あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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コロナ前後の48・46・イコノイのCD売上推移を並べてみた(2022年3月版)

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まえがき

48グループの各劇場がコロナ禍で最初に閉鎖したのが2020年2月の終わり。あれから2年も経った。現場は戻ってきつつも、コールはできなくなって久しい。MIXの打ち方なんかは身体が忘れてそうで怖い。「もうヲタ卒した!」という知人の声は複数聞くし、「だいぶヲタクが減ったな」と感じる現場もある。逆に「ここは盛況なんだ!」と驚くこともあり。コロナ以後のヲタクの動きについてはだいぶ濃淡があるんじゃないかと思うことが増えた。

 

「ヲタク、生きてる…?」

この疑問を公開されている数字でどうにか見れないかと思い始めた。

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2022年1月の現場記録

今さらながら1月の現場記録。

 

 

2022年1月8日

スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム @丸の内ピカデリー Dolby Cinema

MCUマーベル・シネマティック・ユニバース)どころかアメコミ映画を全然通っていなかったところから、映画界隈の友人に激しくおすすめされて観に行ったところ、バコーンと心を動かされてしまった映画。過去のスパイダーマンシリーズやMCUの時系列をよくわかっていなくてもなんとなくリスペクトがちゃんと伝わり、スパイダーマンの哲学の根幹が伝わる出来になっているのが素敵。これを機にスパイダーマンシリーズとMCU過去作の旅を始めることになる。

 

HKT48 14thシングル「君とどこかへ行きたい」 劇場盤発売記念 「会場でおしゃべり会」@パシフィコ横浜 展示ホール

昨年からHKTはリアルでのトークイベントが復活したものの、感染状況が悪化して延期になったりすったもんだでこの日に春のシングルのイベントがようやく振替開催。オンラインって、もともと雑談が苦手なのもあるのが加速されてどうでもいい話がしにくい。今日は本当にどうでもいい話ができたことに幸せを感じた。

 

2022年1月9日

少女歌劇団ミモザーヌ 冬公演「Winter Story 〜きくたまこと卒団公演〜」昼公演 @草月ホール

昨年の夏に"ヲタク有識者"の方々が観に行っていて次回公演こそはとチケットを取って観てきた。多人数での出演、ユニットでにじみ出る個性、そして卒業であふれてしまう感情。この2年ほど48の公演への要求をあきらめていたそれがそこにあったように思った。客席にはおそらくヲタクは20人くらいしかおらず、他は父兄やメディアあるいは芸能関係ばかり。なのに舞台演出はコストがかっている。いったいどうやって興行あるいはプロジェクトとして成り立っているのか。主催元が吉本興業/ShowtitleでNMBと同じなのもなんだかモヤモヤする。48は歴史を積み重ねすぎているのだなと改めて気付かされた。

 

HKT48 14thシングル「君とどこかへ行きたい」 劇場盤発売記念 「会場でおしゃべり会」@パシフィコ横浜 展示ホール

この日もパシフィコ横浜へ。この日はまとめ出し。何かをじっくり伝えるにしても、非言語の情報量がやはり全然違う。仕事で割と「リモートでいいっすよ」というスタンスの人は多いのだけど、そちらに寄り切れないのは特典会でのこうした体験のせいもあるのだと思う。

この日は翌日の大阪遠征のため、18きっぷで浜松まで終電で向かう。

 

2022年1月10日

雪の残る大垣-米原間を超えて大阪へ。浜松まで来ると大阪までの鈍行は全然楽だということにようやく気づく(それはそう)。8時に出て12時台につける。

 

祝!成人 ~大人になりました~2022 @ NMB48劇場

これまでの48の推し、タイミングもあり意外と成人の日の晴れ姿を目にすることは初めて。トークの中身とかそういうのを置いておいてとにかく眼福でありました。鈍行での遠征は腰に来たけれど吹き飛んだ。

終演後には今宮戎神社福娘から縁起物を購入。ヲタクに教えてもらって、大阪の「十日戎」という文化をようやく初めて知りました。ヲタ活を通して各地の文化を体験として勉強できるのは素敵だと思う。

 

2022年1月11日

New Year Live Event 2022 SKE48 新春LIVE〜プリマステラとカミングフレーバー〜 @ Zepp Haneda

もともと観る予定ではなかったものの、新型コロナの感染者が出て出演停止になり急きょ先輩メンバーたちが出演ということでチケットを購入してみた。ピンチヒッターになった先輩も含めてさすがSKEのパフォーマンスではあるのだけれど、演出は2グループにしてはストレートすぎてメリハリは弱く、「対バン」なのだからコラボパート的なのもあってよかった気がした。プリマステラ『雨のち奇跡的に晴れ』の初披露は観れてよかった。

 

 

2022年1月12日

第4回 AKB48グループ歌唱力No1決定戦 決勝大会

ドキュメンタリー化したときの演出が苦手なのもあり、推しの坂本愛玲菜さんがファイナリストだった第1回以降は回避気味だった歌唱力大会に久しぶりに現地参戦。知人の同伴のお誘いがあり、3列目という息遣いも聞こえてきそうな位置で楽しめた。

エンターテインメントの歌として面白いのかという指摘が聞こえて久しい企画ではあるけれど、生歌が少なくまっすぐアプローチする機会が普段はない中で挑む子たちの姿勢を堪能できるのはやはり面白い。逆にその指摘の象徴とも言える前回チャンピオンの池田裕楽さんのファイナルでの歌唱は表情に明かりが灯ったような歌唱もあってとてもよかったと思う。

そして何より、グループステージでの坂本愛玲菜さんの歌唱がベストパフォーマンスだったのがうれしかった。そこから解き放たれた決勝は採点こそ低かったけど歌いきった顔をしていて、そんな場に立ち会えることが幸せだった。

 

往復4時間、自転車で向かってみたものの寒くて脚が痛くなった。

 

2022年1月21日

STU48 x TSS ASH限定オーディション New Wave Project公演 @ 広島CLUB QUATTRO

Perfumeをはじめアイドル界に卒業生を送り出しているアクターズスクール広島が直接STU48と組んで開催しているオーディション。最終選考のメンバーが公演を行っている。

これまでオーディションとは違うので観察していて面白い。たとえるなら研究生としての最初の半年~1年をすっ飛ばして観ているというか。このオーディションの最中での伸びが早い。すでにこの初日から1ヶ月経った今のほうが格段に表情がよい。

ちなみに撮可なのでYouTubeにアップしています。

www.youtube.com

 

2022年1月22日

STU48 7thシングル「ヘタレたちよ」劇場盤発売記念 直接会ってお話しができる!「個別お話し会」@広島市中小企業会館

STU48のもうすぐ5周年なのに劇場盤のイベントに参加するのはこの日が初めて。オンラインお話し会特典の購入者に付与されるシリアルで抽選に参加ができるリアルイベント。こうした選抜制と、広島にまん延防止重点措置が適用されているのもあってか、人は関東会場や昨年の同会場のイベントよりまばらだったらしい。

印象的だったのは、2期生のレーンは混んでいて、1期・ドラフト3期生のレーンは相対的に空いて見えたこと。設定よりも人が多いのが前者だということなのだろう。瀬戸内ツアーを行った2期生は2周年を迎えてパフォーマンスも充実してきて人気もつけてきつつある。アイドルとして1つ目の山場への反応が、地元広島だとより強いということなのだろう。

そんなこんなでリアルに会話するのは初めてのはずなのに、向こうから名前を呼んでくれた高雄さやかさんにびっくり。彼女に限らず、2期生は特にヲタク適応度が高い。

 

2022年1月23日

客が合計5人くらいしかいない観光船に乗って夜明け前の広島港から松山へ。

鍋焼きうどんが旨い。

『ジョン マイ ラブ -ジョン万次郎と鉄の7年-』 @ 坊っちゃん劇場

キャストを替えてロングランしているうちに一度観に行きたかった坊っちゃん劇場。行ってみてびっくりしたのが松山市内ではないこと。隣の東温市で、愛媛で唯一海に面していない自治体らしい。そこで繰り広げられるミュージカルにびっくり。正直なところ、歌のトレーニングをそこまで積んでいないAKBメンバーが行って失礼になっていないかと心配なくらい、歌唱が多い。愛媛郊外のショッピングモールの一角でこうしたミュージカルが観れるのは地元の人にとってはいい機会なのだと思う。

ちなみに、向かいにあるスーパー銭湯は露天風呂がものすごく広くておすすめ。

 

