2022年4月17日・18日と幕張メッセにNMB48の「リアルお話し会」に行ってきた。
コロナ禍で「握手会」がなくなってから、2年4ヶ月ぶりにリアルにメンバーと会話ができるイベントが復活。久しぶりのNMBメンバーとの対面での会話はとても楽しくて楽しかった!
握手会時代から関西の参加比重が高いNMBなので、今回1週間先行して開催された関東には参加していない人も多いはず(というか実際に今回の関東が空いていた)。まったく同じ運営とはならない部分もあるとは思うものの、関西参加者の参考になればとレポートを残しておく。
劇場盤 リアル個別お話し会
入場時の流れ
今回は当選者に電子チケットが数日前に発行され、フォーチュンミュージックのマイページの「購入特典ページ」にリンクが表示される。このチケットを入り口でスタッフに見せて確認を受ける。といってもどの部のチケットでもいいわけではなく、対象のブロック(1-2部、3-4部、5-6部のいずれか)でないと入場することができない。密回避のために各部入れ替え制なのだ。オタ仲間との待ち合わせにはご注意を。
入り口の扉を通ると、すぐに問診票記載用の机が置いてある。新型コロナウイルスの感染に関する質問と個人情報をA4の紙に記載する。
問診票を記載すると、それを持って階段を降りてホールのフロアへ。サーモグラフィーによる体温検査カメラの前を通ってスタッフが待機するブースへ。四方を透明なフィルムで囲まれており、空港のイミグレーションにも見える。
ここでは記入した問診票の確認と、荷物検査を行う。カバンの中身を見せて、ビン・カンがあればここで飲み干すか処分を以来する。ちなみに金属探知機による検査はなかった。OKであればチェック完了の証のリストバンドをもらう。
ブースの先にいる別のスタッフのリストバンドチェックをクリアすれば、やっとトーク会エリアに到達だ。ちなみに、ランチやタバコのためにいったん外に出ても、リストバンドを提示すれば「イミグレーション」では荷物検査のみになる。問診票の再記入は不要だ。
個別トーク会の流れ
以前の握手会ではレーンの中腹に受付があったと記憶しているが、今回の幕張はレーンの入口にスタッフのブースがある。こちらで電子チケットに表示される姓名/住所の身分証との一致と使用枚数を確認され、レーンを前に進んでいく。
待機レーンで気をつけなければならないのは、以前と違いメンバー側の視線を遮るパーテーションがないこと。いわゆる「浮気バレ」がしたくない人はほぼ無理なのでご注意を。
メンバーのいる位置から少し手前にはチケット確認のスタッフがおり、電子チケットを提示して電子スタンプを押印してもらう。複数枚持っている場合は横にスライドすることで2枚目以降のチケットが表示される。とまどった場合でもスタッフが説明してくれた。
自分の番が来ると、いよいよメンバーとご対面。
スタッフが大きな白いボード(A0くらい?)を上げて遮っている。今回のお話し会のいいところはすべてのレーンでメンバーがこのボードにメッセージを書き込んでいたこと。それぞれの人柄が感じられてほっこりした。
翌日の「全国リアルお話し会」の会場でも掲示されていたのでこちらに貼っておく。
このボードが降ろされるとご対面。柵を挟んで2mほどで、メンバーによっては少し前のめりなので1.5m~2mくらいの距離感だろうか。
この日はアクリルシートの向こうでマスクを外していたので顔がしっかり見えた。会場にあった注意書きには「マスクやフェイスシールドを着用することもある」と記載があったので、情勢を見ながらということなのだろう。こちらはマスク着用でときどき聴こえにくいことがあるようなので、話す際は意識的に大きめの声でいるくらいがちょうどいいと思う。
そうこうしてうれしさを感じながら話していると「お時間です」と声をかけられてボードが上がる。とはいえ、以前のように肩を触って動かされるわけではないのである程度会話は多少続けられる。
肝心の1枚あたりの時間は、様子を見ているとおよそ15秒程度だ。人気メンバーだとそれより短い運用もあったようだ。
1回あたり5枚までのまとめ出しが可能で、実際に5枚出しもしてみて75秒より短くなることはなかったように感じた。受付締切時点で未消化券が5枚以上ある場合は、交渉すると5枚出しでのループをできるようだ(実情は現地で確認してください)。
