あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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さすがに参った。降参です

 

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(写真は松村香織さんが卒業発表をした2018年9月15日のリクエストアワーで[岡田美紅さんのTwitterより])

 

昨日(2019年3月26日)、推しの岡田美紅さんが卒業発表をしました。

 

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www.ske48.co.jp

 

2018年の夏が終わったくらいの時点での僕の握手に行くレギュラーメンバーは、岡田美紅・庄司なぎさ・坂本愛玲菜の3人で、それに加えてそれまでお世話になってきた気持ちの強い松村さんと惣田さんって感じだったんです。

 

で、9月にあったSKEのリクエストアワー松村香織さんが卒業発表で。推しの美紅ちゃんがかおたんのものまねをして(それも、なかなかうまくできないところに現れたかおたんに模写させてもらったっていうエピソード込みで!)爆笑をかっさらっていった公演で卒業を発表されたのもあって、僕はひとまずは本当にお世話になったかおたんを送り出したいと決めていました。

 

すぐの卒業もありえるのかなと思っていたら、気づけば1ヶ月、2ヶ月…。

 

2ヶ月が経とうかという頃に、庄司なぎささんが突然卒業を発表しました。公式からのリリースのみの卒業で、その後の握手会や公演への参加もありませんでした。

 

そのリリースを読んだのは、美紅ちゃんと握手をして、かおたんの卒業企画をやっている方々とお話をしてきた名古屋からの帰り道の新幹線のなかでした。

 

この前、友人と話していたときに、「いときんさんはリソース全振りするからなぁ」と指摘をされまして(笑)。

 

僕も推しは複数いたほうが楽しいなと思う人間なのですが、それならそれでリソースを推しに対して、(少なくとも瞬間的には)振らないと、推し本人や推しコミュニティに対して失礼な気がしてしまう性格であって。

 

これは、総選挙だったりスマホゲームでの投票企画、それに完売部数での選抜競争だったりという今の48グループメンバーを取り巻く環境の影響もあるかと思います……が、やはり性格の問題でしょうw

 

なぎゅちゃんに対しても、総選挙では他にリソースを割きながらもSHOWROOMのほうではもう少し協力できそうかなと思ったのですが、リソースを"全振り"してしまう自分的に、全然余裕ができなくて。結局、彼女は目標の順位に届くことができなかった。その苦しんでる姿を見てしまったから、なおさら辛い思いがあった。

 

総選挙が終わったけれど、せめてもう少しくらいはなにか協力できるシーンがあれば踏み込もう。そう思っていた夏でした。そこからの急な卒業でした。

 

その後。美紅ちゃん自身もSKEの選抜を狙うためにも、ヲタク側ができることに対して積み上げが必要な環境があって。ただ、いったんは先に卒業の発表をした子に対してリソースを振りつつ、できる範囲でやっていこうと。そういう秋でした。なぎゅちゃんが突然の卒業をしたからこそ、自分の中である程度納得できるように送り出したいと思っていました。

 

そうして、気がつけば9月から1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、年をまたいで4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月…半年。

 

美紅ちゃんが卒業発表をしました。

 

重度がわからなかったものの、目のケガをしてしまって公演やライブには出演が難しくなっていたので、可能性としては卒業もありえるかなと思っていました。いや、もう少し高く見積もってはいたかな。

 

なので、26日に予定されているだろうと思っていた生誕祭が開催されないことが明記されたリリースが出たときには、ある程度覚悟はしていました。

 

本人も、少し前には決意していたのでしょう。公演のアーカイブを見ても、その後の湯浅さんTwitterの動画を見ても、それは伝わります。

 

卒業公演はできないけれど、握手会はあるんだもの。最後にちゃんと感謝を伝えたいな。

まさか、かおたんと美紅ちゃんを見送る握手会が同じ日程になるとはなぁ…!