2022年1月28日

STU48 ももてツアー 〜目的地にたどり着け!〜 北海道 @ペニーレーン24

こんな大雪の年に札幌にツアー組まなくても、と思いつつ「目的地にたどり着け!」とサブタイトルで言われると飛びたくなるのが遠征ヲタクの性。

昨年桃鉄をやって開催地を決めた割には、配信には乗らない影アナ前のタイミングでのみ桃鉄のBGMが流れる程度の雑さ……と思いきや鉄道関連曲メドレーを本編で組んでくれたのにはわざわざ北海道まで来た甲斐があった。飛行機で来たけれど。

トークの中での居住地調査では地元北海道の観客が数割いたようで、久しぶりの東京より遠い土地での公演も意味があったと思う。メンバーは店が閉まっていても夜はスープカレーなどを食べられたようで、初期にコンビニ飯しか食べられなかった頃を思い出すと涙目。

 

2022年1月29日

STU48 ももてツアー 〜目的地にたどり着け!〜 秋田 @秋田Club SWINDLE

こんな大雪の年に札幌→秋田を回すなんてどうかしてる、本当に! もともと取っていた飛行機が数日前に(おそらくコロナの影響で)運休にになり、空を避けて陸路で行こうと検討したものの青森~秋田の奥羽本線が雪で止まっているし。結局、マイルの割引を駆使して羽田に一度戻って秋田に折り返す空路になった。結局陸路もこの日は大丈夫だったようなのだけれど、メンバーが使った昼前のJAL便が直前で飛ばなかったら間に合わないわけで、その場合のリスクをどう捉えていたのか気になる。

前日の札幌メンバーからCharming Tripのメンバーだけが秋田に来たのだけれど、トークで北海道の話ばかりしていた昼公演は本当にひどかった(笑)。夜はもう少し立て直してくれて、ライブハウスの構造上見えにくい後ろのほうも気を遣っていた。

お見送りもしれっとなくなっていて、ライブがというより移動込みで楽しんだのがこのツアーだったように思う。

 

110kin版 AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2022④(完結編)

こんなニコ生番組に出演させていただきました。

live.nicovideo.jp

 

6名の48グループヲタクがそれぞれのベスト100曲を持ち寄って語り合うという企画。6人6色の100曲について5時間近くも語り合う楽しい回だったところ、提出する100曲を決めるのにもだいぶ労力がかかってしまった(笑)。せっかくなので、こちらのブログでも公開していこうかなと。

 

ここまで3回に渡ってお送りしてきましたが、ようやく最終回の1位までの25曲です。

 

前回の50位~26位はこちら

 

 

25位~1位

25位 みどりと森の運動公園(NGT48)

シングル『シュートサイン』(AKB48)収録(2017)
作曲:伊藤心太郎
編曲:野中“まさ”雄一

NGTのライブの終盤ではほぼ必ず入ってくる定番曲。盛り上がる曲でありつつも穏やかなのでクライマックスの一歩手前に起きやすいのだろう。個人的には19-20年の研究生公演のアンコールでたくさん観た思い出が強い。歌詞の「待ってるのは 待たせるより 幸せな時間だよね」がヲタク心に響く。ヲタクはいつだって待つしかないのだ。


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24位 ひこうき雲AKB48 チームA)

AKB48 チームA 5th『恋愛禁止条例』公演(2008年)
作曲:成瀬英樹
編曲:野中“まさ”雄一

いつの間にかコンサート後半の定番曲ではなくなった曲。サビでのタオル回し、けっこう好きなのに。うしろ髪引かれる別れの想いをひこうき雲にたとえた歌詞。「誰の思いが残るの? 振り向くよう余裕もないまま…」でのケチャは、コンサートの終盤の名残惜しさと、アイドルの刹那を重ねる瞬間だ。


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23位 長い光(AKB48 チームA)

AKB48 チームA 5th『恋愛禁止条例』公演(2008年)
作曲:井上ヨシマサ
編曲:井上ヨシマサ

ピアノのイントロから射し込む光のようなソロでの歌い出しが至高。続いてドラムとギターが入ってポップに変わる流れもとてもよい。緊張から弛緩への流れが、劇場公演での胸の高まりをより加速させてくれる。ちなみにAメロが初代TV版『ドラゴンボール』のエンディング『ロマンティックあげるよ』に似ている。

 

22位 Dreamin’ girls(AKB48 ひまわり組

AKB48 ひまわり組 1st『僕の太陽』公演(2007年)
作曲:近藤薫
編曲:近藤薫

「AKB劇場はクラップ文化」というのを最近聴いても改めて感じさせてくれる曲。話はそれるけれど、2022年のキングブレードがこれだけ普及した今でも各グループ回っているとAKB劇場が一番クラップ文化が強いと感じる。客席のクラップとその音に包まれたメンバーのステップの音(オケにも入っている)が、『overture』後の緊張を文字通り"足踏み"させて高まりを次の『RUN RUN RUN』へとつないでくれる。

 


21位 RUN RUN RUN(AKB48 ひまわり組

AKB48 ひまわり組 1st『僕の太陽』公演(2007年)
作曲:前澤寛之
編曲:関淳二郎

お気づきの方がいると思う。22位の『RUN RUN RUN』とセットです(笑)。この曲単独でのランクインも考えてみたところ、やはり前述の流れからのこの曲での気持ちの爆発こそが素敵なわけでセットにしてみた。走りたい気持ちを歌いながら、足は腿上げだけで腕でそれを表現するサビの振りもとても好き。

 


20位 12秒(HKT48

シングル『12秒』(HKT48)収録(2015年)
作曲:Linia
編曲:野中“まさ”雄一

指原ヘッド体制でのメジャーデビューから2年半、めるみおからさくはるセンター体制に移って2シングル目のメディアアイドルとしてのピークがこの『12秒』の頃だと思っている。MVのリップシーンによく出ている「HKTは"カワイイ!”」をこれでもかと爽快なギターに載せて届けてくれる。ラストの指折り数える振り付けで終わるのが本当に大好き。


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19位 遠くにいても(SKE48 チームS

SKE48 チームS 2nd『手をつなぎながら』公演(2009年)
作曲:YORI
編曲:光田健一

この公演をやっていた当時のBUBKA編集部が「新幹線で駆けつけて観るこの曲はやばい」と言っていたらしい。その流れで言うとのぞみの本数も多い名古屋以上に博多で聴く『遠くにいても』はさらにエモい。当時のSKEに限らず、関東から駆けつけるヲタクがどこの姉妹グループも多いと思うのだが、初めての姉妹グループのオリジナル公演のラストにはそんなヲタクの気持ちが乗り移る。


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18位 家出の夜(AKB48

アルバム『1830m』(AKB48)収録(2012年)
作曲:粟津彰
編曲:野中“まさ”雄一

これは前例に漏れずリリース当時よりも2017年頃の村山彩希プロデュース16期生研究生公演『レッツゴー研究生!』公演の思い出が強い。ホーム=同期との環境を飛び出そうという歌を最後に持ってくる村山さんさすが。サビラストの振り付けが鍵をていねいに閉める動きなのが印象的。決して衝動的に飛び出すという家出ではなく、静かな決意とともに家をあとにする家出なのだということがわかる。


17位 僕らのユリイカNMB48

シングル『僕らのユリイカ』(NMB48)収録(2013年)
作曲:高田暁
編曲:生田真心

NMBのシングルで一番好きな曲は、と訊かれて答えるのがこの曲。夏だからと言って爆沸きする以上に、少し優雅なオケのこの曲が好き。「わざと山側を選んで来た そういう目で君を見ない」の歌詞が秋元康の初恋っぽい。気持ち悪い(笑)。


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16位 引っ越しました(AKB48 チームK

 AKB48 チームK 6th『RESET』公演(2010年)
作曲:向井成一郎
編曲:野中“まさ”雄一

恋の終わり「引っ越し」をたとえ、初の組閣後の公演になぞらえる曲。この曲を惰性で聴くようにはなりたくない、と散々リバイバルされているRESET公演に入るたびに思う。一番胸に来た『引っ越しました』は、SKEで推しが2人同時卒業して、HKTの観覧回数が増えた頃に観たHKTでのこの曲だった。


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15位 奇跡の流星群(SKE48 Passion For You 選抜)