1回あたり5枚まで、また大量当選している人はごくわずかということもあり、部の中で回りきれなくなることはあまり心配しなくてよいとは思う。
この日の「個別お話し会」は支払い後の当選でレーンによる当選率も普段の人気とは違うようで、人気のものさしにはならなさそう。
全国リアルお話し会
翌日は、『母校へ帰れ!』『初恋至上主義』『だってだってだって』の3シングルと『NMB48 3 LIVE COLLECTION 2019』のDVDBOXについてきた全国握手会イベント参加券の振り替えイベント。なんと3年前のシングルだ! そんなこんなでイベント参加券の確保が大変だった。現地での調達の流れは後述。
入場の流れ
全国お話し会では問診票の記載が入り口の外側だった。問診票(事前ダウンロードも可能)を記載しておき、開場時間を待つ。
開場時間になると電子チケット(事前にticket boardで入場券の予約が必要。3日前にメールで届くリンクから開くことができる)に記載された整理番号が1番から呼び出されていく。スタンディングのライブハウスでの入場と同じ段取りだ。入口で電子チケットに電子スタンプを押印されて、扉をくぐっていく。
階段を降りてから「イミグレ」を通ってお話し会エリアへ行く流れは個別と同じだ。
会場でのCD物販
今回はあまりにもCDが流通していなくて現地でイベント参加券を調達したい人が多発。詳しくは後述するが、レーンも空いていて周り放題なので弾を補充したくなる環境で、12時過ぎにほぼ完売してしまった。2部・3部では申し訳程度に数十枚販売しただけ。
1回あたりの購入制限も設けていなかったので、現地での確保を予定している人はできるだけ開場時間に入場することをおすすめする。
※CDの在庫があまりにないためか、4/24の大阪会場では最新シングルも販売するらしい
全国お話し会の流れ
レーンの構造は前日の個別お話し会と同じ。小嶋花梨・渋谷凪咲・上西怜の3レーンだけが1人で、他は2人~3人。1枚あたりの秒数は10秒弱だった。
ただ、2人としゃべるのに10秒あるかないか程度だと会話が本当に難しい。「ご飯食べた?」とかそんな話題になる(笑)。開始直後から10枚までのまとめ出しがOKなので、イベント参加券に余裕があれば2枚出し以上のほうが会話ができると思う。
事前予約制なのもあってか、会場の人でもそこまで多くなく、また早く回れてしまうので開始20分で選抜上位メンバー以外は滑走路化。もう数十分すると全レーンが滑走路化する衝撃の状況に。
とはいえその時点で会場販売のCDも売り切れ。持ち玉をなんとか温存しながら、レーン前で向こうのメンバーからのアピールを耐える。
こういう状況の中で、この週末が劇場以外で初めてのオープンなイベントになる8期生たちはアピールがたくましく、ペアルックをしたり、とにかくジャンプしたり、NMB楽曲を踊ってみたり、こちらに手招きをしてみたり。はじめは8期生の元気な全力アピールに驚いていた隣の7期生も次第にアピール合戦に加わっていく。
アピールに耐えつつも、ときにはわざとその誘惑に負けてレーンに吸い込まれていく行動はとても懐かしく、少ない秒数でも楽しくループすることができた。これはオンラインではできないムーブだ。
受付締切後には10枚以上持っている人はこちらも交渉できるように見えた(実際は現地で確認してください)。
まとめ
要点を箇条書き。
- 共通事項
- 2時間ごとの入れ替え制
- ビン・カン持ち込み禁止
- 金属探知機なし
- リストバンドを巻けば再入場時の問診票不要
- 「剥がし用ボード」のメッセージ◎
- リアル個別お話し会
- 電子チケットはフォーチュンにリンクあり
- 1-2部、3-4部、5-6部それぞれの参加者だけ入場可
- 1枚あたり15秒(メンバーによっては短い)
- まとめ出し上限5枚
- リアル全国お話し会
- 入場券は別途ticket boardで事前予約
- 問診票は事前記載。WebでPDFダウンロード可
- 部ごとの整理番号順の入場
- CDを現地調達するなら開場してすぐがおすすめ
- 1枚10秒弱
- まとめ出しは最初から10枚までOK
- 滑走路でいかに遊ぶか