKT48

AKB48 Team 8

<SMILE GARDEN>

佐々木彩夏ももいろクローバーZ

アイドリング!!!

HKT48

NMB48チームBII

predia

東京女子流

乃木坂46 4期生

<SKY STAGE>

・真っ白なキャンバス

・Leo-Wander

・開歌-かいか-

・Someday Somewhere

・LaLuce

・chuLa

神宿

・Lily of the valley

・QUEENS

放課後プリンセス

 

48関連は、HKTがSMILEよりHOTのほうが時間の関係もありよかったのが印象的。NMBは今のBIIが若手選抜的な意味合いがあることを改めて目の当たりにしました。チーム8はオリジナル楽曲のみにして内向きなステージだったことに、チーム8の今のAKBでの役割の変化が感じられました。

 

10周年で復活ステージがあったアイドリング!!!FC東京好きとしてはうれしい『サマーライオン』やもっと懐かしい曲を懐かしいメンバーで観れてうれしかったのですが、3日間終えて思い返すと、かつてのホストグループのステージも意外と1ステージでしか消化されていなかったような印象になったのが逆に興味深いです。

 

「せっかくだから」と後方で観ていた最後の乃木坂4期生にときめいたのが自分でも意外な初日フィナーレ。おそらく、映画を観ていたのが布石にもなったんでしょうね。清宮レイさんが気になっています。

 

2日目

<SMILE GARDEN>

・NGT48

・ラジオ体操

STU48 青い向日葵/瀬戸7

・桜エビ~ず

・たけやま3.5

LinQ

・IDOL SUMMER JAMBOREE Day2

AKB48 2029 ラジオフレッシュ選抜

純情のアフィリア

まねきケチャ

・夢みるアドレセンス

・IDOL SUMMER JAMBOREE ACOUSTIC

・日向坂46

<DREAM STAGE>

スターダストプラネットスペシャルステージ

・Lily of the valley

<FESTIVAL STAGE>

STU48 せとまいく

 

この日も48中心。急にオープニングアクトに入ったNGT48は、相変わらず何をやっても文句を言われてしまう始末。警備員ではなく警察が配備されているとツイートしたところ、思った以上にRTされてびっくりした。

 

 

NGTのパフォーマンス自体は緊張でガチガチさもありながらも、とても真摯だったと思います。陰謀論めいたものもたくさん飛び交ってますし、そのうち何割かは真実に近いんでしょうが、この日ばかりは観といてよかったと思います。観てから何か言いたいところです。

 

他の48関連ステージだと、せとまいくのパフォーマンスが素直だったのと、瀬戸7の新曲が好みだったことでしょうか。どちらでも出てきた甲斐心愛さんの煽りが愛らしくていい。AKBフレッシュ選抜は、今の若手の充実度を改めて理解する一方で、大きな盛り上がりへの意識は大きくないのかなとも感じたり。どちらの面も今のAKBの表出なのでしょう。

 

フレッシュ選抜のあたりからは、いま爆発的な人気の日向坂46まで後方から観ていたのですが、まねきケチャでは柵の後ろで弾けたがる若者だったり、楽しみにしていたアコースティックライブの最中にキャッキャ雑談してくれる日向坂待機勢に遭遇したり、今の「フェスっぽい」TIFの象徴を改めて感じたり。ムッとすることもあれど、ステージとその盛り上がりはやっぱり楽しかったです。

 

3日目

<HOT STAGE>

・えのぐ

SKE48

・monogatari

<SMILE GARDEN>

・≠ME

<DREAM STAGE>

・たけやま3.5

・夢みるアドレセンス

STU48 STUDIO

<FESTIVAL STAGE>

・君の隣のラジかる

<GREETING AREA>

・たけやま3.5

 ※一部しか見れていないステージも含む

 

そろそろ体力的に限界になるも、2日目に観た、たけやま3.5からスタート。ボーカルの武田雛歩さんがルックスもスタイルも声もいい。TIFで初めてチェキを撮りました。観るステージ減らすくらいだったら物販はって意識だった自分がこうしたのも、TIFのある種の移り変わりを自分のなかに投影していたのかもしれないです。

 

