あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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勝ち点拾える今年はちょっと期待。

2019.08.10.

明治安田生命J1リーグ 第22節

FC東京 vs ベガルタ仙台

味の素スタジアム

 


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昼間からとにかく暑くて観る側的にもしんどい試合でした。こういう試合で勝ち点3を獲った東京に拍手。

 

暑い、暑い、青赤パーク

昼過ぎまで幕張メッセAKB48の握手会に参加してから移動。しかし19時キックオフまで時間があったので幕張本郷から総武線各駅停車に乗って終点の三鷹まで行くことに。これが1時間半近くかかってびっくり。しかも最近の首都圏近郊用車両って長く座ってると疲れるんですよね。18きっぷ乗るときあるある。

 

そして車中で三鷹から味スタへのバスは廃止になったことに気づき、とぼとぼと武蔵境まで乗り換えてから狛江行きのバスへ乗り込みます。

 


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時間があるので最近は寄っていなかった青赤パークでビールを大量摂取。しかし日が落ちる前にごくごく呑んだことがまずかった。

 

前夜に電気つけたまま寝落ちして体力が回復しきってないのと、移動疲れが跳ね返ってきたみたいです。

 

早めにスタンドに上がって水分補給と冷却を兼ねたかき氷摂取でなんとか回復してキックオフを迎えました。

 

 

暑さのなかでのぶつかり合い

仙台はここ数年の3-4-2-1あるいは3-1-4-2のイメージがあったんですが、今シーズン序盤のつまずきを経て4-4-2になっていました。そうなってからじっくり観るのは初めて。特に守備に関しては基本に忠実な4-4-2という感じになっていました。

 

センターバックのシマオ・マテが守備範囲が広くて強いですね。彼の存在が攻撃時には実質2バック気味になる瞬間もある仙台のネガティブトランジションを支えているように思いました。この試合も、不運なPK与えた以外は、永井謙佑やディエゴ・オリヴェイラに負けていませんでしたしね。

 

反対に東京も攻撃時に2バック気味になるCB脇をネガティブトランジションで仙台に狙われるわけですが、こちらも特に守備範囲の広い渡辺剛が抑えていました。

 

そんな感じでセットした守備に対してもお互いにカッチリした4-4-2ラインで、最後は崩させない守備を暑いなかやっていたので、観ていた側も少し意識がもうろうとしてきたくらいです。

 

攻守に入れ替われる三田シフト

この日は東京の右サイドハーフ大森晃太郎ではなく三田啓貴が先発でした。彼がいることでの変化は、ポジション変更がより流動的だったこと。

 

特に前半途中からボランチ高萩洋次郎が右サイドに流れることが増えてからそれが進みました。高萩はどちらかというと左サイドに流れて東慶悟とポジションを変えるイメージがあったのですが、この日は右サイドでもほれが多い印象でした。それに伴って、右サイドバックの室屋成が攻撃参加する頻度が上がっていた印象も強まりました。

 

後方に橋本拳人が球出し役として控えるのを基本にして、残りの3人は流動的なポジションを取ります。久保建英がいた前半戦でもある程度観られた姿ですが、違いは三田がボランチ経験もあること。東もボランチでのプレーができるので、これによって、いったん守備シフトをボジションチェンジしたまま迎えることもできるようになりました。

 

後半の苦しい時間帯にも、三田が球際で身体をしっかりぶつけてプレーしていた姿を観て、スタンドも熱くなっていました。これこそが彼が東京に帰ってきた意味ですね。

 

 

広島の左サイドには?

一方で気になったのは右サイドハーフでセットしたときの三田の守備。

 

大森が入るときの右サイドハーフは、ビルドアップでは高い位置にプレスをかけて相手の左サイドからの組み立てを防ぐ意図がありましたが、この日は前に出ずセットして受けるシーンが多めでした。

 

これが三田個人の特性なのかチームとしての作戦なのかはよくわかりませんが、攻守ともに機動力がより高いのは大森という選択肢になります。

 

広島は3バックでビルドアップを行うので、2トップ脇の前進はより得意になりますし、おそらく左のウイングバックにはストロングポイントになる柏好文が出場します。

 

相対する東京の右サイドの出方がどう出てくるかが、見どころになりそうです。