あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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2022年3月の現場記録

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3月は遠征は念願の研究生公演で2ヶ月ぶりに大阪へ。久しぶりのアイドルフェスにも行き、3度目のアイドル人生にして初のあの子の卒業LIVEへも。プロレスで初めての両国国技館に。春ですね。

2022年3月5日

NMB48 チームBII研究生『なんば笑顔開花宣言』公演 @NMB48劇場 

出演:浅尾桃香、李始燕、瓶野神音、黒田楓和、坂田心咲、佐月愛果、隅野和奏、田中雪乃、早川夢菜、芳野心咲

元日に組閣が発表されて以来、一度はBII公演を観に行かねばという思いでNMB48劇場へ足を運んだ。運良く最前(といっても前2列は空席にしているが)の中央やや上手の席を引いて、全体も上手も近くでよく観ることができた。

昨年末に『Will be idol』公演で観た頃比べて、7期生の子たちはポジションや立場が変わってまたリフレッシュした魅力を出していた。特に一番近くで観ていた瓶野神音さんは元気よく楽しそうに客席も見ながら踊っていたのが印象的だった。3番手の位置を知ったときは少しびっくりしたが、今の彼女なら納得。同じくポジションが前になっている浅尾桃香さんも持ち前の勢いあるダンスがとても気持ちいい。フロントの『ランナーズハイ』がとても似合っている。

で、最も気になっていた初見の8期生の2人。ダンスに関しては気になるところはほとんどない。表情も含めると、坂田心咲さんは「メジャーアイドル3年目ですか?」と言いたくなった。抜擢には驚いたし、配信で観ていたときも映え方に納得をしていたけれど、改めて現地で間近で観て腑に落ちた。視線の向け方もいい意味で最近の48ヲタ受けっぽくないのが逆に好感。劇場盤主義のNMBで売上がどうなるのか気になる。

 

2022年3月6日

前夜は久しぶりの夜行バス移動。調べたら大阪・東京間の高速バスはやや値上がりしているようで、初めてマイナー路線に乗ってみた。木津市場から乗って有明ガーデンシアターに到着。大阪でも東京でも都心からややアクセスの悪いバス停だが、どちらもスーパー銭湯が目の前なので悪くないかもしれない(OWL LINER)。

ただし、有明ガーデンの「泉天空の湯」は今月後半から値上がりするので注意。

READPIA×STU48 オリジナル朗読劇『静かな時の上の方』@ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンA 

出演:石田千穂、石田みなみ、沖侑果、高雄さやか、立仙百佳、小島愛子、徳井青空新田恵海

2日4公演のうち、2日目の昼・夜を観た。もともとチケットを先行で取っていたのは千秋楽のみだったところ、初日の感想を追ってみたら当日券がありそうなので昼から観劇。

時空転移・ループ・女子友情のヲタク向け3要素を取り込んだ脚本。「20年の時超えるつながり」という意味でも、20歳年下のメンバーを推すこともざらなSTUヲタクにとって共感しやすいつくりだったと思う。軸になる時を超える女性とループしてしまって事件を振り返る女性を徳井青空さんと新田恵海さんの声優2人が演じることで物語が引き締まったし、2人の演技が加速させる終盤でSTUメンバーの演技も引き出されているシーンも観ることができた(特に高雄さやかさんが演じるカコは殻破った瞬間がちらっと見えてよかった)。

千秋楽はまさかの最前中央を引いてしまい、改めて徳井さんと新田さんの演技で「声優ってすごいなあ」と感嘆。『ラブライブ!』は全然追ってないながらも、今さらながらμ'sを追いたくなった。

キャラクターづくりや演技に苦しんでいるんだろうなというメンバーもいれば、立仙百佳さんはもともとの性格に近いのもあってかのびのびと演技していたのが印象的だった。今回の朗読劇に限らず今年の伸びしろに勝手に注目しているメンバーだったりする。ともあれ、完成度的にはもう少し稽古をみっちりして(継続期間はあるので直前の密度)挑むんだ作品づくりを経ての劇も見てみたかった。

正直さくらタウンは遠いし、8,000円のチケットは高めだったが、「座席は実質4~5列しかない」「徳井青空新田恵海の生演技が観れる」のであれば全然悪くなかった。ミニライブもあったし、2月は広島のSTU現場では中止になっていた(主催が違うとはいえ東京ではいいのか!)お見送りもあった。130~150人程度しかいなかったのはもったいない!

