あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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久しぶりのSKE青春ガールズで楽しいモヤみ

2018.12.09.Sun.

「青春ガールズ」昼公演

SKE48劇場


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前日のポートメッセなごやの全国握手会に行くのは決めていたので、ワンチャン当ててみようと考えていたこの日の青春ガールズ。そしてここで狙い通り当たるのが今の青春ガールズ公演。

 

その倍率だけ取ってぶーぶー言う空気もある中で、推しがいなかろうと一度自分の目で観て確かめねば、と臨んだこの公演。…やっぱり推しとかもともと握手通っているメンバーがいないとこの公演を楽しみきった感じがしないのは本音だったように思う。

 

石黒友月・大谷悠妃・北川愛乃・坂本真凛・杉山愛佳・野村実代・大芝りんか・中野愛理・相川暖花・浅井裕華・倉島杏実・白雪希明・西満里奈・野々垣美希・平田詩奈・深井ねがい 

2018年12月9日(日)劇場公演出演メンバーのお知らせ

 

7期生が3人、8期生が9人、ドラフト3期生が4人。どの子たちも研究生公演には入って見てきた子たちだから、個々の成長がたくましく感じられて面白かった。

 

先月のチームS公演で力強い成長を感じた石黒友月ちゃん、1年前とはまた数段魅力が倍増している体調不良から戻ってきた白雪希明ちゃん、心身ともに成長して人気もつき始めてきている浅井裕華ちゃん……他にも16人1人1人の話がいくらでもできる。

 

特に、ニューシングル『Stand by you』でセンターを務めていた杉山愛佳ちゃんは圧巻だった。単純にダンスがうまいというよりは、身体の動かし方に魅せ方、楽しませ方がついていっているというか。この日の出演メンバーの中ではダントツだったんじゃないかな。

 

と、個がすごく観れたという意味で、すごく面白い公演だった。立ち最の位置が取れたのも視界が広くてよかったのだと思う。

 

しかしここで僕が欲張りになってしまうのは、『青春ガールズ』公演ってこういうものでいいんだっけという話だ。

 

今劇場で最も多いセットリストがおそらくこの青春ガールズ。背景は各チームのメンバーの個別稼働率が上がってきていてチーム公演のスケジューリングが難しくなってきていること。そこで、過去にこのセットリストに出演しているメンバーをベースに組まれている。(ドキュメンタリー映画では当時の研究生がふがいないからこうなっているような描かれ方をしていているけれど、この理由も大きいとは思う)

 

そういう隙間を埋めるための公演だし、基本的には1回きりの公演メンバーなのでコンビネーションを高める機会ではないわけで。だから、個の輝きが強くなる公演になる。客席のヲタクもそれを観に来ている感じを受けた。

 

でも、それだけじゃあ、SKE48劇場に来る意味ってあまりないんですよね。僕のような遠征民だと、新幹線や夜行バスを使ってまで来るかと言われると少し迷う。

 

チーム公演ではないにしろ、SKE48らしい一体感がもう少し見たい。個としての輝きが観たいだけなら、AKB48劇場だってよくなってくる。

 

チーム体制に課題があるのなら、均等配分的にではなく、スケジュールの組みやすさが同じようなメンバーで組んでチーム化したっていい。…これはSKEに限らない話だけど。

 

……映画で青春ガールズが若手叩きのスケープゴートにされてから、どうも気が立つようだね、この話は(苦笑)

 

個はとてもよかった。あり方はもう少し考えてほしい。個別のメンバーの問題でも、青春ガールズのセットリストの問題でもないのよね…。

 

 

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