あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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最前ってこんなに迷いがあるもんだっけ。

2018.11.14(水)
AKB48 チームK 『RESET』公演
@AKB48劇場

 

noteにも書いたようなSKEを推す気持ちにモヤモヤがあったところ、AKBでの推しとしてやっていきたいなと思っていたところでの庄司なぎささんが突然の即日卒業。

生誕祭が当然開催されるものと思っていたため、投げれば比較的当たりやすいはずの『アイドル修業中』公演も我慢していたわけです。突然の卒業すぎて、やり場がなくなってしまった気持ちをどこかにぶつけてみたいな、新しい推しが見つかるかな、と投げてみたのが、この日のチームKの『RESET』公演だった。

 

【出演メンバー】

市川愛美小田えりな下口ひなな野澤玲奈・武藤小麟・武藤十夢茂木忍・安田叶・湯本亜美横山結衣・岡田梨奈・勝又彩央里・小林蘭・末永祐月・長友彩海・永野恵

11月13日(火)・14日(水)の公演メンバーのお知らせ | AKB48 Official Blog 〜1830mから~ Powered by Ameba

 

悩んだ末、「彼女が出るはずだった」セットリストは避けることにしてみたら無欲の当選。しかもなんと、1年半ぶり以上の1順入場…。無欲って怖い。最前ドセンの下手側横、0.5~1くらい。やはり近い。昔公演を観たことのある先輩メンバー、『アイドル修業中』公演でよく観ていたメンバー、最近デビューした研究生メンバー、いろんなメンバーをたくさん観察できて面白かった。

 

ダンスの得意な子たちも多いこの日のチームK。今日出ていた子たちの中では、市川愛美ちゃんのパフォーマンスが好きかな。まなみんのパフォーマンスには、「アイドル」としてのてらいはなくて、そこをやりきってくれるのがいい。湯本亜美ちゃんはそこにもう少し照れのようなものがあるし(それがいい)、横山結衣ちゃんは自分の世界への入り込みが強い(それもいい)。

 

トークでは、昨夜YouTubeで卒業発表をした野澤玲奈ちゃんが活き活きとしていた。卒業発表が終わると憑きものが取れたかのように綺麗になるという話はよくあるけれど、それがトークにも表れる姿は新鮮。JKT48から移籍してきて、まだコミュニケーションがしっかり取れてない頃の公演の古臭いイメージもあったので、より楽しく彼女のMCを聞けた。こんなに楽しくマシンガントークできるんだなって。

 

トークの回しという意味では、この日のリーダー格の武藤十夢ちゃんが自覚がしっかりあって頼もしく見えた。研究生のアンダーも多くまとまりに欠けがちなトークをハキハキとつないでいた。曲中は風格のある凛々しい表情が印象に残っている。

 

自分が入った『アイドル修業中』公演では観ることができなかったドラフト3期生を観るのもすごく楽しかった。同期の中では最年少の末永祐月ちゃん、パフォーマンスも表情もまだ固い、初々しさが強いメンバーなのだけれど、MCや曲中で先輩に触れられるときに一瞬見せる柔らかい表情を見るとこちらもなぜだかホッとする。いい先輩たちに恵まれたなと思う。そしてこれは意外だったのだけれど、まだ若い永野恵ちゃんが魅力的な表情をするのが『毒蜘蛛』や『夢の鐘』なのですよ。かわいい曲ではなく、大人っぽさも必要な曲での表情がとても美しい。この子はさらに美人に育つぞ。

 

そうそう、『夢の鐘』が一番観ていて面白かったかもしれない。こう書くとAKB推しの人に怒られるかもしれないけれど、ひと昔前のAKB劇場は少し緩めのところもあったと思う。今劇場に立っている子たちは(多少のムラはあれど)ステージにしっかり立とうとしているんだなというのが伝わってくる。なんというか、公演が自分たちのものだという実感がおそらく持てているのだと思う。この日は後輩メンバーも多かったので一体感を曲中に出せるわけではなかったけれど、そのぶん、『夢の鐘』のように個々が入り込むシーンが多い曲ではその強さが出ていたように感じた。

 

……くらいにはすごく興味を持って観察できていたし、最前真ん中でこういう観察をしていたらメンバーと目が合うことも場所の割りには少なく。というのを2曲目くらいで気づいてしまいましたよね(苦笑)。

 

そう簡単には『引っ越しました』とは行かないようで。

 

ただ、やっぱりいまこの劇場に立つメンバーたちは面白いと思うので、ゆっくり焦らず、投げたいときに観てみたいセットリストの公演に応募してみようと思う。

 

 