ここ数年の主目的になっていたSKEは、推しがいなく距離を少し遠ざけているなかで観て新鮮でした。そんな視線でもかなり会場を盛り上げていたように思います。ダンスと煽りも爆発的になってきたもんだなぁと今さらながらに気づきました。続いて観たmonogatariとあわせて、疾走感をとても感じたステージでしたね。逆にこの日とても楽しみにしていたSTU48のSTUDIOは、ダンスシーケンスを野外ステージでそのままやってしまって、もったいなかったように思います。

 

「かわいい」で言うと、お姉さんの=LOVEと指原プロデューサーの後方から『見とくか』ぐらいだった≠MEのキラキラ感に圧倒されました。デビュー発表からは少し時間が経っての初ステージなだけあって、キュートさが仕上がっていましたね。素材的にもすごい子たちが集まっていることを感じました。

 

改めて振り返ってみる今のTIF

僕が始めてTIFに来たのは2012年。当時ライブアイドルブームが全国的に走っていた時期。それをいろんなメディアで知り、また推しのSKE48が出演するということで行くことを決めた年でした。

 

品川のステラボールからお台場に移って2年目、「メジャーアイドルフェス」へのギアの1段目を上げていた頃でしょう。それでもこの年は前年のDorothy Little Happyに続いてローカルアイドルたちが「見つかり」に来ていて、LinQNegicco初TIFを目撃した思い出があります。Negicco「去年は梨の皮むき大会に出ていて出られなかったんです…」って泣きながら喜びを語っていたのをよく覚えています。

 

この頃からのTIFは、アイドリング!!!バニラビーンぱすぽ☆あたりのメジャー系ライブアイドル(!!!がライブアイドルかと今改めて考えると宙に浮く気はしますが)を軸に、その上の「天空」も混ぜつつ、ローカルアイドルや「楽曲派」的なグループが入り混ざっていた印象です。僕が行き始めた頃までの「アイドル見本市」の時代にそのブランドを作り、今でもそれを活用しているのだと思います。

 

僕が行き始めた頃はまだ当初の手作り感を大事にしていたようにも思いますが、徐々にそれだけでは立ち行かなくなるもの。そのことに言及した歴代プロデューサーもいました。フジテレビという大きな営利企業がそれなりに大きくやっているイベントですから、収益性も次第に求められるのも当然のこと。

 

今ほどライブアイドルブームが落ち着く少し前から、坂道グループを呼び始めたりするなど、大規模動員が見込めるグループを多く呼びはじめました。指原さんがチェアマンに就任したのはその象徴と言えるでしょう。また、夏のTIF本番だけでなく、地方や夏以外にもTIFを冠したイベントをやっていったり、各種サイトを経由した課金イベントを行ったり。出場権やメインステージの出演権をかけたイベントは、TIFが築いたアイドルイベントブランドの高さを収益化する上でわかりやすい変化の1つです。

 

結果として、現在ではキラキラ感の強いアイドルフェスになってきました。J-POP界隈で言うと、ROCK IN JAPAN的な立ち位置になるんでしょうかね(毎年裏で重なるのもあって行ったことはないんですが)。かつてのホストだったアイドリング!!!の再結成ステージを観ながら、あの頃との変わらなさを彼女たちに感じた一方で、今のTIFにない雰囲気で新鮮ではありました。

 

この変化も、さみしい思いもあるにはありますが、なくならないに越したことはないんじゃないかな、というのが今の思いではあります。というのも、ジャンルも経年すると細分化してそれぞれが独立化していきつつパイが少なくなってくると、ただただパイが薄くなっていくばかりだと思うのです。

 

まあ、こんなことを言っていられるのもまだ48グループをヲタ活の中心に置けている自分だからだとも思うのです。たくさん出てるわけですし。

 

48と相性がよくはないフェス

一方で、野外のSMILE GARDENを中心に、「少しくらいやんちゃしてもいいフェス」いや、「BONDSとの駆け引きを楽しむフェス」的な側面も強くなってきているのも一方であります。これが、たぶんいま48グループにいるヲタクの大多数とはあんまり相性がよくはありません。

 