 

5/1の名古屋での握手会が最後です。参加される方はぜひ、2人に最後の声援を飛ばしましょ! 僕も全力でやりたい所存です。

 

 

……ただ、半年のあいだにこんなに好きな子がの卒業発表が相次いでしまうと、さすがにしんどいですね。

 

月曜日には、えれたんの歌をもっと聴きたい、できれば美紅ちゃんの歌も聴きたいなと思っていたその2日後にこうなってしまうとは。ヲタクとしての身の振り方も考え中ですw

 

 

 

「歌う子が好き」って思い出した

2019.03.25.Mon.
AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 ファイナリストLIVE
豊洲PIT

 

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(写真は坂本愛玲菜さんのInstagramより)

 

赤坂でのコンクール本選は当選しなかったのがかなしかったので、今回は是が非にということで当選していたのだけれど、支払期間に寝込んでしまい、思い出した頃には20分前に支払期限終了…。嘆いていた僕を知人が拾ってくれて、なんと立ち見側の最前といういい位置で観ることができました。

 

今回は、国内の全AKB48グループから立候補者を募って予選と本選が開催された中で、8位までのメンバー(岡田奈々矢作萌夏横山結衣、野島樺乃、山内鈴蘭山崎亜美瑠、坂本愛玲菜、矢野帆夏)と、予選2位ながらも舞台で本選に参加できなかったメンバー(小田えりな)の9人でのライブ。

 

普段は最低でも16人はいるライブがほとんどの48で、研究生や非選抜メンバーもいる中で、かなりぜいたく。しかもこの日のためのアレンジと生バンド。キャリアもそれぞればらばらだけど、歌が大好きで勝ち上がってきた子たちを応援してきたヲタクにとってもとってもうれしい舞台で。

 

セトリは、モデルプレスの記事が詳しいかな。

AKB48岡田奈々ら、48グループ歌唱力精鋭9人の歌声に感動 生バンドでライブ<AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 ファイナリストLIVE/セットリスト> - モデルプレス

 

本選トップ3のソロパートでもうわかった。

(テレビで本選を観たとき以上に、きっと練習している…! こんな素敵な音に囲まれてメンバーを観れるなんて幸せだ!)

 

そう思ったら、なんだか涙があふれてきた。『変わらないもの』を歌っていた萌夏ちゃんの頃だったでしょうか。

 

別に、音楽的なもの"だけ"を求めて48のライブに行っているわけじゃないのは自明なわけですよ。ただそれでも、僕はステージに気持ちを傾けて歌って踊ってくれている子が好きなんです。それを「歌と音」にフォーカスして魅せてくれる今回のライブは本当に幸せでした。

 

「歌がうまい=実力で」みたいな短絡な表現は好きじゃないです。好きな歌に情熱を傾けて、僕らに届けてくれるってところまで僕は感じたかったんですよね。今回はそれを身体で受け止めることができた気がします。

 

樺乃ちゃんとほのたんのデュエットの『未来へ』のハーモニーで起こった拍手。本編が終わってすぐに自然発生したアンコールを求める手拍子。僕だけじゃなかった。歌で、この場所にいるみんなが幸せになっている。本当に素敵な空間でした。

 

歌が大好きなほのたんが大事にしてきたSTU48の最初の曲『瀬戸内の声』の歌いだしを歌ったとき、想いがあふれて涙がこぼれていました。それをなだめる隣の岡田船長。次の2人での歌唱フレーズでは、(おそらく)船長が譲ってほのたんのソロパートに。そこには取り直してすっきりと歌い上げるほのたん。このシーンを切り取るだけでも、歌を大切にする気持ちがこぼれていました。隣の同伴してくれた知人は、それを目にして感極まって終演後しばらく上の空でした。

 

「歌が好きで、大切に歌っている子が好き」

 

そんなことを『明日も』を歌うおだえりちゃんの声を聴きながら改めて思い出しました。昔通っていた地下の現場で、推しだった子が卒業公演のときに歌っていたんですよね。その元推しを好きになったのが、歌だったんです。

 

そのことに気づいてから、48メンバーも歌への愛を出してくれる子が好きになっていたりするようになりました。その1人がえれたんです。

 

えれたんもこれまでのイメージにはない、得意分野ではない曲へのチャレンジ(『Catch the moment』)をして、歌への課題とできたことを再認識していたみたいです。改めて、こうやってチャレンジできる場っていいことだなと。

 

フジテレビの音組スターダストプロモーションががっつり組んでるように、TBSの音楽制作班とがっつり組んで、四半期に1回くらい公演と放送をしてくれないかなぁ。年に一度またコンクールをやってメンバーを選出したりしてみたりして。

 

そのときには、今回出なかった、歌の好きな推しのステージが観られるといいなぁ…。

 

