あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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2022年1月の現場記録

今さらながら1月の現場記録。

 

 

2022年1月8日

スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム @丸の内ピカデリー Dolby Cinema

MCUマーベル・シネマティック・ユニバース)どころかアメコミ映画を全然通っていなかったところから、映画界隈の友人に激しくおすすめされて観に行ったところ、バコーンと心を動かされてしまった映画。過去のスパイダーマンシリーズやMCUの時系列をよくわかっていなくてもなんとなくリスペクトがちゃんと伝わり、スパイダーマンの哲学の根幹が伝わる出来になっているのが素敵。これを機にスパイダーマンシリーズとMCU過去作の旅を始めることになる。

 

HKT48 14thシングル「君とどこかへ行きたい」 劇場盤発売記念 「会場でおしゃべり会」@パシフィコ横浜 展示ホール

昨年からHKTはリアルでのトークイベントが復活したものの、感染状況が悪化して延期になったりすったもんだでこの日に春のシングルのイベントがようやく振替開催。オンラインって、もともと雑談が苦手なのもあるのが加速されてどうでもいい話がしにくい。今日は本当にどうでもいい話ができたことに幸せを感じた。

 

2022年1月9日

少女歌劇団ミモザーヌ 冬公演「Winter Story 〜きくたまこと卒団公演〜」昼公演 @草月ホール

昨年の夏に"ヲタク有識者"の方々が観に行っていて次回公演こそはとチケットを取って観てきた。多人数での出演、ユニットでにじみ出る個性、そして卒業であふれてしまう感情。この2年ほど48の公演への要求をあきらめていたそれがそこにあったように思った。客席にはおそらくヲタクは20人くらいしかおらず、他は父兄やメディアあるいは芸能関係ばかり。なのに舞台演出はコストがかっている。いったいどうやって興行あるいはプロジェクトとして成り立っているのか。主催元が吉本興業/ShowtitleでNMBと同じなのもなんだかモヤモヤする。48は歴史を積み重ねすぎているのだなと改めて気付かされた。

 

HKT48 14thシングル「君とどこかへ行きたい」 劇場盤発売記念 「会場でおしゃべり会」@パシフィコ横浜 展示ホール

この日もパシフィコ横浜へ。この日はまとめ出し。何かをじっくり伝えるにしても、非言語の情報量がやはり全然違う。仕事で割と「リモートでいいっすよ」というスタンスの人は多いのだけど、そちらに寄り切れないのは特典会でのこうした体験のせいもあるのだと思う。

この日は翌日の大阪遠征のため、18きっぷで浜松まで終電で向かう。

 

2022年1月10日

雪の残る大垣-米原間を超えて大阪へ。浜松まで来ると大阪までの鈍行は全然楽だということにようやく気づく(それはそう)。8時に出て12時台につける。

 

祝!成人 ~大人になりました~2022 @ NMB48劇場

これまでの48の推し、タイミングもあり意外と成人の日の晴れ姿を目にすることは初めて。トークの中身とかそういうのを置いておいてとにかく眼福でありました。鈍行での遠征は腰に来たけれど吹き飛んだ。

終演後には今宮戎神社福娘から縁起物を購入。ヲタクに教えてもらって、大阪の「十日戎」という文化をようやく初めて知りました。ヲタ活を通して各地の文化を体験として勉強できるのは素敵だと思う。

 

2022年1月11日

New Year Live Event 2022 SKE48 新春LIVE〜プリマステラとカミングフレーバー〜 @ Zepp Haneda

もともと観る予定ではなかったものの、新型コロナの感染者が出て出演停止になり急きょ先輩メンバーたちが出演ということでチケットを購入してみた。ピンチヒッターになった先輩も含めてさすがSKEのパフォーマンスではあるのだけれど、演出は2グループにしてはストレートすぎてメリハリは弱く、「対バン」なのだからコラボパート的なのもあってよかった気がした。プリマステラ『雨のち奇跡的に晴れ』の初披露は観れてよかった。

 

 

2022年1月12日

第4回 AKB48グループ歌唱力No1決定戦 決勝大会

ドキュメンタリー化したときの演出が苦手なのもあり、推しの坂本愛玲菜さんがファイナリストだった第1回以降は回避気味だった歌唱力大会に久しぶりに現地参戦。知人の同伴のお誘いがあり、3列目という息遣いも聞こえてきそうな位置で楽しめた。

エンターテインメントの歌として面白いのかという指摘が聞こえて久しい企画ではあるけれど、生歌が少なくまっすぐアプローチする機会が普段はない中で挑む子たちの姿勢を堪能できるのはやはり面白い。逆にその指摘の象徴とも言える前回チャンピオンの池田裕楽さんのファイナルでの歌唱は表情に明かりが灯ったような歌唱もあってとてもよかったと思う。