もっと言うと、今はオールスタンディングのライブ会場に来たいと思う48ヲタクの人は少ないように感じる機会も増えました。同じような日時の条件でTIFほどやんちゃさのないイベントでも、ホールクラスでは落選多めで、Zeppだと全当で入ってみたら椅子が置かれているということもあるとか(僕も一度経験してびっくりしました)。

 

動員が期待されている中で、相性の悪さのある48グループの位置づけが今後どうなっていくのかは、近い位置づけで48グループが多く呼ばれている@JAM EXPOなども含めてブッキングがどうなっていくのかは注視してみたいところです。

 

個人的には、呼べないほどのピークから少し落ちてきて好きなスタンディングライブでのお祭りを楽しめるようになってきたこの数年だったところが、「フェス的な盛り上がり」との相性のよくなさを感じる部分もあったのが今年のTIFでもあり。なかなか複雑な気分ではあります。

 

 

ひとまずは、続く限り、そして興味のあるグループが出演してくれる限りは観に行くんだろうとは思っています。僕の「ライブアイドル」の原点に近い位置づけでもあるので。これもTIFのブランディングの成果の小さな一部なんでしょうね。たぶん。

 

僕がめて行ったTIFの様子が収録されています↓

 

本店D3推し以外のみなさまも、ぜひご査収ください。 - 2019.07.21(昼) AKB48研究生『パジャマドライブ』公演

2週間ほど前に観に行ったパジャドラ公演では、今のAKB研究生はいつ昇格してもいい充実っぷりをしてると感じていました。

 

そのときには、しばらくはこの子たちを観なくてもよくて、遠くはないであろう千秋楽のときに取っておこう……なんて思ってたんですが、土日で予定が空いていれば投げたくなるのが劇場公演大好き勢の性というものです。

 

立ち見か、座れても上手の柱の外が多かったのですが、この日は7順でギリギリで3列目の中央上手端の席が空いていたので着席。今までそこまで見られなかったユニット曲や歌唱メンバーの表情がとてもよく見えました。

 

振りコピしていると好奇心のあるメンバーは気づいて視線もいただけますしね。今日はいつもに増して楽しくアイコンタクト取ってくれるメンバーが多かったような気がしました。

 


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アンケートはこんな感じですが、非常に悩みましたね。だってどの子も充実してるんですもの!

 

パフォーマンスは前回感じたように、それぞれのメンバーがこの『パジャマドライブ』のセットリストでの自分の表現をものしていていて、それに自信が出ている子も多いんです。

 

今日はようやく近くで観られた『純情主義』のセンターで腕から腰にかけてのラインのキメ方がカッコよかった大竹ひとみさんをベストパフォーマンスに1票。

 

最後の『白いシャツ』でも楽しく観てたら(楽しいね☆)と言いそうなウインクをいただいちゃいました。デビュー直後はよくも悪くも肩肘張ったステージだったところから、力を抜くのも覚えて、いまはとてもいい塩梅なんじゃないかと思います。

 

お見送りでも「純情主義かっこよかったよ!」って伝えたら喜んでくれました。

 

ベストMCは本田そらさんの楽屋でのモノマネがウケてうれしそうに繰り返していた古川夏凪さん。

 

そして、MVPはトークで岡田梨奈さん。

 

上述の古川夏凪さんとのトークでのツッコミやフォロー、他のトークでの場面展開でのフレーズの挟み込み方など、僕が観るパジャドラ公演では、研究生は「岡田梨奈のチーム」だと思うくらいに彼女の配慮が行き届いているように感じます。表現への力強さもものすごく増しましたし、それを磨くストイックさと、特に年少メンバーへのやさしさも感じたりします。

 

アンケートには書ききれてないですけれど、初期のホッピングジャンプからアイドルらしいダンスを回ってからの今また客席と遊んでくれる小林蘭さん、強めの表現のときに前を見つめる瞳がとても力強い吉橋柚花さん(実はいま、チケセンの推し登録は彼女です)、16期公演時代から比べるとすっかり別人のダンスをしている本間麻衣さん…などなど!