未定(TYPE-A)(DVD付)

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本店ドラ2の充実っぷり

2019.03.14.Thu
AKB48 牧野アンナプロデュース「ヤバイよ! ついてこれんのか?!」公演
AKB48劇場

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現場に行ったらなるべく書く、と決めていたのにこのサボり具合(苦笑)。この2ヶ月ほどのあいだに、松村香織卒業コンサートっていう大事なライブもあったので、振り返りはやります。個別に思い出すか、卒業時にまとめてやるか(本当に5月なのか…)は、身の振れる時間との様子を見つつ…。

 

で。

1月に研究生の『パジャマドライブ』公演に入って以来、およそ2ヶ月ぶりのAKB劇場。先週はSKE劇場の『最終ベルが鳴る』公演に入れたので2週連続での48劇場。ありがたきこと。先週はビンゴ運が悪くて立ち見3列目だったので、今日は高望みせずにいたらなんと3順。上手の最前と一瞬悩んだけれど、柱内側脇の実質最前になる2列目のスポットに。これが大正解だった。

 

開演してすぐにバミり番号的には4番とか5番くらいの子と目が合う。そこに来た武藤小麟ちゃんに狙い打ちウインク攻撃。脇から流れてきた久保怜音ちゃんから指差しアタック。今週は体調不良からの病み上がりなのもあっておとなしめにいようと思っていたはずが、冒頭のブロックからそれも解禁と相成った。

 

コンサートのセットリストほどメジャー曲で埋めるわけではないけれど、"緩急"で公演を通しての作品観が魅力の劇場公演用セトリと違って、この公演は"急"が続く。ローテンション気味に入った僕への目覚めにはそれがちょうどよかった。もともと、全力感が見えるパフォーマンスが好きなので、初めて観るには合う流れになる。

 

どの子もそのセトリの狙いに沿うようにポジティブなエネルギーを発散していて目移りしまくっていたのだけど、久保怜音ちゃんを筆頭に、この日3人いたドラフト2期生にものすごく目を惹かれた。

 

数年前、チームをまたいだ『僕の太陽』公演で注目を集めて人気が急上昇した久保怜音ちゃん。あの頃よりももう少し女性として成長したように見える落ち着きと、それでも勝負の曲ではバツンとヲタクを落としてくるスキル。すげえ。

 

3人の中では綺麗系のルックスの西川怜ちゃん。その勝手に抱いていたイメージよりも、疾走感が強い曲では手足も大きくを手を伸ばそうとする、プロデューサーの教えであろう雰囲気を感じて、その荒削りさと整ったルックスとのギャップがとても魅力的。

 

そして、山邊歩夢ちゃん。アンケートではMVPに推した。明るい曲での「(楽しい! 私、歌って踊って楽しい!!)」っていう笑顔がとても素敵で。これを近くで観られたことを感謝したい気持ち! ユニット『推定マーマレード』でのキュートさね…。『未来とは?』の彼女を観たときに、歌詞のように「たった今」を大切にしてこれからもどんどん公演やってほしいなと願わざるを得ない。

 

…と、ここまでドラフト2期について書いたけれど、ここに出ている13期、15期、ドラフト1期、チーム8、16期と、どの世代のメンバーも僕にはすごくキラキラして見えた。たとえば『Green Flash』での村山彩希さんの洗練された足裁きには見とれてしまい、改めて凄みを実感した次第だし、MCでは鈴木くるみちゃんにモノマネされたときの達家真姫宝ちゃんの表情がとても面白かった。

 

エネルギーをわかりやすく吐き出させる空気感って「本店」劇場にはあまりないので(SKEは顕著)、たまにはそれを観る場としてのアンナ公演という装置はありなんだろうなと。僕みたいな嗜好のヲタクにはいいんだと思う。(オンデマンド配信で定点観測するかというとまた違うのかもしれないけれど)

 

AKBでの推しメンが不在になっても、できるだけ現行の公演は見たいといろんな公演を投げている。引き続けて応募していって、今日出ていた子たちがチーム公演ではどんな顔を見せてくれるのかを観ていきたいところ。

 

次は、目撃者公演に入ってみたいなぁ。

 

あ、この日も披露していた『ジワるDAYS』いいですよ。最近減っている「AKBのシングル曲!」って感じです。

55th Single「ジワるDAYS」<TypeA>初回限定盤

55th Single「ジワるDAYS」初回限定盤

 