そして何より、グループステージでの坂本愛玲菜さんの歌唱がベストパフォーマンスだったのがうれしかった。そこから解き放たれた決勝は採点こそ低かったけど歌いきった顔をしていて、そんな場に立ち会えることが幸せだった。

 

往復4時間、自転車で向かってみたものの寒くて脚が痛くなった。

 

2022年1月21日

STU48 x TSS ASH限定オーディション New Wave Project公演 @ 広島CLUB QUATTRO

Perfumeをはじめアイドル界に卒業生を送り出しているアクターズスクール広島が直接STU48と組んで開催しているオーディション。最終選考のメンバーが公演を行っている。

これまでオーディションとは違うので観察していて面白い。たとえるなら研究生としての最初の半年~1年をすっ飛ばして観ているというか。このオーディションの最中での伸びが早い。すでにこの初日から1ヶ月経った今のほうが格段に表情がよい。

ちなみに撮可なのでYouTubeにアップしています。

www.youtube.com

 

2022年1月22日

STU48 7thシングル「ヘタレたちよ」劇場盤発売記念 直接会ってお話しができる!「個別お話し会」@広島市中小企業会館

STU48のもうすぐ5周年なのに劇場盤のイベントに参加するのはこの日が初めて。オンラインお話し会特典の購入者に付与されるシリアルで抽選に参加ができるリアルイベント。こうした選抜制と、広島にまん延防止重点措置が適用されているのもあってか、人は関東会場や昨年の同会場のイベントよりまばらだったらしい。

印象的だったのは、2期生のレーンは混んでいて、1期・ドラフト3期生のレーンは相対的に空いて見えたこと。設定よりも人が多いのが前者だということなのだろう。瀬戸内ツアーを行った2期生は2周年を迎えてパフォーマンスも充実してきて人気もつけてきつつある。アイドルとして1つ目の山場への反応が、地元広島だとより強いということなのだろう。

そんなこんなでリアルに会話するのは初めてのはずなのに、向こうから名前を呼んでくれた高雄さやかさんにびっくり。彼女に限らず、2期生は特にヲタク適応度が高い。

 

2022年1月23日

客が合計5人くらいしかいない観光船に乗って夜明け前の広島港から松山へ。

鍋焼きうどんが旨い。

『ジョン マイ ラブ -ジョン万次郎と鉄の7年-』 @ 坊っちゃん劇場

キャストを替えてロングランしているうちに一度観に行きたかった坊っちゃん劇場。行ってみてびっくりしたのが松山市内ではないこと。隣の東温市で、愛媛で唯一海に面していない自治体らしい。そこで繰り広げられるミュージカルにびっくり。正直なところ、歌のトレーニングをそこまで積んでいないAKBメンバーが行って失礼になっていないかと心配なくらい、歌唱が多い。愛媛郊外のショッピングモールの一角でこうしたミュージカルが観れるのは地元の人にとってはいい機会なのだと思う。

ちなみに、向かいにあるスーパー銭湯は露天風呂がものすごく広くておすすめ。

 

2022年1月28日

STU48 ももてツアー 〜目的地にたどり着け!〜 北海道 @ペニーレーン24

こんな大雪の年に札幌にツアー組まなくても、と思いつつ「目的地にたどり着け!」とサブタイトルで言われると飛びたくなるのが遠征ヲタクの性。

昨年桃鉄をやって開催地を決めた割には、配信には乗らない影アナ前のタイミングでのみ桃鉄のBGMが流れる程度の雑さ……と思いきや鉄道関連曲メドレーを本編で組んでくれたのにはわざわざ北海道まで来た甲斐があった。飛行機で来たけれど。

トークの中での居住地調査では地元北海道の観客が数割いたようで、久しぶりの東京より遠い土地での公演も意味があったと思う。メンバーは店が閉まっていても夜はスープカレーなどを食べられたようで、初期にコンビニ飯しか食べられなかった頃を思い出すと涙目。

 

2022年1月29日

STU48 ももてツアー 〜目的地にたどり着け!〜 秋田 @秋田Club SWINDLE

こんな大雪の年に札幌→秋田を回すなんてどうかしてる、本当に! もともと取っていた飛行機が数日前に(おそらくコロナの影響で)運休にになり、空を避けて陸路で行こうと検討したものの青森~秋田の奥羽本線が雪で止まっているし。結局、マイルの割引を駆使して羽田に一度戻って秋田に折り返す空路になった。結局陸路もこの日は大丈夫だったようなのだけれど、メンバーが使った昼前のJAL便が直前で飛ばなかったら間に合わないわけで、その場合のリスクをどう捉えていたのか気になる。

前日の札幌メンバーからCharming Tripのメンバーだけが秋田に来たのだけれど、トークで北海道の話ばかりしていた昼公演は本当にひどかった(笑)。夜はもう少し立て直してくれて、ライブハウスの構造上見えにくい後ろのほうも気を遣っていた。

お見送りもしれっとなくなっていて、ライブがというより移動込みで楽しんだのがこのツアーだったように思う。