 


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いま本当に、AKBの研究生公演は充実してると思うんです。

 

月に2度も公演に当たってしまうのも、うれしいことではあるですけど、それでいいと思えるのは「まだまだこの子たちを観続けたい」と思うときであって、今は「もったいないので投げてない人に見てほしい」になるのですよ。

 

関東在住の姉妹グループ推しで、最近はAKB劇場に入ってないっていう方、もしいらしたら、今のこの子たちぜひおすすめですぜ。

 

team B 3rd stage パジャマドライブ ~studio recordings コレクション~

team B 3rd stage パジャマドライブ ~studio recordings コレクション~

 

 

 

水夫復活3日目の立ち見

 

2019.05.15.Wed.

AKB48研究生「パジャマドライブ」公演

@AKB48劇場


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水夫は嵐に夢を見る』を置きみやげに復活させた播磨七海さんが去ってから2回目のパジャマドライブ公演。投げれば割りと当たるこの公演に投げるうちにAKB劇場では「パジャドラおじさん」になろうと思っていた僕も、他現場が少し落ち着いてパジャドラおじさん復活です。

 

発券すると、チケット番号は末尾0(ビンゴ待機列先頭)。だったのに、残念ながら21順でした。気負いすぎました…。

 

少しげんなりしながらも、上手の一段上がった立ち見の柵前が空いていたのでそこを確保。中央も観える視界自体は確保できたので何より。

 

ただ、近くで観ようとしていた心の準備とのギャップは埋めきれず、最初の数曲までは乗り切れずな部分もあり。ただ、ユニットで気合い入れてコールしてみたりしてなんとか高まってきました。

 

トークパートは、なんだかんだ播磨ちゃんが年少ながらもまとめようとしていたところの不在も感じて、今の研究生には渦の中心になりうる存在が足りないかなとも思ったり。

 

そんな中で、『○○狩り』のお題で「エビ狩り、気にぶら下がったエビを食べる。50分制限」と話し出す末永祐月ちゃんのセンスが地味にツボだったりします。

 

噛みつきキャラの岡田梨奈ちゃんがなまじ頭切れるので、そうでない役回りをやるのかやらないか少しもどかしい場面もあるのは変わらず。でも、この日は佐藤詩識ちゃんとのけなし合いも、じゃれ合いの部分が出ていてとてもほっこりしました。おかりなちゃんはデレの部分が見えるととても楽しい。

 

岡田梨奈×佐藤詩識のペアは、久しぶりにトークの絡みが楽しみなペアリングかもしれないですね。昔のSKEの7D2の研究生公演だと、菅原茉椰×上村亜柚香が好きでした。それに近いかも。

 

そしてアンコールは『水夫は嵐に夢を見る』。自分、記憶が正しければ劇場ではこの曲を観てないんじゃないかと思うんです。不思議と『パジャマドライブ』公演にはご縁があまりなかったので。

 

今回の復活でようやく観れました。高まりますね。メンバーも気合いめちゃめちゃ入ってましたし。高まって打つMIXってこういうもんなんだなって思いました。この日高まって打ったMIXは水夫と『鏡の中のジャンヌ・ダルク』かな。これも気合い入っててよかった。

 

そんなこんなで本日の「ご査収ください」はこちらです。

 


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パフォーマンスは黒須遥香ちゃん一択。曲や場面ごとの選択の的確さと、指先まできめ細やかに表現している姿には見とれちゃいます。

 

このアンケート、研究生公演に出る正規メンバーはあまり選ばないんですが、今回は昇格発表後の初めての公演ということで、お祝いの意味も兼ねて。お見送りのときにも伝えたらよろこんでくれました。

 

なんだかんだでやっぱりかわいいなとMVPに選んだのが吉橋さん。ルックスはめちゃめちゃタイプで、バジャドラに入る理由の大きな1つ。…なんですけど、参加した日程で推し増しが微妙に使えなかったりでタイミング合わないなぁと思ってたところで、圧巻のアイドル性を見せてくれました。

 

今のAKBの若手って濃い目の全方位レスメンバーってあんまりいないんですけど、この子はそこに到達しつつあるかもしれないですね。

 