 

最前ってこんなに迷いがあるもんだっけ。

2018.11.14(水)
AKB48 チームK 『RESET』公演
@AKB48劇場

 

noteにも書いたようなSKEを推す気持ちにモヤモヤがあったところ、AKBでの推しとしてやっていきたいなと思っていたところでの庄司なぎささんが突然の即日卒業。

生誕祭が当然開催されるものと思っていたため、投げれば比較的当たりやすいはずの『アイドル修業中』公演も我慢していたわけです。突然の卒業すぎて、やり場がなくなってしまった気持ちをどこかにぶつけてみたいな、新しい推しが見つかるかな、と投げてみたのが、この日のチームKの『RESET』公演だった。

 

【出演メンバー】

市川愛美小田えりな下口ひなな野澤玲奈・武藤小麟・武藤十夢茂木忍・安田叶・湯本亜美横山結衣・岡田梨奈・勝又彩央里・小林蘭・末永祐月・長友彩海・永野恵

11月13日(火)・14日(水)の公演メンバーのお知らせ | AKB48 Official Blog 〜1830mから~ Powered by Ameba

 

悩んだ末、「彼女が出るはずだった」セットリストは避けることにしてみたら無欲の当選。しかもなんと、1年半ぶり以上の1順入場…。無欲って怖い。最前ドセンの下手側横、0.5~1くらい。やはり近い。昔公演を観たことのある先輩メンバー、『アイドル修業中』公演でよく観ていたメンバー、最近デビューした研究生メンバー、いろんなメンバーをたくさん観察できて面白かった。

 

ダンスの得意な子たちも多いこの日のチームK。今日出ていた子たちの中では、市川愛美ちゃんのパフォーマンスが好きかな。まなみんのパフォーマンスには、「アイドル」としてのてらいはなくて、そこをやりきってくれるのがいい。湯本亜美ちゃんはそこにもう少し照れのようなものがあるし(それがいい)、横山結衣ちゃんは自分の世界への入り込みが強い(それもいい)。

 

トークでは、昨夜YouTubeで卒業発表をした野澤玲奈ちゃんが活き活きとしていた。卒業発表が終わると憑きものが取れたかのように綺麗になるという話はよくあるけれど、それがトークにも表れる姿は新鮮。JKT48から移籍してきて、まだコミュニケーションがしっかり取れてない頃の公演の古臭いイメージもあったので、より楽しく彼女のMCを聞けた。こんなに楽しくマシンガントークできるんだなって。

 

トークの回しという意味では、この日のリーダー格の武藤十夢ちゃんが自覚がしっかりあって頼もしく見えた。研究生のアンダーも多くまとまりに欠けがちなトークをハキハキとつないでいた。曲中は風格のある凛々しい表情が印象に残っている。

 

自分が入った『アイドル修業中』公演では観ることができなかったドラフト3期生を観るのもすごく楽しかった。同期の中では最年少の末永祐月ちゃん、パフォーマンスも表情もまだ固い、初々しさが強いメンバーなのだけれど、MCや曲中で先輩に触れられるときに一瞬見せる柔らかい表情を見るとこちらもなぜだかホッとする。いい先輩たちに恵まれたなと思う。そしてこれは意外だったのだけれど、まだ若い永野恵ちゃんが魅力的な表情をするのが『毒蜘蛛』や『夢の鐘』なのですよ。かわいい曲ではなく、大人っぽさも必要な曲での表情がとても美しい。この子はさらに美人に育つぞ。

 

そうそう、『夢の鐘』が一番観ていて面白かったかもしれない。こう書くとAKB推しの人に怒られるかもしれないけれど、ひと昔前のAKB劇場は少し緩めのところもあったと思う。今劇場に立っている子たちは(多少のムラはあれど)ステージにしっかり立とうとしているんだなというのが伝わってくる。なんというか、公演が自分たちのものだという実感がおそらく持てているのだと思う。この日は後輩メンバーも多かったので一体感を曲中に出せるわけではなかったけれど、そのぶん、『夢の鐘』のように個々が入り込むシーンが多い曲ではその強さが出ていたように感じた。

 

……くらいにはすごく興味を持って観察できていたし、最前真ん中でこういう観察をしていたらメンバーと目が合うことも場所の割りには少なく。というのを2曲目くらいで気づいてしまいましたよね(苦笑)。

 

そう簡単には『引っ越しました』とは行かないようで。

 

ただ、やっぱりいまこの劇場に立つメンバーたちは面白いと思うので、ゆっくり焦らず、投げたいときに観てみたいセットリストの公演に応募してみようと思う。

 

 

54th Single「NO WAY MAN」<TypeA> 初回限定盤

54th Single「NO WAY MAN」 初回限定盤

 

 

じゃんけんからの特殊会。


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2018.09.23 Sun.

