AKB48グループ、真の「次世代」はまゆゆ・ぱるる世代ではない？

AKB48グループの93世代ええな - AKB48まとめんばー

こんな2ちゃんまとめがありました。毎年48グループは成人式に神田明神にお参りをするので、20歳になる世代は注目をされます。例えば2年前の成人世代「91世代」の代表格はこう。

前田敦子、高橋みなみ、河西智美、仲谷明香、高城亜樹、仲川遥香、増田有華、板野友美、北原里英、柏木由紀、松井玲奈、鈴木まりや

いずれも卒業してソロとして活躍したり、今でも48グループの中心として活躍しているメンバーたちばかりです。前田敦子・高橋みなみ・板野友美・柏木由紀のラインだけでも、当時、いや今でも世間的なAKBのイメージそのまんまでしょう。

そして今回の「93世代」からピックアップするとこう。

渡辺麻友、島崎遥香、永尾まりや、市川美織、山本彩、菊地あやか、渡辺美優紀、宮崎美穂、島田玲奈、藤江れいな

さすがに「91世代」には劣りますが、なかなかの「次世代感」があるラインナップです。渡辺麻友さんは総選挙こそ3位だったものの、「次のセンター大本命」ですし、島崎遥香さんもその担い手で人気急上昇中。NMB48の顔と言える山本彩さんと渡辺美優紀さんもいますし、宮崎美穂さんのような選抜を経験したことのあるベテランや中堅だっている。48グループが活動を始めて長く経ったので、中学生頃から加入したベテランや中堅もいれば、高校生になってから加入したフレッシュな世代もいるのがこの世代と言えそうですね。「まだブレイクする前のAKBになりたくてなった子」と「ブレイクしたAKBに憧れて入った子」とが混ざっている世代とも言えそうです。(ぶっちゃけた話、2年前の成人世代の方が今でも「AKB感」があることについては、また追ってどこかでお話します)

しかし、今回はさらに世代をさかのぼって「黄金世代」になりそうな新世代があるのではないかと思い、ピックアップしてみようと思います。「次世代」のさらなる「次世代」とでも言っておきましょう。

それは、96年生まれの世代です。ピックアップしてみます。

松井珠理奈、田野優花、矢倉楓子、木下百花、藤田奈那、菅なな子、兒玉遥、古畑奈和、渋谷凪咲、吉田朱里、松岡菜摘、磯原杏華、石田安奈、二村春香、向田茉夏

なぜ僕がこの世代をプッシュするか。

それは、僕がSKE推しだからです(…えっ。まあ、反論せずにまずは読んでみてください。)。

松井珠理奈さんは『大声ダイヤモンド』で前田敦子さんとのダブルセンターで隊抜擢されて以来のSKEの顔で、今ではAKBでも次世代センターの候補の1人。古畑奈和さんは総選挙での選抜入りこそしなかったものの、握手対応もいいことが有名で、舞台でのパフォーマンスにも定評があり、AKBとの兼任も任されています。向田茉夏さんはSKE2期生のエースとして期待されていましたが、新チームへの移籍とともに、チームSでは松井珠理奈さんとのダブルセンターとして魅力にやられているヲタが急増中です。

SKEだけかと思いきや、他のグループにだってエース級がたくさんいます。NMBではチームMでセンターを務め、AKBの選抜メンバーや兼任メンバーにも抜擢されている矢倉楓子さん、HKTにはチームHのセンターでAKB48も兼任する兒玉遥さんがいます。

この世代、こうやって見ていくと「人気もついてきつつ、AKB本体の運営陣も推してきているメンバー」が入ってきているといえそうです。兼任のメンバーが多いのは、「来るべき48グループを背負うときに備えて経験を積ませる」というメンバーが多いのです。わざわざ負担になる地方と東京の劇場公演両方に出演させようとするわけですから、結構な期待がかかっていることでしょう。すでに渡辺麻友さんや島崎遥香さんはAKBの顔の1人として先輩メンバーから移行しつつあるので、本当の「次世代」は「93世代」ではなく「96世代」と言ってもいいかもしれません。

かといって、運営が推すメンバーが必ずしも人気になるとは限らないのがAKB。初期で言えば前田敦子に対する大島優子、SKEの初期で言えば松井珠理奈に対する松井玲奈、といった具合に必ず対抗馬が現れてきます。HKTで言えば兒玉遥さんに対する宮脇咲良さん(2012年の総選挙ではセンターの兒玉さんが選ばれずに宮脇さんのみがランクインしました)。こうして、「運営の次の次の手」と「その対抗としてヲタが推すのは誰だろう」と見ていくと、どんどんどんどん48グループの深みを見ることができるようになってきます。

つい最近まではヲタクではなかったのに、その深みにいつのまにかはまって抜け出せなくなったのが僕なんですけどね…。これに加えて海外のチームも増えてきちゃって困っております。深くて広いよ48。