シングル『意外にマンゴー』(SKE48)収録(2017年)
作曲:aokado
編曲:aokado

「もし君に 好きと今 言われたら それはきっと星の誕生くらい きっとありえない出来事」「わかっているんだ 恋なんて いつだって一方的 君が気づいてくれなくても 僕は思想うだけだ 奇跡の流星群」まさにガチ恋の淡い希望を星に載せた歌だ。ゲームP4U選抜シリーズでは一番いい曲だと思う。「僕たちは 何を今 求めてる? それは愛の告白じゃなく 光る 永遠の星たち 理想的なかたち」らしい。切ない…。


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14位 向日葵(AKB48 ひまわり組

AKB48 ひまわり組 1st『僕の太陽』公演(2007年)
作曲:多胡邦夫
編曲:近田潔人

スタンドマイクと腕を太陽に向かって伸びていくひまわりに見立てた振り付けと日差しのようなオケが好き。劇場公演ユニット曲ではこの曲が一番上になった。たぶん、最近STU48の『僕の太陽』を観たからだな(笑)。小さい身体でも大きく踊って歌う高雄さやかさんの『向日葵』がとても好き。


13位 ごめんね、SUMMERSKE48

シングル『ごめんね、SUMMER』(SKE48)収録(2010年)
作曲:俊龍
編曲:原田ナオ

SKEの夏ソング、『パレオはエメラルド』も捨てがたいけどこの曲が一番好き。イントロが流れるといつも叫ぶ(笑)。ポカリスエットのようなひたすら走るMV、ロケ地とセーラー服が今観返すとSTUっぽい。僕はいくつになってもアイドルソングで走り出したいのだと思う。


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12位 届かなそうで届くもの(NMB48

シングル『僕らのユリイカ』(NMB48)収録(2013年)
作曲:島崎貴光
編曲:佐々木裕

後発の『高嶺の林檎』と同じに位置づけにある、観ているメンバーには常に少し先をつかみにいってほしいなと願う僕の心を反映してくれている曲。当時公開されていた『げいにん! THE MOVIE』の印象も強い。

 


11位    ラベンダーフィールド(AKB48 チームA)

AKB48 チームA 7th『M.T.に捧ぐ』公演(2016年)
作曲:中山聡、足立優
編曲:中山聡、足立優

YouTube検索結果「ラベンダーフィールド」

重厚な曲が多いMT公演の中で軽やかに高まれる。「公演での沸き曲」がようやくアップデートされたかと興奮した記憶がある。いまだにこのアルバムの音源が流通していないの、僕は怒っています! 当時のMT公演、一度も入れなかったのだよなあ…。


10位 High school days(AKB48 チーム研究生)

アルバム『ここにいたこと』(AKB48)収録(2011年)
作曲:鳥海剛史
編曲:清水武仁

オリジナルの大場チーム4世代の研究生推しの人とはおそらく違って、これも後の村山彩希プロデュース『レッツゴー研究生!』公演で魅力を再確認させてもらった楽曲。自分ができなかった高校時代の青春を追体験させてもらっているありがたみを届けてくれる。レッツゴー公演では毎回この曲で泣いていた。


9位 僕の太陽(AKB48 ひまわり組

AKB48 ひまわり組 1st『僕の太陽』公演(2007)
作曲:井上ヨシマサ
編曲:井上ヨシマサ

改めてこの曲を聴いてると、井上ヨシマサ楽曲は豪華な鳴りのオケを作ってくれるなあ、と思う。ギターがキュインキュインする音を背景にサビで旋回する腕の振り付けを観ていると、目の前の推しは「僕の太陽」なのだ。

 

8位 言い訳MaybeAKB48

シングル『言い訳Maybe』(AKB48)収録(2009年)
作曲:俊龍
編曲:野中“まさ”雄一

一気にAKBにはまり始めたころに、深夜までMVを再生しまくっていた記憶がある。切なくも軽やかに流れていくメロディーに、赤チェックの衣装のメンバーが指差しから腕を上下左右に動かす振り付け。第1回選抜総選挙の楽曲ということも相まって、ブレイクするAKB48のイメージを固めた曲と言えると思う。


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7位 夢は逃げない(NMB48 研究生)

シングル『僕だって泣いちゃうよ』(NMB48)収録(2018年)

作曲:山本彩
編曲:永見和也

山本彩さんがNMB48を卒業するときに研究生に残していった楽曲。この卒業から1ヶ月くらい経ってから当時の研究生『夢は逃げない』公演に入ったのだけれど、これが素敵ですぐに好きになった。夢を応援するこの歌は、いつのまにかNMBの研究生だけに留まらず、NMB全体あるいは各グループで奮闘する若手メンバーを後押しする曲になってきた。最近だとNGTの加藤美南卒業公演や、HKTの上島楓卒業公演が印象的。

 

6位 僕らの春夏秋冬(STU48 2期生)

シングル『無謀な夢は覚めることがない』(STU48)収録(2020年)
作曲:A-NOTE、T.INOUE
編曲:A-NOTE、T.INOUE

このランキングの中ではものすごく珍しく、ライブ披露よりも前に好きになった曲。当時は卒業していった元推しへの気持ちを振り切ろうとするように各地の劇場を行脚していった時期で、その時にものすごく響いた。「推す」と言ってもメンバーもヲタクも状況が移り変わっていくし、卒業して違う道を歩んでいく。けれども「君のことは 絶対 忘れないよ」なのである。好きな人あるいは好きだった人との変遷をヲタ活になぞらえる上では、欅坂46『二人セゾン』と双璧だ。


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5位 センチメンタルトレイン(AKB48

シングル『センチメンタルトレイン』(AKB48)収録(2018年)

作曲:姫野博行
編曲:姫野博行

秋元康の電車ソングにハズレなし」、この流れの最新版だ。AKB48選抜総選挙の拡大期・成熟期をヲタクとして駆け抜けてきた1人として、今の所最後になった総選挙選抜にこんないい曲が来るなんて、皮肉なんじゃないかと思っている。

この曲のリリース当時に感じたことはnoteに書いた。

note.com

noteで書いたような感情があるから、僕は「未完成版」のMVが、この曲の背景を結果的にうまく切り取ってしまった完成版だと思っている。


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4位 桜の花びらたち(AKB48 チームA)

AKB48 チームA 1st『PARTYが始まるよ』公演(2005年)
作曲:上杉洋史
編曲:樫原伸彦

48のヲタクでいる以上、この曲が原点にあると思わなければ行けない気がしている。ちょうど入り口だったSKE劇場の研究生公演でよく観られたのはラッキーだった。舞い散る桜の花びらを旅立ちになぞらえる歌詞をチャイム音に載せるベッタベタな演出と振り付け。これで泣いて推しを見送る人は幸せだと思う。


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3位 約束よ(AKB48 チームK

AKB48 チームK 2nd『青春ガールズ』公演(2006年)
作曲:鈴木Daichi秀行
編曲:近田潔人

『桜の花びらたちよ』とどちらを上位にするか悩んで、こちらを「推しの卒業公演で観たい曲No.1」として挙げてみた。別れはあるものだけど、必ず会えるからと約束する。この公演が終わっても、また次の公演で。卒業しても、またどこかで会える。そんな気持ちを乗せることができる。

僕はSKE劇場でこの曲をたくさん観たのだけれど、Bメロでのメンバーコールをしながら背中から浴びるのが大好きで。推しへの想いを約束としてぶつける時間なのだ。生誕祭公演ではその日の主役へのコールに変わったり、2百数十人のそれぞれの想いを毎回感じていた。卒業公演ができなかったあの子も、この曲で送り出したかったな。

 


2位 Maxとき315号(NGT48)

シングル『君はメロディー』(AKB48)収録(2016年)
作曲:松本一也
編曲:松本一也

NGT48の最初のオリジナルソングにして"国歌"。電車の発着音を思い起こさせるような電子音の使い方が旅情を想起させてくれる。最近は2019年初頭の騒動があってからもステージを踏み続けたメンバーとその子たちを観続けていたヲタクのことを思い出す。「未来はいつも思ったよりもやさし」いし、「あなたと一緒に歩きたい」のだ。


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1位 大人列車(HKT48

シングル『Green Flash』(AKB48)収録(2015年)
作曲:外山大輔
編曲:野中“まさ”雄一

何度も何度も「電車ソングはいい曲」と言い続けてきたが、この曲が自分の中で頂点。どんどんと成長して、やがては卒業していくけれど、「大人列車 僕はまた乗れぬまま」なのだ。

