あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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「長い時間かけながらもっと好きになってかたちができて行く」ためのNMB11周年。

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新潟でのNGTコンからひと呼吸したかしていないかのタイミングで大阪へ。NMBの11周年コンサートが大阪城ホールであった。

 

 

昼は運よくアリーナ3列目。……と思いきや、まさかのステージが小ぶりで目の前がただのスペース。結局見づらい席になってしまった。そのせいかコンサートに乗り切れなかった気分ではあったように思う。スクラップもビルドもしていないコンセプトが浮いてはいたけれど、それぞれの曲でのパフォーマンスはよかったと思う。ミュージカル仕立ての『ロマンティックなサヨナラ』からの弾き語り『阪急電車』とか、新ダンス選抜の『Must be now』にだんさぶるの『Don't hold me back』をぶつけてみたりとか。下から見上げる平山真衣さんがめちゃめちゃかっこよかった。見取り図とメンバーの絡みは安心して見られる。

 

 

夜公演は打って変わって天空席も天空席の最後尾。正面だったのが不幸中の幸いといったところ。全員センターがテーマだった夜公演を上からよく観れた。

 

全員センターの感想は挙げればきりがない。だって、全員センターなんだもの。ただ、以前乃木坂のアンダーライブでやった全員センターのを観た記憶と同じで、感想としては「ショーケース」以上にはなりにくい。

 

ただし、昼公演も含めて、今回の11周年コンサートは「ショーケース」こそがテーマだったのだと思う。大阪城ホールのコンサートは前回も前々回も、センターあるいは顔となって引っ張ってきた1期生の卒業コンサート。顔となるメンバーは正直、いない。その中でどうするかという選択肢を選んだ時に、「まず見せる」を選んだのだろう。

 

今年何度か劇場公演に入っても、今のNMBメンバーのパフォーマンスは強度も練度もすごく素敵なものだといつも感じる。それはこのコンサートでもそう。ただし、こういう大きな節目のコンサートで何をみせていくのか。これまで何度もぶち当たっている課題に、改めてこれから取り組んでいくのだと思う。

 

その後出演させてもらったニコ生の感想戦で、ブルックリン・ストライクさんが言っていた「『結晶』はこれからのNMBのテーマになるんじゃないか」という意見に賛同の意をということで歌詞のリンクを貼っておきます。

 

www.uta-net.com

 

48pedia.org

 

――ただ、とりあえず見せるにしても、8期候補生を100人近く一度にステージに上げたのはただカオスだったと思います(笑)。