第2回 AKB48グループ ユニットじゃんけん大会 〜空気を読むな、相手を読め!〜

日本工学院 片柳アリーナ

 

前回のブログに引き続いて、羽田に着陸してからそのまま蒲田へ。工学院の片柳アリーナというキャンパス内アリーナに初めて入った。

 

推し席だった岡田美紅ちゃんは初戦敗退であっけなく終わってしまったものの、終わってからこの席を選んでラッキーだったとわかった。ソロ枠は比較的席の枠があったようだ。岡田美紅席はおよそ50〜60、同じくソロ枠の菅原りこ席も数十だったが、たとえば優勝したfortune cherry席は新人とはいえペアで10席程度しかなかった。

 

このあたりから、今回のじゃんけん大会が割とガチで、興行的にも、今後のキングレコードのプロモーションの行方的にも手探りなのかがわかる。

 

席数が最も多かったと思われるのは、田中美久倉野尾成美・井上瑠夏の人気メンバーが組んだ火の国くまもと三銃士席で、この会場の7割くらいを占めるであろうアリーナ席のおよそ1/6。次がおそらくほぼ同じ広さのSKEの栄6期生。次いでHKTの人気メンバーがいる博多女子といったところ。

 

準決勝までは4つのブロックごとに代表者を決めるまでじゃんけんを進めていく方式で、上で挙げた3ユニットはすべて最初のブロックで敗退。特に栄6期生のヲタクは今のSKEの濃縮還元ジュース的なところがあって応援の熱量がすごいので、敗退後は全体への影響がかなり大きかった気がする。自分の推しもここで敗退だったので一気に旅の疲れが出てきてしまっていた…。

 

今回の抽選や席割りは順番について八百長的なものはほぼなかったんだろうなとわかりそうなところではある。(ソロ席だけは贔屓されたっぽい)

 

今回はグループ全体での新人世代のドラフト3期生や、今回出場組では最も新しいNGTの2期生ユニットが勝ち上がっていったこともなおさら、盛り上がりに戸惑いがあったところだと思う。

 

まだ僕のように少しはメインの推しグループ以外の新人に興味があればまだいいけど(それでもNGT2期はそのまで詳しくない)、ほとんどの人がグループ全体が追えなくなっている以上今回の上位メンバーたちのことをよく知っていた人はいなかったはずだ。これはHKTの3期・4期が優勝した昨年よりも強く感じたところ。

 

僕は単純に分断が嫌いなので、せっかくAKB48グループの冠がついているのだから、うまく包括できるイベントや仕組みは継続していってほしいなと思っている。総選挙以外でね!

 

翌日は幕張メッセで握手会。動画やサイン会のネタがじゃんけんが多くて、じゃんけん大会本戦に出たメンバー2人ほど握手行けたのでそこはうれしかったところ。

 

たとえばザ・イーズでベスト4まで勝ち上がった坂本愛玲菜ちゃん(去年までのレギュレーションだったらカップリングに入っていたのに!)とのじゃんけんができて勝てたのはうれしかったりしたもんだ。

 

じゃんけん大会は、グループ選抜曲のセンターから、ソロデビュー権、そしてユニットへとネタを変えつつ続いてきている。一度は飽きられた時期はあった気がするものの、手を変え品を変え盛り上げ続けていってほしいなぁ。

 

↓去年のじゃんけん大会優勝ユニット

天使はどこにいる? <Type A>

天使はどこにいる?