2021年の宮脇咲良卒業コンサートの『大人列車』に兒玉遥さんが登場したときには、さすがに僕も大人列車に乗らなければいけないのかな、という気がした。


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まとめ

1 大人列車
2 Maxとき315号
3 約束よ
4 桜の花びらたち
5 センチメンタルトレイン
6 僕らの春夏秋冬
7 夢は逃げない
8 言い訳Maybe
9 僕の太陽
10 High school days
11 ラベンダーフィールド
12 届かなそうで届くもの
13 ごめんね、SUMMER
14 向日葵
15 奇跡の流星群
16 引っ越しました
17 僕らのユリイカ
18 家出の夜
19 遠くにいても
20 12秒
21 RUN RUN RUN
22 Dreamin’ girls
23 長い光
24 ひこうき雲
25 みどりと森の運動公園
26 JK眠り姫
27 Only today
28 夢力
29 ペダルと車輪と来た道と
30 私たちのReason
31 ポニーテールとシュシュ
32 初恋の踏切
33 抱きしめちゃいけない
34 ホワイトデーには…
35 遠距離ポスター
36 永遠より続くように
37 ドレミファ音痴
38 強がり時計
39 僕のYELL
40 バズーカ砲発射!
41 微笑みのポジティブシンキング
42 今の私じゃダメなんだ
43 チーム坂
44 想像の詩人
45 君と虹と太陽と
46 彼女になれますか?
47 太陽が坂道を昇る頃
48 今 君を想う
49 ここで一発
50 LOVE修行
51 万華鏡
52 水のないプール
53 兆し
54 初恋至上主義
55 虹の列車
56 この涙を君に捧ぐ
57 始まりの雪
58 12月のカンガルー
59 11月のアンクレット
60 君はメロディー
61 恋を語る詩人になれなくて
62 誰のことを一番 愛してる?
63 Escape
64 法定速度と優越感
65 世界はどこまで青空なのか?
66 君とどこかへ行きたい
67 Glory days
68 花火は終わらない
69 それを青春と呼ぶ日
70 チャイムはLOVE SONG
71 望遠鏡のない天文台
72 絶望の後で
73 重力シンパシー
74 ロマンスロケット
75 片想いFinally
76 涙の湘南
77 背中から抱きしめて
78 会いたかった
79 目撃者
80 Virgin love
81 渚のイメージ
82 初日
83 てもでもの涙
84 ヘビーローテーション
85 チョコの奴隷
86 初めての星
87 ナギイチ
88 高嶺の林檎
89 負け惜しみコングラチュレーション
90 ハートのベクトル
91 RESET
92 バラの儀式
93 ここがロドスだ、ここで跳べ!
94 さくらんぼを結べるか?
95 誰かの耳
96 世界の人へ
97 暗闇
98 ひまわりのない世界
99 3-2
100 根も葉もRumor

 

この100曲を選ぶという難題をもらったときに、意識したのは「素直に選ぶこと」だった。その上でやはり僕は「場」が好きなヲタクで、いかに沸けるか、観ている劇場で、コンサート会場で、配信画面の前で想いを乗せることができるかが選曲基準だなと思う。

 

その結果が、コンサートだとしたらアップテンポすぎて大変であろう今回の記事での25曲になっている(苦笑)。バリエーションも含めたら2,000曲近くあるアーカイブから100曲に絞る作業をすることで、自分のヲタ活も見えてくるんじゃないかという気がする。

 

また感染症の影響で現場の数も減りそうなので、暇を持て余したヲタクの方は一度やってみると面白いと思う。こんなニコ生のようにヲタク同士でのツッコミも併せてぜひ。

 

live.nicovideo.jp

50位~26位

75位~51位

100位~76位

110kin版 AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2022③

こんなニコ生番組に出演させていただきました。

live.nicovideo.jp

 

6名の48グループヲタクがそれぞれのベスト100曲を持ち寄って語り合うという企画。6人6色の100曲について5時間近くも語り合う楽しい回だったところ、提出する100曲を決めるのにもだいぶ労力がかかってしまった(笑)。せっかくなので、こちらのブログでも公開していこうかなと。今回は50位~26位です。

 

前回の75位~51位はこちら

50位~26位

50位 LOVE修行(AKB48 研究生)

シングル『さよならクロール』(AKB48)収録(2013年)
作曲:石井亮輔
編曲:野中“まさ”雄一

峯岸チーム4の曲じゃないよ、その前の12期研究生がいた頃の曲だよ……という指摘も、関係ないところでやるくらいにだいぶ定番化した曲。"修行"を忍者で解釈している振り付けがかわいい。


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49位 ここで一発(SKE48 だ~す~&つ~ま~)

シングル『賛成カワイイ!』(SKE48)収録(2013年)
作曲:真崎修
編曲:真崎修

歌詞が当時の2人にぴったり。記憶に残っているのは2018年のSKE48リクエストアワー。1日目の夜公演で松村香織さんが卒業発表をして、2日目は1曲目の49位に入った『マツムラブ!』からスタート。そして卒業発表前に投票を終えていたこの曲がラストに1位という奇跡だった。ちなみに僕は2位の『夢の階段を上れ!』に多く投票している。


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48位 今 君を想う(HKT48

シングル『桜、みんなで食べた』(HKT48)収録(2014年)
作曲:川島有真
編曲:若田部誠

2014年のさいたまスーパーアリーナのコンサートでの披露がものすごく素敵で、Blu-ray BOXを観ながらチケットを購入しなかったことを激しく後悔した記憶。卒業系ソングの中では屈指に好き。実は送り出す中西智代梨さんと谷真理佳さんの2人は卒業ではなく兼任だけれど。

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47位 太陽が坂道を昇る頃(NMB48 研究生)

シングル『僕以外の誰か』(NMB48)収録(2016年)
作曲:川島有真
編曲:佐々木裕

5期生のイメージがすごく強い楽曲。太陽を「坂道を昇る」と表現することに寄って実際に登る自分の速度を相対的に早める手法は"交通系秋元康ソング"のうまい手法。当時は欅坂46ができて「坂道」というワードが広がってきたときで、「48の坂道だっていいぞ」と言ったか言ってないか。

 

46位 彼女になれますか?(AKB48 チームK

AKB48 チームK 6th『RESET』公演(2010年)
作曲:野中“まさ”雄一
編曲:野中“まさ”雄一

『RESET』公演が大好きなヲタクの間では「お弁当の歌」「まないたトントンの曲」でおなじみ。ここ数年で面白いのは、他のシングル表題曲を差し置いて対バンでの定番曲化していること。ライブアイドル界に散ったヲタクに対して、「2010年代前半にはAKBでこの曲を通ってきているでしょう? またおいで」という目論見だ。


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45位 君と虹と太陽とAKB48

アルバム『神曲たち』(AKB48)収録(2010年)

作曲:俊龍
編曲:野中“まさ”雄一

リリース当時ヲタクではなかったところから、後追いでアルバムを聴いて好きになった曲。後々ライブでもよくやるようになった。歌詞を改めて読み直していて、2010年代前半のAKBは「涙」がキーワードのように思った。

 

44位 想像の詩人(NMB48 研究生)

アルバム『世界の中心は大阪や 〜なんば自治区〜』(NMB48)収録(2013年)
作曲:丸谷マナブ
編曲:板垣祐介

AKB48グループ大組閣祭りによって各グループの研究生は不遇に想っていただろう中で、この曲を冠にした研究生公演に気迫を込めていたのを思い出す。今のようにフットワークが軽かったら劇場に通いたかった。2020年のNMB10周年コンサートでの集合も鳥肌だった。


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43位 チーム坂(AKB48 チーム4)

アルバム『次の足跡』(AKB48)収録(2014年)
作曲:俊龍
編曲:生田真心

『LOVE修行』と入れ違いで、そこまで「峯岸チーム4曲」のイメージが強くない曲。自分もどちらかというと後年の村山彩希プロデュースの研究生『レッツゴー研究生!』公演でたくさん観た記憶のほうが強い。同期たちとステップを駆け上がるデビュー2年目ぐらいのメンバーにぴったり。

 

42位 今の私じゃダメなんだ(SKE48 須田亜香里

アルバム『革命の丘』(SKE48)収録(2017年)
作曲:板垣祐介
編曲:板垣祐介

自分に対するコンプレックスや不安を抱えながら前進するエンジンに変えていく歌詞を、決して上手くはない須田亜香里さんが歌い上げるのがとてもいい。彼女の生誕祭での話を毎年聴いているような人なら、これだけ各所に進出している彼女が常に冒頭の不安な気持ちと裏腹であることがわかる。


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41位 微笑みのポジティブシンキングSKE48 紅組)

