あくまでも観客席から

サッカーとアイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

ライブで観たいもの!

2018.09.28 Tue.

HKTBINGO! LIVE 2018

昭和女子大学 人見記念講堂


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日テレ系列で放送されている「BINGO!」シリーズ、この夏はHKT48のターン。お笑いに絞ったテーマで、ひな壇からの一芸だったり、漫才やコントを披露する。そして女芸人ナンバーワン決定コンテスト「W」で勝ち進むことを目指すということで、客を入れてのライブを開催することになったというわけだ。

 

といっても、自分は一度もHKTBINGO!の放送を観ていない。最近なかなか東京での単独ライブも少ないし、えれたんが出ているしということで、東京2公演目に入ってみた。

 

前座的なショートネタの披露から始まり、ライブを数曲やって場を盛り上げてからネタ披露を5組ほど。そこからネタ披露組でのユニット曲を挟んで、撮影可能タイム込みのライブで終了。

 

セットは簡易的なもので、衣装はコントでの使用分以外は1着+アンコール用ということでだいぶ費用は節約していたようだ。テレビ番組からの発展で、あくまで経験を積ませるためのものだし、それでもいいと思う。構成自体は収録感強めではないし、客のほうを向いていたとは思う。

 

メインのネタ披露はテレビで放送されたものをアレンジしたものだったと後から知った。それでもだいたいは面白かったし、当初の客前での経験を積むという目的も達成なんじゃないだろうか。

 

ネタはだいたい3種類に分かれる。作家が作ったネタを全力でやり切るものと、作家が作ったネタを自分たちなりにハッキングさせて面白くしたものと、自分たちでネタづくりから披露までやってきたもの。

 

正直な話、1番目のタイプはネタが面白くてもシラケてしまう。作家がよく接しているコンビの漫才の姿がそのまま出てしまっていると、だったら本物を見たくなってしまう。ここはいきなり漫才をやろうとするときのすごく難しいハードルだ。

 

その点、オリジナルで作り込んできた小田彩加・運上弘菜のコントはとてもよくできていたと思う。2人のフワフワしたかわいさがありながらブラックな設定とボケとのギャップがアイドルが漫才をやる意味合いも感じさせてくれるという意味で面白かった。HKTヲタなら知っているような的な設定を活かして自分たちのネタにしていた村重杏奈駒田京伽冨吉明日香(+地頭江音々)のコントもこの日一番くらいに笑ったけど、彼女たちの細かい設定を知らなくても面白いという意味では、ODA・なっぴ組だったのかなと思う。もしかしたら1回戦や2回戦は突破できるんじゃないだろうか。

 

1つ残念だなと感じたのは、ここまで既知のキャラクタでしか笑いを評価できない場になっていないかなという点。それぞれのネタ披露後、客席が面白かったかスベったかをうちわの裏表で評価する流れになっていたのだけど、本当にネタの面白さを観ていたのかなという気はしている。

 

たとえば田中美久ちゃんや朝長美桜ちゃんは、放送では滑りまくりの問題児だったらしい。ただ、番組を観ていない自分はそんなことは知らないわけで。その2人が披露したネタは特別に面白かったわけでもないけれと、この日の披露したネタの中で特別に差があって面白くなかったわけでもない。それでもうちわは滑ったほうにどんどん裏返っていく。

 

お題目として建前でもコンテスト挑戦のための特訓があるわけで、笑いの拾い方が優しすぎるんではないかなと感じたところではあった。これが、アイドルの客席のやさしさであったかい部分ではあるとは思うのだけども。

 

そうしたネタ披露を挟む形でのライブ、個人的にはいまのHKTの熱量の限界をちょっと感じてはしまったかな…。メインはネタ披露なのでそこが面白かっらいいのだけど、時間的には割りとやってたし、ライブにも気合が入っていた子は入っていたしよかったのだけども、全体的にはそこに差が感じられる瞬間があったりして少し残念だったかな。

 

この前の「ただいま 恋愛中」公演を観たときも感じだけど、HKTの1期2期の子たちの全力感をまた観てみたいなとは思う。

 

このへん、栄で観てきた価値観が抜けないところではあるんだろうなぁ。