 

 

20160430 囲み取材書き起こし(二村春香・大矢真那・松村香織)

久々の更新となります。

 

現在AKB48の握手会でやっている、フォトセッション&囲み取材に行ってきたので、囲み取材の書き起こしを残しておきます。

 

囲み取材前にあった1分間のフォトセッション動画はこちら。


20160430 フォトセッション 二村春香・松村香織・大矢真那

※抽選運が悪く立ち見最前列からの撮影になりましたが、4Kで撮ってみました。

=====

 

大矢真那:せーの! M!(A!)N!(A!)S!(A!)まさなー! 名古屋のスノーホワイト大矢真那です。

松村香織:かおたんこと、SKE48松村香織です。

二村春香チームSの、はるたむこと二村春香です。

 

(質問者):まさにゃとはるたむは『Passion For You』のCMをやって、かおたんもキャンペーンが始まった速達生のCMをやっています。ということで質問なんですが、ソロでCMをやるとしたら、どんな商品・どんな会社のCMをやりたいでしょうか?

松村:(ここに)企業の人いるのかな?(笑) どうですか?

大矢:んー、もうちょっと考える、あと30秒くらい!

松村:にむら(二村)は?

二村:私はスポーツドリンクを飲んでるCMがやってみたいなって思います。

松村:ポカリですか?

二村:そうそう。「(広瀬)すずちゃんの次は」って思ってますから(笑)。

松村:飲料水。だいぶ大口なやつだね(笑)。

二村:香織さんはあります?

大矢:かおたん(松村)はもうピンで2個もやってるじゃん。

二村:あれ(速達生のCM)、裸なんですか?

松村チューブトップみたいな感じで、変な(胸)から下がストッキングみたいな衣装で撮ったから、撮影のときは変だった。なんていうか、ボディコンみたいな感じだった(笑)。

大矢:破裂しなかった?

松村:してないけど!(笑) それに後から合成でくっつけるから、ちょっとエッチな撮影でしたね。

大矢:へー。どう思って見てたんだろうね、スタッフの方は。

松村:知らないよ!!

大矢:見ちゃいけないものを見ちゃった…。

松村:もっと早く痩せたほうがよかった。醜い感じだったから。

大矢:私は食べ物系がいいなと思って。食べ物系なら、(自分で)作らずに(食べられる)かなっていう。ああ、どん兵衛いいね。

松村:カップ麺とか、もらえそうだよね。

大矢:じゃあ、配るね(笑)。

松村:ほら、まさにゃもゾンビパック、やってるじゃん。

大矢:みなさん、ゾンビパック注文してくれましたか? 母の日のキャンペーンだから、親孝行とか、奥さまとか……いらっしゃいますか、奥様…?

(会場ザワザワ)

松村:……過去に(奥さまが)いた人もいるからね。

大矢:ぜひ、(お母さまや奥さまがいらしたら)プレゼントしてみてください!

 

(質問者):3人の中で「自分以外のこの2人には勝ってる」と思うところはなんだと思いますか? ファンのみなさんがすでに知っているもの以外でお願いします。

大矢:かおたんのかわいさには負けます!

松村:…何? どういうこと?

大矢:かおたんの寝顔って見たことあります?

松村:見たことあったらやばくない?(笑) 写真ではあると思うけど、リアルはないよ。

大矢:なんて言ったらいいんだろう。……半開きの口の魚みたいな寝顔をしてる。この前舞台があって、稽古の合間にさーなん(髙寺沙菜)がかわいい寝顔で寝てたんですよ。さーなんを撮ろうと(カメラを)構えてたら、さーなんの向こうに”もう1匹”写ってて。見たらかおたんだったんですけど、さーなんと同じかわいい顔をして寝てたので、ぜひ。Twitterに貼りますね。

(会場拍手)

松村:にむらは、もちろん身体が素晴らしいんだけど、最近は水着(グラビア)がないから…。

大矢:見たことないかも。

松村:ネットに出回ってるよ。狙ってないの?

二村:狙ってますよ。

松村:水着見たいなぁ。夏だしね。そろそろ仕上げてきてください。

二村:はい(笑)。機会があれば、の話なんですけどね。

松村美浜(※毎年恒例、美浜海遊祭の水着ファッションショー)はあるんじゃない?

二村:去年出てないんですよ。

松村:2年越しのものを蓄えてると思うから、放出してもらって!

二村:むしろ、楽しみにしてくださってるんですか、って話ですよ。

松村:需要あるでしょ!