僕がいた上手の柱外に来たときは、曲ごとに表情のバリエーションを変えながら、いろんなお客さんの目を見ていました。目も大きいので視線が強い。それこそ全員と目を合わせていたんじゃないかってくらい。

 

とはいえ、僕はだいぶ後方なので、視線は合ってないかなと思っていた最後の数曲。立ち見の最前にいた高身長の男性をよけるようにひょっこりはんして、立ち見後方に爆レスでした。

 

数ヶ月前に入ったパジャドラ公演では、まだ曲に負けないように必死に踊っていたはずの彼女がここまでアイドルとしてのパワープレーを貫徹させるなんてすごいや。お手上げです。また観たいと思わせてくれました。

 

さて、握手はしばらく厳しそうですが、果たして“ゆず恋”できるのでしょうか。

 

バジャドラおじさんの険しい道は続くのでありました。

 

 

水夫は嵐に夢を見る

水夫は嵐に夢を見る

 

 

神様、そんなにいじめないでください

 

2019.04.12.Fri.

AKB48研究生「パジャマドライブ」公演

@AKB48劇場

 


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卒業する推しのことについて考えていたり、ヲタクとしての行き先について悶々としていながらも、AKB劇場のパジャマドライブ公演には当たりやすいのでありがたいものです。

 

そこには、成長の歩を確かに進めている研究生がいるんですもの。

 

観ていてそれがワクワクするのが末っ子の末永祐月さん。半年前にはまだ笑顔も動きも硬そうだったのに、今では笑顔がキラキラし始めています。

 

同じドラフト3期生の年上メンバーは、魅せ方の試行錯誤が1つ形になりそうなところが見えてきていたり。

 

佐藤詩識さんは、半年前よりもかなり印象に残るようになってきていて。動きのていねいさの細かさよりも、とにかく楽しく見せてくれます。「わたし、楽しいよ。みんなも楽しんでね!」と言わんばかりに。

 

このスタイルを観たときに、ある意味で僕がSKEで観ていたときに感じながらできた「こういうアイドルダンスが好き」の理想形に近いのかもしれないなって思いました。

 

とにかく楽しませようと身体いっぱいに表現してくれるスタイルの子は観ていて気持ちいいですからね(前回のテーマにしていた吉橋“ゆず恋”柚花さんとの目線が合う時間も増やしながら)。

 

ドラフト3期生だけではなく、16期生の子たちにも更に確かな成長を感じられるのもこの公演の楽しみです。

 

細やかに研究生随一の表現力を魅せてくれる黒須遥香さん、年齢を重ねて落ち着きと深みも出しつつある道枝咲さん、先輩としての自覚が芽生えて試行錯誤しながら引っ張っていこうとする佐藤美波さん、末っ子として無邪気に振る舞っていた頃からトークでの回収役もこなすように成長した播磨七海さん。

 

この子たちが公演を引っ張っていこうとする姿がとても頼もしいんです。

 

ドラフト3期生の成長とパフォーマンスにうれしさを感じながら、引っ張っていってくれる16期生の頼もしさに素敵さを感じて「素敵な公演だったな」と思っていた矢先。

 

「私から報告があります!」

 

と元気に飛び出してきた播磨ちゃん。

 

「研究生の活動を辞退させていただきます」

 

……。

 

卒業についていろいろと考えてしまっていたことが吹き飛んだ矢先に、目を覚まさせられる発表に立ち会ってしまいました。

 

僕だけではなく、客席も、メンバーも混乱する劇場内。なにせ、研究生の劇場での辞退発表は16期生もドラフト3期生も(おそらく)未体験なのです。

 

そんななか、さとみな(佐藤美波さん)が叫びました。

 

「はい! お見送りだよ!!」

 

明るく振る舞おうとするその言葉に、まだ完全に切り換えはできていないメンバーたちですが、その言葉が1つ気づくためのきっかけにはなったようで。

 

この声掛けにカリスマ性がある効果があるかどうかが重要なのではなくて、さとみながここでこういう声掛けをできるって言うことがとても大事なんだと思います。

 

播磨ちゃんにとってもそこは同じで。

 

まだ若いのだし、身体的にも成長してきたし、もう2年くらいやってもらえないのだろうか…。

 