2022年3月12日

IDORISE!! FESTIVAL 2022 day1 @O-EAST周辺ライブハウス

観覧グループ:Palette Parade(WOMB)→パラディーク[途中から]→手羽先センセーション(ここまでO-Crest)→Hello Youth[途中から]→SAISON(ここまでWOMB)→テラス×テラス→Palette Parade(ここまでO-nest)アップアップガールズ(2)[途中から]→クマリデパート→バンドじゃないもん! MAX NAKAYOSHI→真っ白なキャンバス→DIALOGUE+→#ババババンビ→わーすた→STU48(ここまでO-EAST

 

STUを目当てに、以前から誘われまくっているパレパレ(Palette Parade)も観れるしということで、久しぶりにサーキット型のフェスに参戦。渋谷のライブハウスはよく来るが、サーキットは初めてなことに気づく。太ったのでO-CrestO-nestの階段がキツい(苦笑)。気になったグループの感想を箇条書きで書いておこうと思う。

  • Palette Parade:葵うたさんの歌声が売り。ステージはあまり客席どうこうというよりスイッチ入れる系っぽい。レア曲らしい『可愛くなる』がクセになる。『シャイガール』が好き。緋本はぐみさんから目が離せない。物販は記名の2人にごあいさつ。
  • パラディーク:最近解散した前グループ時代には観れなかった前田彩佳さんのパフォーマンスをAKB時代ぶりに観た。
  • 手羽先センセーション:他グループから一気に移籍してきた時期から気になっていたものの、予定が合わずこの日ようやく観れた。佐山すずかさんはアクアノート時代の3年ぶりくらいに観たかも。シンプルなロックナンバーに手足ぶっ放すスタイルは名古屋で受けるだろうな…と思いつつ観測範囲では地下に流れてる栄の知りあいはあんまり手羽センに行ってない不思議。ずっとTikTokで観てたカワイレナさんに物販でご対面。お顔が好き。
  • Hello Youth:名前は知っていたけど、初めてパフォーマンス観れた。気持ちくらいに青春パンクだ。名前の通り。
  • SAISON:キャリアがあるメンバーたちの期間限定アイドル復活ユニット。48経由の知り合いのヲタクがちらほら通っていて気になったところようやく観れた。ステージ上の表現者として、この日出てた全グループで一番表現の手数が1人1人多いんじゃないだろうか。強い。
  • バンドじゃないもん! MAX NAKAYOSHI:楽器セッティングのため公開リハーサル。その前のグループまではオケの音が大きすぎた気がしたけど、ここで調整したあとは他のグループも聴こえ方がよくなった。ありがたい。
  • 真っ白なキャンバス:昨年の@JAM EXPO以来の白キャン。元から曲が大好きなのだけれど、パフォーマンスがより客席を巻き込む意識がポーズに出てきていて楽しさ倍増。特に、小野寺梓さん・橋本美桜さん・三浦菜々子さんの3人は本当に客席をよく観てる。
  • DIALOGUE+:まったくのノーマーク。終わったあと調べてみると若手声優のユニットだそうで、たしかに畑が微妙に違うわけだと。前方で観ていたら沸いていたヲタクに肩を組まれて横に揺れた。何年ぶりだろう! この日のO-EASTの夕方では一番フロアが沸いてたのでは。 鷹村彩花さんが気になった。
  • #ババババンビ:最近盛り上がってるなーとTLで感じていたバンビを初見。センターの岸みゆさんがすごい。仕上げ方がストイックなのが初見でも伝わってくる。物販も強いらしいのでこりゃ今年はアガって来るんだろうなと実感。
  • わーすた:"かわいい"を極めて続けて、もはやそれが"道"になっているようにすら思う。かわいい道。三品瑠香さんは男前。
  • STU48:長めに前のグループから観ていた甲斐もあり、一般エリアの柵前でよく観れた(結果的にもう少しあとでも行けた)。『夢力』や『ペダルと車輪と来た道と』の振りコピは好きでよくやるのだけど、たまたま推しの高雄さやかさんとゼロズレだったので楽しさが2万倍。リリースから4年、ようやくこういう楽しさを知ることができた。STUの関東現場、意外と人が少ないので積極的に行きたい。そいえば、『STUフェスティバル』を外部ライブでやる機会が増えてきたけど、このへんはAKBの曲を借りるべきか、オリジナル曲でやるべきかの狭間があっての選択なのかもしれないと思った。

    STU48のセトリメモ:
    出演(石田千穂・岩田陽菜・高雄さやか・中村舞・福田朱里・立仙百佳)
    M00. overture(STU48 ver.)
    M01. 夢力
    M02. STU48(瀬戸内ver.)
    M03. ペダルと車輪と来た道と
    M04. STUフェスティバル
    M05. 暗闇
    M06. 思い出せてよかった
    M07. 僕らの春夏秋冬
    M08. ヘタレたちよ