シングル『オキドキ』(SKE48)収録(2011年)
作曲:山田裕介
編曲:生田真心

一時期うつ病の闘病者コミュニティみたいなところにいたところがあって、たまたまいっしょになったSKEファンとこの曲いいよねと意気投合した思い出。今でも落ちサビの歌い出しの切ない響きに泣きそうになる。


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40位 バズーカ砲発射!(SKE48 白組)

シングル『オキドキ』(SKE48)収録(2011年)
作曲:フジノタカフミ
編曲:武藤星児

39位と同じシングルに収録されているこちらはいつも甲乙つけがたくて悩む。スタンド席から「バズーカ砲みたいに」の歌詞に載せて届けるケチャもバズーカ砲みたいに遠くの推しに届いてほしいと思いながら腕にいつもの10倍力をこめる。


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39位 僕のYELLAKB48 シアターガールズ)

シングル『ポニーテールとシュシュ』(AKB48)収録(2010年)
作曲:フジノタカフミ
編曲:生田真心

リリースから4年近く経った2014年の旧・国立競技場でのコンサートでの印象が強く残っている。サッカー好きとして特別な気持ちになれる国立で、サッカーユニフォームを着てキックする演出を交えて観れたのはうれしかった。


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38位 強がり時計(SKE48

シングル『永遠プレッシャー』(AKB48)収録(2012年)

作曲:後藤康二
編曲:後藤康二

「こんないい曲がAKB48のシングルにも収録されて困った!」という第一印象を思い出した。ブリッジで時計を両腕で表現する振り付けがとても好き。意外と北原里英さんの最初のSKE48参加曲。

 

37位 ドレミファ音痴AKB48 ネクストガールズ

シングル『ギンガムチェック』(AKB48)収録(2012年)
作曲:井上ヨシマサ
編曲:井上ヨシマサ

「演歌歌手・姉妹グループのエース候補・異色の年長研究生がフロントに並ぶぐちゃぐちゃなこの16人をこの歌詞と声のミキシングに詰め込んじゃうか!」と初めて聴いたときに笑った。ぐちゃぐちゃの象徴の松村香織さんの思い出の曲。


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36位 永遠より続くように(OKL48

シングル『永遠プレッシャー』(AKB48)収録(2012年)
作曲:岡田寿也
編曲:野中“まさ”雄一

オリジナルはフジテレビ『めちゃ×2イケてるッ!』の小道具担当"オカピー"さんが歌っていた曲で、当時よく出演していたAKB48岡村隆史バージョンとしてカバー。もともとスローテンポの弾き語り曲のリズムを思い切って速くして、こうもポップにアレンジしてくるかとびっくりした。今ではめちゃイケの文脈も無視して好きな曲。


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35位 遠距離ポスターAKB48 チームPB)

シングル『桜の栞』(AKB48)収録(2010年)
作曲:小川コータ
編曲:野中“まさ”雄一

ここ数年はコンサートでやりすぎで食傷気味ではあるものの、毎年のリクアワでの披露が楽しみだった曲。アイドルとのなくせない距離感をグラビアのポスターを眺める在宅ヲタク心理にかけた歌詞はいつまでも好きだ。


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34位 ホワイトデーには…(AKB48 チームK

AKB48 チームK 6th『RESET』公演(2010年)
作曲:俊龍
編曲:QuinN

名曲揃いの『RESET』公演の中でも一番好きな曲。ここまでの2曲で大人っぽさを出してから一気に転換してこのキュートな世界観に引き込んでいくイントロの流れが好きで好きでたまらない。目隠しされながら座らせたところからAメロを歌い出す頃には、すっかりホワイトデーの朝の女子の気分だ。


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33位 抱きしめちゃいけない(AKB48 アンダーガールズ

シングル『フライングゲット』(AKB48)収録(2011年)
作曲:高木洋
編曲:増田武史

ノーカットで撮影したMVがとってもキュート。ゲーム「AKB1/48」や「AKB1/149」をやり込んでいた頃にめちゃめちゃ聴き込んだ思い出もある。最近は各グループのライブでやることが増えていて、改めて歌詞を聴くと「つながれないアイドルとの距離感」が込められていて切ない。


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32位 初恋の踏切SKE48

シングル『オキドキ』(SKE48)収録(2011年)
作曲:ハマサキユウジ
編曲:ハマサキユウジ

ほぼノンストップで本編を駆け抜けた日本武道館でのアンコール明けにこの曲で飛び出して来た疾走感そのままの曲。何度も言及しているようにだいたいが「会えない」とか「抱きしめられない」とかつながれない恋の話が秋元康曲。ここでは青春の恋の疾走感を青い電車、つながれなさを踏み切りにたとえている。


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31位 ポニーテールとシュシュAKB48

シングル『ポニーテールとシュシュ』(AKB48)収録(2010年)
作曲:多田慎也
編曲:生田真心

「AKBの夏曲!」といってもたくさんがあるが、いろいろ考えた結果やはりこの曲。野外ライブでピアノのイントロが聴こえた瞬間、いつでも走り出したくなる。もう30代も半ばなのに。いつぞやTIFで、各48グループが歌いまくって1日3回くらい聴いた記憶。


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30位 私たちのReason(AKB48

シングル『永遠プレッシャー』(AKB48)収録(2012年)
作曲:俊龍
編曲:野中“まさ”雄一

切なく聞こえるアレンジと疾走感のある俊龍節に載せて歌うのは当時のAKBの非選抜メンバー。カップリングが姉妹グループに占められる中で「なぜ好きになったの?」と問いかけてくるサビはズルい。こんな名曲が劇場盤のみの収録のためににMVがない不遇さもドラマに加速をかけてしまう。その意味では『Reborn』への布石とも言えそう。


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29位 ペダルと車輪と来た道と(STU48

シングル『ジャーバージャ』(AKB48)収録(2018年)
作曲:GRP
編曲:野中“まさ”雄一

この曲は28位の曲ともはやセットなので、コメントはそちらに統合。


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28位 夢力(CGB41)

シングル『風を待つ』(STU48)収録(2019年)

作曲:鶴崎輝一
編曲:鶴崎輝一

29位の『ペダル』と併せて2018年から2019年にかけてSTUのライブでこれでもかと言うほど聴いたし、今でもライブの終盤の定番曲だ。外せないということでランクインさせた。これは逆にギターかき鳴らし系のロックな「沸き曲」がSTUの中で少ない証拠でもある。最新シングルの『ヘタレたちよ』がここに加わる兆しをここ数ヶ月で感じている。


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27位 Only today(AKB48 チームA)

AKB48 チームA 4th『ただいま 恋愛中』公演(2007年)
作曲:大内哲也
編曲:大内哲也

「1連MIX」「3連MIX」「1.5連MIX」それぞれのこだわりについてはこの曲で学んだ気がする。もう2年MIXを打ってないので身体が忘れていそうだ。切な系ポップメロディーに「つながっちゃいけない」歌詞を載せる後半のカップリング定番パターンの走りだと思う。ブリッジのラインダンスが大好き。


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26位 JK眠り姫(AKB48 チームA)

AKB48 チームA 5th『恋愛禁止条例』公演(2008年)
作曲:井上ヨシマサ
編曲:井上ヨシマサ

全曲洗いざらい並び替えながら、思っていた以上に音の鳴りが好きだなと気づいた曲。100位未満も含めて数十位ランクを上げました。ちょいダサ感がありつつも豪華に鳴るシンセの音が癖になる。

 

上位になってきて、だいぶ俊龍大好き感が出てきたんじゃないかと思う。改めてこういう「沸き曲」好きだなあと。沸きたいなら地下に行けばいいのに(苦笑)。

 

25位~1位

75位~51位

100位~76位

110kin版 AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2022②

こんなニコ生番組に出演させていただきました。

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6名の48グループヲタクがそれぞれのベスト100曲を持ち寄って語り合うという企画。6人6色の100曲について5時間近くも語り合う楽しい回だったところ、提出する100曲を決めるのにもだいぶ労力がかかってしまった(笑)。せっかくなので、こちらのブログでも公開していこうかなと。今回は75位~51位です。

 

前回の100位~76位はこちら

 

 

75位~51位

75位 片想いFinallySKE48

シングル『片想いFinally』(SKE48)収録(2012年)
作曲:井上ヨシマサ
編曲:井上ヨシマサ

初めて握手会に参加したのがこのシングル。SKE48が初出演したMステで魅せた気迫が今でも忘れられない。マジすかで火がついた百合文化がSKEに移ってピークになっていたのがわかるMVでもある。


