あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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冷たい夏と熱い箱。 - STU48 X SKE48 @ OTODAMA

前日までの旅と多摩川クラシコの敗戦の疲れを抱えながら、この日は京成線~浅草線京急線の長い鈍行列車の旅に乗ります。浅草線京急線は、分岐先以外はほぼ全線に乗っていたことになるので、1時間45分ほどになります。東京から名古屋まで行けちゃうな。

 

終点の三崎口の1つ手前の三浦海岸駅で降りて、歩いて10分かからないくらいの距離に海岸が見えました。

 

が、なんだかグレーな海岸です。海の家もガラガラで、OTODAMAに来た客以外はほぼいません。海の日スペシャルなはずのイベントも、海の日感なし。そういえば前夜に「OTODAMAに来るならシャワーやクロークが使えるうちとセットにできる『みうら海水浴きっぷ』を使うといいよ!」とそのうちの1つからTwitterに宣伝のリプライが来てました。きっとそうやって客呼ばないとやばい冷夏ってことなんでしょう。

 

とりあえず写真撮っておきました。疲れがやや抜けてません。


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番号は全体で1500くらいのうち、200番台の前半くらい。前方らしい前方ではないものの、下手に回り込んで5列目くらいのポジション取り。


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たまたま女性が前方に多く、あまり高くはないステージで割りと見えやすいところだったと思います。(こちらは前説のお姉さんの撮可タイム)

 

 

まず出てきたのがSTU48

 

M01 夢力
M02 NEW SHIP
M03 僕の太陽
M04 ペダルと車輪と来た道と

MC

M05 非全力
M06 片想いの入り口
M07 誰かがいつか好きだと言ってくれる日まで
M08 僕たちはシンドバッドだ

MC

M09 ポニーテールとシュシュ
M10 真夏のSounds good !
M11 ごめんね、SUMMER

MC

M12 暗闇
M13 風を待つ

MC

M14 大好きな人
M15 出航

SKE48まとめろぐっ! : SKE48 X STU48「OTODAMA SEA STUDIO 2019」7.15 セットリストまとめ!

 

去年何度か見ていたコンサートや陸上公演のセットリストに近い感じ。今度リリースになる3rdシングルの表題曲も初めて見れましたし、48グループ全体をゆるく見てる人としては「ポニシュ」「真夏のSG」そして「ごめサマ」を観れると48の夏フェスの時期が始まったなという感じ。そろそろSTUもストックがたまってきたのでもしかしたらやらないかもしれないと思いましたが、そんなことなかったですね。海がコンセプトのグループの割りには、瀬戸内の凪のイメージ寄りが多くて、「夏のさわやかソング」って実は押し出してなかったりします。

 

中盤曲での1stシングルのカップリングユニットをここに並べるのはびっくりしましたけれど、深刻だったり真剣だったりといった表情表現へのコミットが深くなったメンバーの姿が見られてすごく興味深かったです。中村舞ちゃんの真剣な表情がとても印象的でした。そんななかでも視線を振りまく石田千穂ちゃんの恐ろしさもまぶされてきました。

 

そして、数分のインターバルが空いてSKE48のパート。

 

M01 パレオはエメラルド
M02 誰かの耳
M03 キミが思っているより…
M04 意外にマンゴー

MC

M05 ホライズン
M06 彼女がいる
M07 反射的スルー
M08 オレトク

MC

M09 片想いFinally
M10 消せない炎
M11 奇跡の流星群

MC

M12 FRUSTRATION
M13 君のことが好きだから

MC

M14 アイシテラブル!

SKE48まとめろぐっ! : SKE48 X STU48「OTODAMA SEA STUDIO 2019」7.15 セットリストまとめ!

 

 まず思ったのが、コールがでかい(笑)。

 

スピーカーのそばだったので、普通そこまでわからないもんですが、もう身体でビートを感じてましたね。たぶん、STU推しにはSKE推しの人も多いだろうから、STUパートのときよりも乗りやすい人が多くてコールの声量の差にもなったのだろうと思います。

 

セットリストはチームカップリング曲を選抜メンバーで並べてくるというレアなものになりました。"対バン"にぶつけたというよりは、「今日だけのレアなライブを観に来てね」といった狙い。『消せない炎』の須田亜香里さんがちょうど僕のいた下手だったので珍しいなと思って凝視していたら、横目で(そんな私をしっかり見なさいね)と言ったレス(?)をもらったような気がします。

 

STUを見た後にSKEを見てみて、お互いのパフォーマンスの違いがわかったりして面白かったですね。STUメンバーのレスの配り方は割りと個別に配分していくんですけど、SKEはあまり個別のフォーカスはせずに、たとえば上手や下手に回り込める今回の客席の場合でも、横はそんな意識しません。あくまでも全体の熱量は前方へストレートに届けていきます。そんな文化の違いを鍛え上げられたももやふくらはぎを観ながら感じていました。

 

それぞれを好きな人がそれぞれのグループに盛り上がった今回の客席だったとは思うんですけど、せっかく「SKE48 "X" STU48」と銘打ったのにステージ上では絡みがいっさいなかったのはさみしかったですね。他のお客さんはどうか知りませんが、少なくとも僕はそこに期待してチケットを買っていましたから。

 

STUはそのあとに夜の東京での公演を控えていたので、後半は三浦にいれない事情はわかります。だとするなら、それぞれ10曲ずつくらいに減らしてくれてもいいので、STUからSKEにバトンタッチする際に1曲でも2曲でも共演する機会を作ろうとする発想はあってもよかったのではないでしょうか。

 

拡張していって個別が独自の動きをしていっているなかで、久しぶりにコラボレーションのあるステージをしっかり観ておきたかったです。それぞれが独自に活動を進めていく中では、合同のリハーサルをとる暇もなかった、という話になったのであれば、それはそれでさみしいなと思うのです。

 

…とまあ、そんな勝手な客の愚痴めいたことも思いながら会場の外に出てみると、寒い。あんなに建物の中では汗をかいていたのに! それくらいに熱かったライブだったってことなんでしょうね。

 

チケットを取ってみたものの、予想していたお目当てが出ないことになった夏フェスも行こうか迷っていたところはありましたが、やっぱり野外の対バンは楽しいところはありますね。今年も行こうと思います。やっぱ夏はポニシュだな! ごめサマだな!

 

そんな気にはなった三浦海岸の寒い夏でした。

 

 

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