2022年3月19日

SKE48『心にFlower』現地でトーク会/現地でグループトーク会 @幕張メッセ

トークメンバー:鬼頭未来

今月発売のシングルの初の関東でのトーク会。前作から4ヶ月ぶりだ。11時からの1部では人も空いていて快適。ただ、推しメンのレーンに来る人数が少ないと不安にもなる。この日は鬼頭未来さんと前日のソロ公演の感想をお伝えする。久しぶりに近くで観れた推しのかわいさにうれしくなる。現状のSKE48の公演体制だと推し目当てだとなかなかふらっと公演には入れないのはそろそろどうにかしてほしいもんだ(逆に言うと雑に応募すると当たるのだが)。

 

東京女子プロレス『Grand PRINCESS '22』@両国国技館

出演:山下実優中島翔子伊藤麻希荒井優希坂崎ユカ瑞希辰巳リカ、渡辺未詩、志田光、乃蒼ヒカリ、沙希様、メイ・サン=ミッシェル、マーサ、ユキオ・サン=ローラン、小橋マリカ、らく、原宿ぽむ、ラム会長、天満のどか、愛野ユキ、上福ゆき、朱崇花、高木三四郎ハイパーミサヲ、角田奈穂、桐生真弥、猫はるな、鳥喰かや、まなせゆうな春日萌花HARUKAZE、YuuRI、鈴芽、遠藤有栖、宮本もか、長野じゅりあ、angela、田中ケロ、桃知みなみ、ほか

先日、Jリーグルヴァンカップが中止になった際に荒井優希推しに勧められて観た東京女子が楽しかったので、我らが(どの立場だ)荒井優希選手が伊藤麻希選手と初のタイトルマッチに挑むということで両国国技館へ。大相撲で来たことがないので初めてのマス席に興奮。ただ、座布団もなく、感染対策のため焼き鳥も販売されておらずでおまけの楽しみはお預け。

ライブハウスでのマットプロレスから始まった東京女子にとっての初めての両国国技館での大会ということもあり、どの試合もストーリーをしっかり見せてきており、また初期から盛り上げてきた卒業メンバーも大集合して演出を盛り上げてくれて、まだ2試合目の自分でもかなり楽しむことができた。

個のストーリーを、団体の歩みにも乗せながらしっかり見せていく形、48グループはあきらめてしまってるよなと気づかされた。メンバーとヲタクに任せっきり。個と個につくヲタクだけが知っているストーリー、しっかりクロスできる仕掛けがほしいよなと思うところ。時々それが観れるコンサートはあったりするんだから、できるはずだと思う。

……話を戻して。タイトルマッチの3試合については最終的に全部泣きながら試合を観ていた。荒井優希選手はどう見ても格上の伊藤麻希選手にやられてもやられても食らいついていくあの表情、あれは"主人公"の顔だった。行ける日は東京女子もちょいちょい行ってみようと思う。今度は気になったレスラーのサイン会を取るんだ!(今回はお目当てが売り切れ)

 

2022年3月20日

SKE48『心にFlower』現地でトーク会/現地でグループトーク会 @幕張メッセ

トークメンバー:鬼頭未来、青海ひな乃、大場美奈

前日に引き続き幕張メッセ。この日の鬼頭未来さんはブレザー風味でラストJK感。卒業式は通っている学校では開催されたもののコロナにかかって行けなかったという少しさみしいお話も聞いたり。

個人的にSKE現役の大場美奈さんに最後のごあいさつ(本人は4/9名古屋まで参加)。卒業コンサートは自信あるかみたいな話を聞いたら、「ファンにとってどうかはわからない。こっちは最高かもしれないけど」という含みのある言い方が大場さんって感じだった。自信がないわけではないけど、他人から見る価値については自分からは決めない。持っているもの対して別の角度を必ず入れてくる。それが少なくともSKEに来てからの大場美奈だった。最近はごぶさただったけれど、またあいさつできるくらいの距離感でよかった。横浜のコンサートが楽しみだ。

いつもビクビクしているグループトークは鬼頭未来さんと青海ひな乃さん。お披露目の時期以来にお話するという話を青海さんにすると、「9期ははまらんかった?」みたいな話をされて少し申し訳ない気持ちに。めちゃくちゃ推してた先輩が卒業して、SKE推し的にはぽっかり穴が開いたような時期だったので、なかなか厳しかったよなと思い起こす。

 