54th Single「NO WAY MAN」<TypeA> 初回限定盤

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ゆるやかな楽しみと「これしかない」ってセトリを海の冷たい風に。

2018.10.14(日)
SKE48 LIVE in LAGUNA
@ラグーナテンボス・ラグナシア ジョイアマーレの浜辺特設ステージ

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前泊豊橋アリよりのアリ

前夜は大阪・難波でのNGT48チームG出張公演から移動して豊橋で前泊。今よりもSKE推し度が濃かった頃の仲間というかアイドルヲタクとしての大先輩だったり、もうすぐ卒業してしまう矢作有紀奈ちゃん推しの豊橋のヲタクと呑んだりして有意義だった。豊橋駅、新幹線口側のガード脇がよさげな呑み屋が増えている。知らなかった。


夜は昔の下宿みたいな安宿(でもシャワーは各部屋にある)で眠って、ゆっくりと蒲郡へ。正月の蒲郡ライブは出勤しなきゃいけない日だったので、この日がラグナシアは初めて。

 

といっても親戚がこのあたりに住んでいるので、まだハウステンボスが経営参画するだいぶ前の小さい頃、ラグーナには来た記憶がうっすらとはある。そのときとはだいぶ違ってはいるようだ。

 

メンバーとたのしむゆったり休日の昼

昼すぎからゆったりと推しメンの岡田美紅ちゃん考案のチーズホットドッグを食べたり、メンバーとアトラクションが楽しめる抽選券つきのグッズを買ってみたり。リハーサルに入るメンバーを眺めてみたり。ゆったり楽しめた。

 

お昼は合流した仲間といっしょにピザを頬張りながらビールやワインを飲む。本当にまったりした休日である。


遅めのお昼ご飯で腹もふくれたところで、メンバーが物販ブースに登場したことを知り駆けつける。もう入らないと思っていた胃袋を無理やり空けて、笑顔でサワーとホットドッグを頬張るの巻。

 

続いては抽選に当選したSKE48 360°シアターへ。SKE48の選抜メンバーといっしょに3Dの体験ができる。いっしょに入ったメンバーの後ろで観ていたのだけど、いろんな角度から飛び出してくるメンバーの姿にキョロキョロしていて面白かった。

 

 そろそろライブも開場の時間というところだけど、番号は遅いものなのでいいやとメンバーとコースターに乗れるという権利の人たちを眺めることに。捌けてくるメンバーをすぐ目の前で見れて、これが意外と楽しくって。ジェットコースターが苦手なメンバーだったり、憧れの先輩と隣に乗って高まってしまったりと、普段はテレビ越しでしか観られないようなメンバーの表情が間近に見れて楽しかった。

 

後方で楽しく自由に、いや好き勝手に

そうこうしているうちにライブへ。追い越しや不正がまかり通りそうな整列方式には疑問を感じながらも、今日は後ろで楽しくやれればいいやと割り切って入場。

この日も整理番号は3,200くらいまで出ていたそうだけど、おそらくは2,000~2,500くらいの実数だったと思う。4,000以上入りそうなスペースは半分より後ろはスカスカではありました。

 

そのスペースをdisるネタのために言いたいわけではなくって、たまたまいい番号が取れなかったのなら、もう割り切って後ろだからこそできることをやっていた。自分は周りを観ながら「コールしなきゃいけない」というよりも、「コールするぞ!」っていうある程度のフリーさもあったほうが突き抜けられるみたい。コールのしすぎて声が枯れた。ついでにひざまずきケチャなんてSKE現場ではやったっけなっていうこともやっていた。

 

 「これしかない」セトリ

ske48matome.net

 

セトリはこんな感じ。

 

全オリジナル公演のユニットをやりきって、今のチーム曲で畳み掛けて、終演という流れ。今のSKEヲタなら、コール入れやすいのはこの流れしかない。気を利かせて過去にSKEで馴染んでない曲を入れたり、コンセプチュアルなアレンジを入れても戸惑ってしまうのが今のSKEライブだとは思うので、このくらい真っ直ぐすぎるほうがいい。10周年というコンセプトもあいまってよかった。

 

今ならではのSKE現場の楽しさ

カメラの櫓がど真ん中にあって後方からは視界を塞ぐ形になってモニ観度が高くなったのが不満と言えば不満だったけど、後方の割りには出来上がることができたし、スッキリできた気がする。その夜は豊橋に泊まってそのまま出勤したのだけど、よく眠れたし。

 

コアなヲタクやメンバーの熱量ほど、オールスタンディングのライブに人が集まってはいない(この前のZepp Divercityレポ参照)SKEだけど、だからこそゆるく、来たヲタクもガッツキすぎずにいられるからこそそこそこおいしく楽しめる現場だなってのは確実にある。