と言っても、止めることなどできるわけもなく、お見送りでは最後までよろしくと声掛けるのが精いっぱい。「ありがとう!」と元気な声で返ってきました。

 

アイドルヲタクをやっていると、避けられない卒業発表。そこにはいろんな事情があります。

 

その発表の場と、卒業の最後の場、そこは大事にしていきたいなって改めて思いました。その事情があって、そこに立ち会わせてもらえないケースだってあるのだから。

 

ただ、そのありがたみをひしひしと感じさせてくれるのはいいのだけど、ここまでタイミングを詰めなくてもいいじゃないのよ、神様…。。

 

 

 

55th Single「ジワるDAYS」<TypeB>初回限定盤

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パジャドラがベスト。

2019.03.29.Fri.

AKB48研究生「パジャマドライブ」公演

@AKB48劇場

 


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2週間ぶりなので、AKB劇場にしては早いサイクルで当選が来ました。パジャマドライブは比較的当選しやすいという話はたぶん本当だと思います。

 

今回の目標は、研究生ではルックスが好きな吉橋柚花ちゃんと楽しい思い出が作れるかどうか。過去2回入って同じような座席に座ったパジャドラ公演では、僕の観察圧が強かったのかなんなのか、少し怯えた目で見られたような気がしていました(気のせいにしておきます)。

 

今日はビンゴ15順で運は微妙だったものの、ひとり分だけ上手の最前の知り合いの脇が空いていて、滑り込ませてもらいました。おかげで、視線も合いやすく楽しい上手側でした。

 

よく目が合ったのは勝又彩央里ちゃんや佐藤詩識ちゃん。特に詩識ちゃんは顔芸で遊んでくれた気がします。他のメンバーも客席と目を合わせる機会が多かったし、トークでもそんな話をしていたので、目を合わせようって話を裏でもしてるんでしょうかね。

 

レスは僕も大好きで、どうせ劇場行くならとこうやってある程度はもらいにいきたいし、こんな話もしてるんですけど、どうせならレス以外の部分も磨いてほしいところ。諸々問題になってるグループがレス込みのパフォ<レスだったのも自分の中でしこりが残るところでもあります。

 

話がそれました。

 

 

この日パフォーマンスが美しく見えたのが黒須遥香ちゃん。曲ごとに選ぶ表情の種類が的確だったし、それについてくる身体の動きが美しかったので、見とれてしまう瞬間が何度かありました。線が細いのでターンも綺麗ですしね。1年目の頃にはもっと頼りなかった記憶ですけど、今の研究生の中では確実に幹だと思います。

 

で、お目当ての柚花ちゃん。この日は初挑戦のユニット『鏡の中のジャンヌ・ダルク』だったり、中盤曲だったり、そんなに得意でなさそうな分野の曲でも、以前より表現に少しずつ慣れてきているような気がしました。

 

ここで気づきました。

 

「怯えていたとかそんなんじゃなく、そこまで余裕たっぷりの子ではないからだ」

 

もう19歳とはいえ、まだ研究生。そんな当然のことにも気づかない自分の目の節穴さを感じた次第。

 

最後のお見送りでは、割りと目が合う機会が多かったのもあってか、いつも以上にたくさんの子に明るい反応が返ってきました。柚花ちゃんからは特に元気な笑顔が返ってきました。(たぶん)。とりあえず、ゆず恋(キャッチフレーズが「ゆず恋しませんか?」)は前回比20%増、ということでにしておきます(笑)。

 

 

最年少の末永祐月ちゃんが見るたびに成長していたり、若い子を何度も観るには『パジャマドライブ』っていいセットリストだと思うんですよね。今の最後の『ジワるDAY』も振り付けがカワイイ系だし。

 

強メンが昇格したのもあって、パンチには欠けるのが本音ではありますけど、気になる子はいますし、セットリストが好きなこの公演は、やっぱりこの後もちょくちょく投げていきたいと思います。

 

……そういえば卒業が相次いでさみしいというブログを上げた数時間後に庄司なぎささんの再デビューが発表されたり、公演がまあまあ楽しかったり、疲れた今週でした…。ふぅ。

 

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