毒薬と老嬢』 @新橋演舞場

出演:久本雅美藤原紀香、 渋谷天笑、納谷健、室たつき惣田紗莉渚、鈴木翔音、我善導清水ひとみ、甲坂真一郎、川端槇二、丹羽貞仁嘉島典俊、笠原章

今日もSKE現場からSKE関連ー卒業生の惣田紗莉渚さん出演のメジャー舞台へはしご。ファンクラブ枠でチケットを取り置いてもらったところ、入り口の引換所ではよくお見かけした記憶のある女性から引き換え。ありがたいことに最前席で観させてもらって、間近で見る藤原紀香さんのスタイルのすごさに驚いた。

原作は第2次世界大戦の頃に上演・上映された、アメリカの舞台および映画。ブルックリン訛りを関西弁に置き換えた脚本を、関西出身の久本雅美さんと藤原紀香さんが主役で演じた。ブラック・コメディで、原典を実際に観たことがないのでなんとも言えないが、主役2人以外が遊ぶパートもたくさんあるので主役の2人以外(たとえば惣田さん)を目当てに来ても見どころがあって楽しめるんじゃなかろうか。ただ、逆に言えば展開がやや軽やかでないようにも感じるのが良し悪し。演出の錦織一清(あの元少年隊!)さんの味なんだろうか。

 

2022年3月27日

ワンチャンアリーナ 卒業LIVE @渋谷GARRET

AKB時代に応援していた庄司なぎささん、3つ目のグループの全員卒業による実質的な解散ライブ。AKB時代にはリリース一本の突然の辞退であいさつができず、1つ前のハープスターでは卒業のライブで最初のコロナ禍になってしまってリアルでの卒業イベントができなかった。その経緯を知っていると、今回はライブができてよかったと本当に思う。直前まで体調不良での欠席を重ねていたので心配していたけれども。

とはいえ、僕は庄司さんに関しては生誕祭+αに顔を出すくらいで、"卒業公演だから来たヲタク"になってしまったわけだ。ハープスターの初期時代に運営のオペレーションにぷつんと来てしまって以来、"ときどき顔を出す"くらいのヲタクに成り下がった。2つ目のワンアリでも「気が向いたら行く」モードくらいだったわけだけれど、これがなかなか難しい。コロナ禍で対バンのチケット代が上がっているうえに、集客が厳しいと対バン相手がまた変わって興味が減ってしまう。そしてチケット代は高い。こうなるとほとんど行かなくなってしまった。ワンアリはデビュー直後からテレビとのタイアップをするなどメジャー志向路線だったようだけれど、なかなか状況は難しいものだなと外から見ていて本当に思う。

…というような懺悔のような雑な分析のようなコメントを書いていたのは、僕が離脱した期間に知人がずっと通い続けていたからだ。趣味だから辛かったらやめりゃいいのはその通りなんだけれど、「推す」というのはこういう範囲も僕は含むことがあると思っている。一生懸命応援していると、やりたいこと・やりたくないこと、やれること・やれないこと、全部ひっくるめて向き合う覚悟が必要になるときがある。"地下"ならなおさらだ。そこから距離を取って楽しめている人がそのことをマウンティングするような言説をときどき目にするけれど、それはそれ、これはこれだ。"これ"の尊さは踏みにじられていいもんじゃない。

みたいなことを感じてからチェキに行ったらあんまりうまくしゃべれなかった(笑)。何はともあれ、なぎゅちゃんのステージは僕は好き。次はどうするか決まっていないと言っていた。次かあるならジャンルはいったん置いておいて観に行ける機会があるといいな。

 

Palette Parade 白川千尋生誕祭2022 @club asia

上述の気分だったので帰ろうかと思っていたところ、お誘いを受けて同じ渋谷でのパレパレの夜公演へ。2週間前にフェスで観たので単独現場を観に来たかったのもあった。そういえば6月に「初の単独ワンマン」をO-WESTでやるそうだけれど、今日みたいな10曲ほどやるライブは「ワンマン」じゃなくてなんなんだろうと思った。

聴くところ初めての「ソロ生誕」だったらしい。生誕委員らしい若いヲタクたちが盛り上げていて青春の現場なんだなと思った。生誕パートでは好きなカバー曲チョイスが『桃色片想い』『B dash!』『冗談じゃないね』という並びだったことになんだか衝撃を受けた。

物販は4人へごあいさつ。チャレンジ企画も乗り越えて、客も増えて、CDリリースと初ワンマンを控えるこのタイミングはメンバー感の関係もよさそう。いい現場だ。次は『可愛くなる』をまた聴きたいな。

 

2022年3月時点でのいときんの動向

現場傾向

ツイート傾向

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