(客席大きな拍手)

二村:今は北川綾巴ちゃんとか、江籠裕奈ちゃんに風吹いてると思ってるんで。

(客席):\そんなことないよー!/

二村:あ、ありがとうございます(笑)。

大矢:確かにえごちゃん最近よく見る。

二村:めっちゃいい身体ですよね。

松村:えごぴ(江籠)は、どうしても犯罪臭がしちゃう。顔と身体のミスマッチ具合が私の中では半端なくて。はるたむは、顔を見て想像できるわけ。「この子大きそうだな」って。

二村:全然ですよ!

松村:トータルで見たら素晴らしいナイスなスタイル! だから、こういうダボダボな服は着てほしくないの。

大矢:隠してる感じ。

松村:ピチピチのやつ着てほしい。

二村渡辺直美さん意識してます(笑)。

大矢:それ意識しなきゃいけないのこっち(松村)だよ!

松村:うるせー!(笑)

(会場笑い)

松村:もっとぴったりした(身体の)ラインがわかるものを着てほしいですね。期待してますね。

二村:はい。

 

(司会者):申し訳ございません。こちらでお時間、終了となります。

松村:早いね(笑)。

(司会者):ありがとうございました。

松村:2問! 2問しか答えてない! 明日はもうちょっとタイトに答えようかな。前回は3問くらい答えられたもん。

大矢:そうだっけ? ……労働組合の話!

(会場笑い)

二村:あれはすごかった(笑)。

松村:あとは小さい子に「お母さんになってもSKEでいてくれますか?」っていう複雑な質問(笑)。

3人:ありがとうございましたー!

 

=====

 

ぼくは行かなかった初回のフォトセッションは「SKEで労働組合」っていう話がバズってましたが、今回は非常にゆるいトーク内容でした(笑)。

 

 

BUBKAデラックス 100%SKE48 (白夜ムック546)

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「合ってる…のかな?」@岩本輝雄『青春はまだ終らない』2015.09.19 昼公演

AKBヲタクの間でにわかに話題の、「著名人公演」を観てきました。著名人公演とは、春風亭小朝岩本輝雄田中将大田原総一朗の4人がセットリストと選抜メンバーを練って劇場公演をやるというもの。もともとサッカーが好きな自分でもあるので、岩本輝雄さんの公演は見ておきたいなと思っていたところ、さややの生誕祭公演が当たりました。

 

前日に初日を迎えたので、セトリや生誕祭の企画の交渉は難しかったでしょうね。それでも素敵なアイディアあふれるデザインのグッズを生誕委員さんがたからいただけまして、さややにおめでとうが言えてよかったです。

 

19順の入場で、お立ち台から眺めていた公演のセットリストはこちら。

 

M01.バラの果実(AKB48さよならクロールアンダーガールズ曲)

M02.さよならクロールAKB48シングル表題曲)

M03.真夏のSounds good!AKB48シングル表題曲)

M04.ラブラドール・レトリバーAKB48シングル表題曲)

M05.Everyday、カチューシャAKB48シングル表題曲)

自己紹介MC

M06.ツンデレ!(AKB48チームA『恋愛禁止条例』)

M07.青空カフェ(AKB48恋するフォーチュンクッキー』カップリング曲)

M08.くまのぬいぐるみ(AKB48チームA『ただいま 恋愛中』)

M09.ギンガムチェックAKB48シングル表題曲)

M10.BINGO!(AKB48シングル曲)

MC

M11.呼び捨てファンタジーAKB48上からマリコ』チームB曲)

M12.希望的リフレイン(AKB48シングル表題曲)

M13.ハロウィン・ナイト(AKB48シングル表題曲)

M14.心のプラカード(AKB48シングル表題曲)

M15.君のことが好きだからAKB48『RIVER』アンダーガールズ曲)

M16.永遠プレッシャーAKB48シングル表題曲)

M17.好きと言えば良かった(AKB48チームB『アイドルの夜明け』)

M18.大声ダイヤモンドAKB48シングル表題曲)

M19.僕の桜AKB48チームB『パジャマドライブ』)

岩本輝雄映像

En1.僕のYELLAKB48ポニーテールとシュシュ』シアターガールズ曲)

En2.ひこうき雲AKB48チームA『恋愛禁止条例』)

En3.ファースト・ラビット(Documentary of AKB482作目主題歌)

 