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74位 ロマンスロケットSKE48 チームS

SKE48 チームS 2nd『手をつなぎながら』公演(2009年)
作曲:岡田実音
編曲:高島智明

前の曲の『Innocence』の"イケナイ"曲からのこの曲への転換が大好き。上下動が多い振り付けも好き。


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73位 重力シンパシーAKB48 チームサプライズ)

限定シングル『重力シンパシー』(AKB48 チームサプライズ)収録(2012年)
作曲:原田ナオ
編曲:原田ナオ

「全盛期のAKB48」がシングル表題曲シーンとは別に時差展開されているのがぱちんこAKB48シリーズ。赤黒チェックの衣装の路線の正当な後継だ。


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72位 絶望の後で(NGT48 TDCコンサート選抜メンバー)

シングル『シャーベットピンク』(NGT48)収録(2020年)
作曲:小網準
編曲:小網準

2018年末からの騒動とコロナ禍突入の2つの難曲を経て2年ぶりにリリースしたシングルのカップリング曲に度肝を抜かれた。オーケストラアレンジの仰々しい音をバックに「絶望すれば楽になれるさ」と歌うNGTメンバーたちに、どう考えてもあの騒動がよぎる。48グループ史上最も暗い曲だと思う。


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71位 望遠鏡のない天文台SKE48 Passion For You選抜)

シングル『チキンLINE』(SKE48)収録(2016年)
作曲:外山大輔
編曲:若田部誠

ブラウザゲームSKE48 Passion For You」のイベントで選抜されたメンバーによる楽曲。「星が絡むアイドルソングは鉄板」の通り(誰が言った?)で、あまりゲームに乗り気ではなかった自分が考えを改めるきっかけの1つになった。


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70位 チャイムはLOVE SONGSKE48 チームS

SKE48 チームS 2nd『手をつなぎながら』公演(2009年)
作曲:白戸佑輔
編曲:野中“まさ”雄一

好きな『手をつなぎながら』公演の頭の4曲から1つだけ選ぼうと思って決めたのがこの曲。サビラストの「5秒のデート中」の振り付けが大好き。


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69位 それを青春と呼ぶ日SKE48

シングル『チョコの奴隷』(SKE48)収録(2013年)
作曲:毛塚雄太
編曲:増田武史

この曲が劇場で流されたときに、まさか歌唱メンバーが同時卒業だとは思わなかった。日本ガイシホールでのコンサートにも行き、「これが卒業コンサートか…」と感涙しまくっていた思い出がある。今でも大量卒業を受けても生き残っているのはこのときの経験があるからかもしれない。


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68位 花火は終わらない(SKE48

シングル『パレオはエメラルド』(SKE48)収録(2011年)
作曲:すみだしんや
編曲:田口智則稲留春雄

花火の終わりを青春の終わりにたとえる曲。観てるヲタクが重ねやすい。この曲のリリース時よりも少し遅れてSKEの夏の定番曲になったように思う。僕個人は「アップカミング公演」での想い出が強いかな。


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67位 Glory days(SKE48 チームS

SKE48 チームS 2nd『手をつなぎながら』公演(2009年)
作曲:伊藤心太郎
編曲:伊藤心太郎

前述の通り大好きな『手をつなぎながら』公演、ユニット曲から何を選ぶか悩んで決めたのがこれ。センターの松井珠理奈さんから手足を思い切り伸ばしながら踊る振り付け、バックダンサーも含めて初期の”強い"SKEを象徴する曲だと思う。2021年の松井珠理奈卒業コンサートでのこの曲はその概念の完結編と言っていい。


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66位 君とどこかへ行きたい(HKT48

シングル『君とどこかへ行きたい』(HKT48)収録(2021年)
作曲:川浦正大
編曲:野中“まさ”雄一

気づけば"遠征ヲタク"と化してしまった僕にぴったり(?)なJR九州とのコラボソング。「つばめ選抜」「みずほ選抜」の世代を分けての選抜で振り付けを変えたCRE8BOYさんナイス。合わせての24人Ver.でその違う振り付けが行き交う線路網のようにクロスしてとても見応えがある。ぜひ検索してほしい。


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65位 世界はどこまで青空なのか?(NGT48)

シングル『世界はどこまで青空なのか?』(NGT48)収録(2017年)
作曲:斉門
編曲:板垣祐介

頭サビの荻野由佳さんのソロ歌唱から、空に手を伸ばす振り付けで終わる最後まで大好き。山戸結希監督のMVは面白いなと思うけれども、どうにも乗れなくて気持ち悪い。


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64位 法定速度と優越感(AKB48 U-17選抜)

シングル『11月のアンクレット』(AKB48)収録(2017年)
作曲:横健介
編曲:横健介

この当時よくあった「若手コンサート」で必ずやるような曲に育っていった曲。サビの無限ループ感と振り付けがクセになる。


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63位 Escape(SKE48

シングル『鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』(AKB48)収録(2013年)
作曲:井上ヨシマサ
編曲:井上ヨシマサ

レコード会社が違うのにいつしかAKB48のシングルのカップリングにも選抜曲が登場し始めたのがこのあたり。電子音でTK感を出して当時のSKEのライブでは雰囲気が変わったのを思い出す。


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62位 誰のことを一番 愛してる?(坂道AKB

シングル『シュートサイン』(AKB48)収録(2017年)
作曲:佐久間和宏
編曲:佐久間和宏

いわゆる「推し被りは殺す」の曲。実は一番観ているのはSTUの陸上公演ツアーだったりする。門脇実優菜さん…。


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61位 恋を語る詩人になれなくて(SKE48 チームS

SKE48 チームS 3rd『制服の芽』公演(2009年)
作曲:俊龍
編曲:Sizuk

冒頭のドラムパートのうち4音くらい聴いただけでもう血が沸騰する。『制服の芽』公演から始まったヲタクなんだと実感する瞬間だ。


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60位 君はメロディー(AKB48

シングル『君はメロディー』収録(2016年)
作曲:you-me
編曲:野中“まさ”雄一

この曲の選抜が発表されたとき、卒業メンバー召喚にものすごい興ざめしたのを覚えている。ライブにもその選抜メンバーは出ないわけで。しばらく醒めて観てました。……が、数年して改めてライブで聴くといい曲だなと思うようになった。


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59位 11月のアンクレット(AKB48

シングル『11月のアンクレット』(AKB48)収録(2017年)
作曲:丸谷マナブ
編曲:APAZZI

渡辺麻友さんの曲はたくさんあるけれど、一番の名曲は卒業ソングになったこの曲だと思う。


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58位 12月のカンガルー(SKE48

シングル『12月のカンガルー』(SKE48)収録(2014年)
作曲:外山大輔
編曲:生田真心

「大組閣でぐちゃぐちゃにされた」認識が共有されていた当時のSKEが、元気な冬ソングに新センターを持ってきてポジティブに変換したことを象徴するような曲。パステルカラーのコートにマフラーの衣装はSKEの衣装で屈指に好き。


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57位 始まりの雪(AKB48 大島涼花高橋朱里田野優花武藤十夢

アルバム『0と1の間に』(AKB48)収録(2015年)
作曲:Dr. Lilcom
編曲:Dr. Lilcom

ピアノ音が雪の降る音を連想させるイントロが神。これだけでご飯10杯行ける。いや、ブッシュドノエルくらいにしとこう。

 


56位 この涙を君に捧ぐ(NO NAME)

シングル『この涙を君に捧ぐ』(NO NAME)収録(2013年)
作曲:夏海寛
編曲:武藤星児

AKB48の楽曲に載せた思いを後発のヲタクとして追体験するような時間をくれたのがアニメ『AKB0048』。その"ゼロゼロ"から選ぶならやはりこれ。リクアワが開催されていた頃、全員揃っての披露があるかと毎年思っていた頃が懐かしい。STU48が劇場公演でやっていて定期的に聴くようになるとは思わなかった。


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55位 虹の列車(NO NAME)

シングル『虹の列車』(NO NAME)収録(2012年)
作曲:藤本貴則
編曲:野中“まさ”雄一

悩んで結局こちらの曲も"ゼロゼロ"からランクイン。NO NAMEだった当時の推しメンが卒業するときによく聴いていたのがこの曲。虹の列車に乗って声優として大活躍されていて何よりです。


