あまりにGWが嵐のようだったので書き漏れていた指原莉乃卒コンの想い出。
(これは終わったあと食べた関内の中華。中華街じゃないやつ)
もう1ヶ月経って、福岡での「感謝祭」も終わっちゃいましたし、ひとつひとつ漏らさないような振り返りはできませんが、自分のヲタクとしての時代区分の境目のできごとでもあったので、感じていたことのかけらくらいは残しておこうかなと思います。
指原莉乃がHKT48の地元・福岡で11年間の感謝を伝える!「大声ダイヤモンド」など名曲熱唱!
「もう48のスタジアムクラスはいいかな」と思う気持ちもありつつ、逆に「このクラスでやれることはもうないかもしれない」という気持ちが沸いてきて、申し込んだのがこのコンサートでした。
たぶん、「テレビアイドル」としての48の体験を現場でできるのが最後になるんじゃないかなと思っていました。
イコラブ(=LOVE)のプロデュースに表れるように現場体験にも気を遣える人だけど、やっぱり「憧れていたテレビに出たかったし、憧れの対象になりたい」人だと思うんです。
この日の演出で言うと、ダウンタウン松本人志の登場はやっぱりテレビ的だったと思います。もっというと、テレビバラエティ的なものでした。
HKTに指原さんが来てから、これでもかっていうくらいテレビ番組が増えて、一気にひな壇芸を覚えていった1期生の様子を当時テレビでよく見ていた。日テレの『HaKaTa百貨店』とかそのあたりですね。
彼女個人が注目されていったのって、テレビ感そこまでないところだったようには思うんですが、気づけばひな壇芸だったり、いじりあいトークだったり、テレビバラエティフォーマットの伝道師のようになっていました。
かく言う自分も、"指原以前"のHKTは劇場に観に行けていないし、劇場メイン時代の"莉乃ちゃん"を見たわけじゃないので、実際に前後を観測できていたわけでもない(当時はまだ映像配信もなかった)んですけど、一気に変わったのだろうなという空気はひしひしと感じていました。"さっしー"もHKTも。
自分は思えば、あの2012年前後と今では推しの見つけ方は少し変わりましたね。
48に興味を持って追いかけてみようと思い始めたものの、やっぱりベースは当時たくさん見ることができたテレビだったし、推しもテレビで"キャラ"を作って活躍していた秦佐和子さんだったり、テレビではないもののSNSで独自路線を作っていたかおたん(松村香織さん)でした。
そこから今度はやはり劇場だろうってことで、DMM実況プレーを始めてみると、大組閣後の初日で配信を通してもインパクトを残してくれていた惣田紗莉渚さんに惹かれ。
今度は配信で観てもすぐにはときめかないようになり、ライブアイドル現場だったり劇場だったりでの歌やダンスに惹かれた子を推すようになっていきました。
なので、かおたんとさっしーが卒業するこの5月のタイミングって、自分のなかで何か1つ時代が終わる感じがするんですよ。
「メディアアイドル」的なものをひきずっているのもここでいったん終わりなのかな、という。
そんななかで、今推しメンにしているえれたん(坂本愛玲菜さん)が、最近のソロ仕事での活躍ほどにはピックアップはされているわけじゃないのが複雑だったりもしています。彼女を再注目するきっかけも、2年前にシングル選抜として映っていたテレビきっかけなんですけどね。不思議なものです。
気づけば(地上波全国ネットの)テレビでほぼ唯一プレゼンスを示せるコンテンツになっていた選抜総選挙も今年はなくただ、握手券売上選手権に同じように乗っかるかというと難しいもんだなって思ったりもします。
"ポストテレビ"の48グループって、どうなるんだろうなぁ。
そんなことぼんやり考えていますが、ひとまずは今の価値観になっている「目の前のステージで力をこめて歌って踊ってくれている」を大事に、目撃しにいきたいと思います。
といいつつ、博多は交通費が高いのが涙目でござんす。。。
DMMで観える公演と、実際に劇場で観る公演にギャップを強く感じてしまう自分を呪いたい…。
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