もう、並びを眺めるだけでシングル曲が怒涛に並びます。昨日の公演を配信で観ていた方の感想を聞く限りは「コンサートだね」という声が圧倒的でした。ただ、シングル曲を並べるライブが普通だとまだ一応思える脳なので、実際に劇場で観ている分にはそこまでおかしな感じはなかったですね。アンニュイな曲が少ないのでそういう劇場公演のセットリストならではのものは見えにくかったので、そこをデフォルトとする方にはどうしても物足りなさはあるのかなとは思いますけれどね。そういった思索を通して、改めてAKBの劇場公演のセットリストって特殊で、それが素敵なのなだなぁと感じた次第です。

 

初日後の会見でも岩本輝雄監督が「攻撃的なセットリスト」と自ら称していましたが、そういう意味ではステージは少し物足りなさを感じてしまったりもしました。それがAKB48メンバーのAKB48シアターでのデフォなのか、それともこの公演が2回公演の1回めで体力を温存をしていたのかはわかりません(チーム8をのぞいた劇場公演を生で観るのが何しろ1年半ぶり)が、これだけはつらつとした姿を見せる曲を並べるのならば、もっとのびのびとパフォーマンスするメンバーが多くてもよかったのかなと。同じようなセットリストをSKEやNMBがやるとが「攻撃的」なよさが出たのかなとも思いました。

(その意味では、ぜひテルさんにはSKEの劇場公演見てほしいですね!)

 

初日を終えて「公演の意味」である「攻撃的」を知ってしまったがゆえ、そういうメンバーを探しに行った僕でした。上手のお立ち台から見てたがゆえ、上手端のポジションでも油断せずに大きく魅せようとし続けているかどうか、を見ておりました。気になったメンバーはこんなところ。

 

佐々木優佳里

この人AKB劇場で観るとやはり異次元。髪の振り乱し方、手脚の動かし方がほかより余計に多い。ゆえに気持ちがとても強く伝わってきます。どこのポジションにいてもそれが変わらない運動量は、まさに攻撃的なサイドバック。AKBの長友佑都でしたわ。

 

西野未姫

1年半前に劇場で観た頃よりもだいぶ身体が出来上がってきたからなのか、危なっかしさすら感じていたがむしゃらさとは違い、軸のブレない力強いがむしゃらさを身につけているように家事たのが彼女。サイドのポジションからぐいっと前に出て行く姿は、AKBの岡崎慎司です。

 

川本紗矢

この日の主役を挙げないわけにはいかないでしょう! ただ、生誕祭公演じゃなくても同じ感想を持っただろうなというのも彼女の動きを観ていて感じました。彼女、どこにいてもいい意味で変わらないんです。印象的だったのは『永遠プレッシャー』とその次の『好きと言えば良かった』。かわいらしい曲でセンターを務めたあとに、上手端のポジションで力強い眼差しを見せてくれる。そりゃあ、劇場での評判も高いなと思いましたよ。意欲も高いんでしょうね。また劇場で観たいなと思わせてくれる素敵なパフォーマンスでした。

 

他にも、下口ひななちゃんはキレイに育ってきて美しさにびっくりしたけどファンがつかないんだろうと勝手に心配になったり、野澤玲奈ちゃんの周囲を翻弄しつつも周りをしっかり見ようとしてるMCが好きになったり、大島涼花はパス出しをしつつ深みを出す動きをできるなとか、細かいアシストとサポートをし続ける中村麻里子さんもいい味出してるなと感じたり。メンバーの素敵な側面はたくさん見えました。

 

ただ、このセットリストやコンセプトに合っていたものだったのかなというのはそれぞれ差があったのかな、というのが僕個人の感想です。センターのなつき(小嶋菜月)が序盤の3曲目が終わったあたりで息が上がっていたのに心配になりました。

 

そういう意味では、AKBに足りないもの、逆にAKBメンバーの魅力はどこにあるんだろう、と自分の中で再確認できる、興味深い公演になりました。(最後のお見送りにも思うところあり)

 

あ、最後に! アンコールの衣装がサッカーのユニフォーム風なんですけど、背中のネームはアルファベットのほうがいいっす! そして『僕のYELL』オリジナルのMVで着ていたアディダスのシャツかコラボしていたなでしこジャパンのユニフォームのほうがよかったと思います。(そこなのか感)


【MV】 僕のYELL / AKB48 [公式] - YouTube