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54位 初恋至上主義(NMB48

シングル『初恋至上主義』(NMB48)収録(2019年)
作曲:SoichiroK、Nozomu.S
編曲:野中“まさ”雄一

サークルモッシュのような振り付けがNMBで一番じゃないかってくらい大好き。あえてコレオグラファーの動画を貼っておきます。


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53位 兆し(SKE48 チームKII

SKE48 チームKII 3rd『ラムネの飲み方』公演(2011年)
作曲:大内正徳
編曲:野中“まさ”雄一

ヲタクになった頃にちょうど『ラムネの飲み方』公演の立ち上げだった自分としては、この曲は外せない。知人の「この曲はね、震災直後の学校の屋上なんですよ」という歌詞解釈がいつまで経っても忘れられない。


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52位 水のないプール(SKE48 チームS

SKE48 チームS 3rd『制服の芽』公演(2009年)
作曲:俊龍
編曲:Sizuk

初めて劇場公演に入ったときにセリフパートで感動した記憶を今でも思い出す。「プールの底に足がつかず、じたばたしている私たちをこれからも見守っていてください」の言葉の通り、メンバーが変わっても僕は続けているのかもしれない。


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51位 万華鏡(SKE48 チームS

SKE48 チームS 3rd『制服の芽』公演(2009年)
作曲:上田晃司
編曲:上田晃司

初めて『制服の芽』公演に入ったときに「これが48の劇場か…!」と衝撃を受けたのがこの曲。万華鏡のように照明がくるくる回りながら、メンバーもくるくる回りながら綺麗に輝く姿に見惚れていた。


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さて、ここまで書いていて思ったのが、76位以下の曲とそんなに差がないこと(笑)。

続いて50位以上も進めて参りたいと思います。

 

50位~26位

100位~76位

25位~1位

110kin版 AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2022①

こんなニコ生番組に出演させていただきました。

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6名の48グループヲタクがそれぞれのベスト100曲を持ち寄って語り合うという企画。6人6色の100曲について5時間近くも語り合う楽しい回だったところ、提出する100曲を決めるのにもだいぶ労力がかかってしまった(笑)。せっかくなので、こちらのブログでも公開していこうかなと。

 

 

100位~76位

100位 根も葉もRumor(AKB48

シングル『根も葉もRumor』(AKB48)収録(2021年)
作曲:浦島健太、H.Shing
編曲:今井大介、大野裕一

去年、AKB48に久しぶりに一体感をもたらすムーブメントに成功した1曲。こういうムーブメントは大好きなのだけど、ヲタクとしての10年以上の熟成度的にということで最新シングルは100位に据え置き。


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99位 3-2(HKT48

シングル『3-2』(HKT48)収録(2020年)

作曲:杉山勝彦
編曲:杉山勝彦、谷地学

「自分が身を引けばいい」を数式に表した歌詞の切なさが自分の経験にフィードバックされて感化されてしまった、ある種トラウマを呼び覚ます曲。変な思い入れが重なっている。


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98位 ひまわりのない世界(Fortune cherry)

シングル『ひまわりのない世界』(Fortune cherry)収録(2018年)
作曲:星圭介
編曲:若田部誠

穏やかな編曲と福井をめぐるMVがほっこりでとっても好きな曲。相方が変な辞め方をしたことによって起こるネタ化はもうやめたい。


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97位 暗闇(STU48

シングル『暗闇』(STU48)収録(2018年)
作曲:aokado
編曲:aokado

STUの表題曲からどれを入れようか悩んだけど、デビューシングルで方向性を指し示した『暗闇』に。年始のCDTVのパフォーマンスが印象に残っている(別に検索してみてください)。


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96位 世界の人へ(NGT48)

シングル『世界の人へ』(NGT48)収録(2018年)
作曲:Mr.LIVE
編曲:立山秋航

手拍子バックの曲の暖かさが好きで、MVもまたいい。舞台になっているウラジオストクと新潟の距離感がまた隣人としての世界を感じられる。こんな素敵な世界を歌う曲のリリースした年の末に、どうして隣人を疑うような騒動が起きてしまったのか。未だに哀しい。


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95位 誰かの耳(Team KII)

シングル『いきなりパンチライン』(SKE48)収録(2018年)
作曲:BASEMINT
編曲:BASEMINT

酷暑の夏のイベントで会場を静まり返らせた夏の思い出。赤い手袋をアクセントにした振り付けが印象的。


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94位 さくらんぼを結べるか?(HKT48 4期生)

シングル『キスは待つしかないのでしょうか?』(HKT48)収録(2017年)
作曲:鶴﨑輝一
編曲:鶴﨑輝一

4期曲は複数あってどちらも好きなのだけれど、こちらをランクイン。デビュー直後の子たちの曲としてピカイチにかわいい。


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93位 ここがロドスだ、ここで跳べ!AKB48

アルバム『ここがロドスだ、ここで跳べ!』(AKB48)収録(2015年)
作曲:つじたかひろ
編曲:武藤星児

オリジナルメンバーはまた違うのだけれど、貼り付けた動画のように歴代の第2回・第3回ドラフト会議のイメージが強い。いつか全員揃って歌ってほしい。


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92位 バラの儀式(AKB48 チームサプライズ)

AKB48チームサプライズ シングル『バラの儀式』収録(2014年)
作曲:田中俊亮
編曲:田中俊亮

二股なのか不倫なのか、ライバルを切り捨てろと美しく歌う曲。この歌詞にゾッとしながら、秋元さんは何を考えて書いたのだろうといつも思う。


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91位 RESET(AKB48 チームK

AKB48 チームK 5th『RESET』公演(2010年)
作曲:俊龍
編曲:Sizuk

おそらくAKB48グループ史上もっともよくできたセットリストのオープニング曲。静けさからのドキドキを表現してくれるイントロからの風を巻き起こす振り付けがいつまでも好き。


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90位 ハートのベクトル(AKB48 チームサプライズ)

限定シングル『ハートのベクトル』(AKB48 チームサプライズ)収録(2013年)
作曲:緒形真平
編曲:ハマサキユウジ

恋に揺れ動く様子を帰り道にたとえた青春のほっこり曲。秋元康の「交通系ソング」大好き。


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89位 負け惜しみコングラチュレーションSDN48

シングル『負け惜しみコングラチュレーション』(SDN48)収録(2012年)
作曲:平隆介
編曲:生田真心

クールさだったりセクシーさがイメージ先行になるSDNのシングル表題曲だけれど、一番好きなのは王道ポップ的なこの曲だったりする。20代以上の大人コンセプトグループだからこそ歌える「結婚おめでとう」の名曲。


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88位 高嶺の林檎NMB48

シングル『高嶺の林檎』(NMB48)収録(2014年)
作曲:田中俊亮
編曲:武藤星児

今いるところよりも少しだけ無理をして何かをつかみにいく、そんな公演を常々観たいと思っている僕の気持ちを勝手に表現してくれてると思っている曲。


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87位 ナギイチNMB48

シングル『ナギイチ』(NMB48)収録(2012年)
作曲:すみだしんや
編曲:生田真心

「渚で一番かわいいガール、略して~?」の振りからのイントロ。夏はこれだけで沸ける。


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86位 初めての星(NMB48 チームN

NMB48 チームN 3rd『ここにだって天使はいる』公演(2013年)
作曲:小網準
編曲:生田真心

「ここにだって天使はいる」公演は好きな曲が多くて悩んで選びぬいた。山本彩さんの歌い出しが当時のNMBだなと改めて感じる(ぜひライブ映像を検索してほしい)。


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85位 チョコの奴隷SKE48

シングル『チョコの奴隷』(SKE48)収録(2013年)
作曲:重永亮介
編曲:武藤星児

卒業メンバーもたくさん出た頃の曲で、おそらくSKEが一番右肩上がりにファンが増えた頃の思い出があるディスコ調ソング。ディスコ調なのにひざまずきたい希望を叫ぶとかわいくなるマジック。


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84位 ヘビーローテーションAKB48

シングル『ヘビーローテーション』(AKB48)収録(2010年)
作曲:山崎燿
編曲:田中ユウスケ

言わずもがなAKB48といえばということでランクイン。アイドル戦国時代真っ盛りの日本武道館の「ゆび祭り」でのこの曲が思い出。48がほぼアイドル対バンに出ていない時代に、ももクロBuono!を従えながら渡辺麻友さんがセンターに君臨して歌った瞬間に震えた。


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83位 てもでもの涙AKB48 チームB)

AKB48 チームB 3rd『パジャマドライブ』公演(2008年)
作曲:寺畑早知子
編曲:田口智則稲留春雄

おそらくAKB48の公演曲で最も振りコピでのシンクロ度が高い曲。永遠に歌い継いでほしい。

 

82位 初日(AKB48 チームB)

AKB48 チームB 3rd『パジャマドライブ』公演(2008年)
作曲:岡田実音
編曲:市川裕一

楽曲そのものというよりは、『パジャマドライブ』公演を歌ったチームへの思い出での高まり方が強い。

 

81位 渚のイメージ(SKE48 10期生)

シングル『ソーユートコあるよね?』(SKE48)収録(2020年)
作曲:BASSICK
編曲:BASSICK

おそらくお披露目ソングがオリジナル曲なのは他にないであろうSKE48 10期生。素敵な曲なのだが初代Wセンターから卒業したのはさみしさしかない。


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80位 Virgin love(AKB48 チームK

AKB48 チーム 2nd『青春ガールズ』公演(2006年)
作曲:井上ヨシマサ
編曲:井上ヨシマサ

初期の劇場公演曲の「少女にこの曲をやらせるのか」シリーズから1曲をと思って選んだ。小学生時代の倉島杏実さんに指鉄砲をぶち抜かれた思い出。


79位 目撃者(AKB48 チームA)

AKB48 チームA 6th『目撃者』公演(2010年)
作曲:伊藤心太郎
編曲:百石元

幕が開いた瞬間にメンバーが倒れているところから始まる重厚さがヤバい。選んでおいて未だに『目撃者』公演を観に行けていない。


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78位:会いたかった(AKB48 チームA)

AKB48 チームA 2nd『会いたかった』公演(2006年)
作曲:BOUNCEBACK
編曲:田口智則稲留春雄

初期AKBの代名詞といえばこれ。「会いに行く」コンセプトは今でも変わらない。


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77位:背中から抱きしめて(AKB48 チームA)

AKB48 チームA 2nd『会いたかった』公演(2006年)
作曲:太田美知彦
編曲:秋原葉輔

サビで背中を向けて歌う振り付けの大胆さがとても好き。この曲まで続く『会いたかった公演』の3連曲の流れが好き。

 

76位 涙の湘南(AKB48 チームA)

AKB48 チームA 2nd『会いたかった』公演(2006年)
作曲:岡田実音
編曲:高島智明

コールができなくなってもう2年も経つけど、ユニットにおけるコール文化を作ったのはこの曲をカバーしていったチームのヲタクだと思う。チームBにチームKIIに、SKE研究生にチームBII。ときどきやりたい。


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……と、1曲ずつコメント書きながらリンクを貼っていたら長くなってしまったので4分割にしてお届けします。

 

75位~51位はこちら

50位~26位はこちら

25位~1位・総論はこちら

現場記録(2019年10月後半)

ひとつひとつ現場の記事を起こしてたんですが、すべてについてもりもりと語れるわけでもないので、ある程度溜めてから放出していこうと思います。

 

2019.10.14 たけやま3.5 全国ツアー追加公演関東3days 埼玉公演@浦和ナルシス

対バンで2度ほど観て、今度はワンマンにというところでようやくタイミングが合えて行けたライブ。割りといい位置が取れたのもあって楽しかったです。「アイドルさんと仕事することも多く、アイドルさん的な仕事も多いけれど、ガールズバンドとしてこれからもやっていきたい」という言葉がリーダーの武田雛歩さんから飛び出して、メンバーも涙ながらツアーファイナルの決意を語っていました。そして数日後にはこんなリリースが。今後の活動にも注目です。

 

 

 

2019.10.21 真っ白なアトリエ Vol.10 @渋谷WWW

最近のライブアイドル界隈で勢いがあると言われている「真っ白なキャンバス」の主催イベントに、まさかの48グループからSTU48、しかもその課外活動チームのトークが売りのユニット「せとまいく」が参加。

 

両方とも最近興味があるグループで、異色のコラボだということで行ってきました。あとで物販の話とかSNSでの様子を見てるとお互いに緊張していたみたいですね。特にせとまいくは慣れない渋谷のライブハウスで序盤はガチガチだったように見えました。

 

 

2019.10.21 STU48『大好きな人』三都市握手会@幕張メッセ

前日の流れもあり、せっかくなのでと来てみたSTUの全国握手会(STUは広島・東京・大阪での全国握手会を「三都市握手会」、地元の瀬戸内7県を回る握手会を「せとうちめぐり」と呼びます)。

 

この日はミニライブの最後に現行の船上公演セトリ『GO! GO! Little SEABIRDS!!』公演の終了と、新しくキャプテン岡田奈々プロデュースのセトリでの劇場公演の開始が発表されました。開演前に2年の歴史を積み重ねたあとにいきなり新しい価値観を投入したゴゴリバ公演、もっというとできあがった48ヲタ的な価値観からの拒否感には勝てなかったゴゴリバ公演だったようにも思います。僕自身は割りと好きでしたが…(当時のブログ)。

 

STUは友人がよく通っているのもあり、興味自体はずっと持てていてしょっちゅう行くもののしっくりした推しが見つからないという複雑な距離感ではあります(笑)。セトリもリニューアルされて、2期生で始められるでしょうか(?)

 

2019.10.26 NGT48研究生『PARTYが始まるよ』@NGT48劇場

9月に入ったときに、「これはいま一番アツい劇場は新潟かもしれん」と思い再び新潟へ。初めての県外枠で見晴らしがよかったです。

 

この日は数日後に控えた「AKB48グループ 歌唱力No.1決定戦」を控えた三村妃乃さんが印象に残りました。「みなさんパワーをください」とトークで語ってからの、アンコール『世界はどこまで青空なのか?』でのソロパートでの歌唱は力がこもっていました。数日後にそのエネルギーを証明することになります。今のNGT劇場には以前とは違う形でのステージでの熱があるなと改めて感じました。

 

 

2019.10.27 HKT48 HKT48九州7県ツアー ~あの支配人からの、卒業。~ ユニット祭り/ファイナル〜 @福岡サンパレス

同じくサンパレスで開催された初日公演は「全員出演なら推しの出番は少ないしいいか」ぐらいに思ってたはずが、3公演参加してみていつのまにかHKT好きになる気持ちが増してきていて、気づけばチケットを取っていました。発表された長崎公演にいたのも大きかったですかね。

 

昼公演のユニット祭りはおしゃれガールユニット「Chou」の『ペディキュアday』にキュンと胸が躍りましたし、ダンスユニット「Lit charm」の『蜂の巣ダンス』には沸きました。F24のコーナーでは「僕があのフレッシュメンバーコンサート時代にハマっていたらまた違う博多ヲタとしての道を歩んでいたのかな」なんて思いを馳せていました。

 

夜公演のツアー名物寸劇ではふざけた劇なのに大団円になっていたセリフのひとつひとつに涙するようになってしまった自分に気づきます。いいところ悪いところひっくるめてHKTらしい部分が寸劇に出ていたんでしょうね。

 

 

201910.30 第2回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 @赤坂ACTシアター 

昨年観に行きたくも抽選で外れて家でテレビにかじりついていた前回。ベスト8メンバーでのライブがとてもとてもよくて2019年ベスト現場だったんじゃないかってくらいなのもあって、今回こそはと会場で観てきました。

 

終わって帰ってきたら八百長だのなんだののツイートを見かけてなんだかげんなり。僕は気持ちのこもった歌を聴きたかったのです。そのブーストにこの企画を使ってもらえればとりあえずはそれでいいです。

 

ただ、違った意味で卒業発表をしたばかりの矢作萌夏さんと高柳明音さんがここにいたのはちょっとずるいなとは思いました。矢作さんの1曲目『なんでもないや』は『君の名は。』の挿入歌で卒業してしまう自分とヲタクのすれ違ってしまう部分に重ねてしまうし、高柳さんはもはや卒業コンサート第1章かのようなファンへの感謝の気持ちが乗った歌でしたね。そんなのズルいやんという。

 

ニューカマーとしては上で書いた三村妃乃さんがまっすぐに歌い上げていてとても気持ちがよかったです。出てきてすぐに握手券を買ったのですが、NGTメンバーは推し増し制度が使えないのに混んでいましたね。「見つかる」かもしれません。

 

推しの坂本愛玲菜さんはこれまでより負の気持ちのようなものも混ざった気持ちが乗った歌唱になっていて、技法的なミスはあったかもしれませんが、推し補正的にはうれしい気持ちで聴けていました。本人は悔しさがありつつもやりきった感じみたいで、僕もなんだか少し気が抜けたような気分になっていましたね、自分は歌ってないのに(笑)。

 

 <真っ白なキャンバスの人気曲>
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  • アーティスト: 真っ白なキャンバス
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