 

昔に比べてフットワークが軽く足回りの小さい仕事をたくさんできるようになった、ここ数年のSKEの表れでもある。

 

今ならではのSKE現場の楽しさはこういうところにあるなと改めて感じた蒲郡遠征だった。

 

あ、新曲の予約は始まってるのね↓

タイトル未定(TYPE-A)(初回生産限定盤)(CD+DVD)

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久しぶりのNGTはまさかの難波

2018.10.13
NGT48出張公演 チームG『逆上がり公演』(昼)
NMB48劇場

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まさかの大阪での当選、そして最前

もともと翌日のSKE@ラグーナ蒲郡は決まっていて、前日をどうするかというときにチーム8のツアーが最近気になっていた三重県代表が主役の公演があるということで狙っていたのが落選。そんなところで「どうせ西に行くし、最近NGT劇場行ってないし、『逆上がり』は一度観てみたいし投げるか」と投げてみたら見事当選だった。久しぶりの夜行バスで梅田まで出て、カフェや大阪の街をゆっくりしながら劇場に入場。

 

91番という絶妙な番号(NMB48劇場はビンゴによる入場抽選がない)だったにも関わらず、下手側通路を回ってみたら通路外のブロックの最前の内側角が空いていたので着席。年に1・2度しかいかないNMB劇場でも、そこが空きがちなのは知っていた。やはり出張公演ということもあって、難波に慣れているヲタクが多かったわけじゃないようだった。実際にNMBをメイン推している人はどの程度この出張公演を観に来ていたんだろうなと気にはなり始めた瞬間ではあった。

 

臨場感のある「緊張」と「NGTらしさ」

公演が始まると、『逆上がり』ではおなじも寸劇。今回はベタベタしすぎて苦笑いするほどの大阪弁を誇張させた寸劇。そんな中にも、現チーム体制では初・そして土日4公演のうち最初の公演ということ緊張感も序盤まで伝わってきたのがとってもよかった。前日入りしていたメンバーがほとんどだったであろう中、特に平日は多忙な中井りかちゃんがネタとしてのブーストも加味してのヘロヘロ感がとても刹那な感じがした。きっとホームの新潟のNGT劇場では味わえない感覚だったと思う。ここを強めに感じられたのも、角度がないとはいえ最前を取れたからだ(適宜このアピールをしていこうと思う)。

 

NGTのメンバーは、客席への反応にセンシティブなことが特徴だと僕は考えている。ダンスがどうだというのももちろん意識としてあるとは思うのだけれど、ものすごく客のことを見ている。それはこれまた久しぶりにNGTを観た夏のテレ朝の「SUMMER STATION」でも感じたこと。個々のダンスはものすごく練度が上がっていくけど、それはまたSKEやNMBのそれとは変わってくる。

 

わかりやすく言うとつまり、レスを送ってくれるってことだ。

 

だから、この日の出演メンバーには認知のない僕は、受け身ではないアクションを取ってみることにした。いつも以上に振りコピをしてみたり、少し大げさにケチャを送ってみたのだ。そうしたら、反応をくれる。端っこだろうと、いや端っこだからこそ遊びが出てくるのだろう。大変ありがたい。特に、何度も視線で遊んでくれた本間日陽さんや、大げさなケチャをお互いに送りあったあとにGJサインをくれた中村歩加さんには大感謝である。

 

目当てのドラフト3期

と、最近の人気メンバーに遊んでもらいながらも、この日の目当てはドラフト3期研究生でもある。この公演では5人のD3研究生のうち2人が出演していた。ドラフト1期生からAKB48グループドラフト会議を割りと観ている身としても、やはり一度は劇場で観たかったのだ。

 

藤崎未夢さんは候補生当時から気になっていた声がやはり特徴的。細身で長身の身体にふわふわした雰囲気とアニメ声が印象に残る。まだ先輩たちに気圧されている感じもあるといえばあるけれど、場数なんだろう。NGTの際立った子たちに負けない個性派になると思う。

 

そして安藤千伽奈さん。候補生当時からアイドル性高い子だとは思っていたのだけれど、この日は”スマイル”的な意味での方向以上に、まだ余裕がなくても今立っているそのステージに懸けていくという「ライブアイドル」的な要素を強く感じさせてもらった。僕が何年も48グループの劇場に通いたいなと思い続ける理由の1つがこういうものをまだ観れると感じるからでもある。ベテランのメンバーになるとめぐり合わせによっては慣れと緩みが紙一重の日に当たってしまうこともあるけれど、研究生だとまだ余裕がないのもあって、それが素直に出てくるのが好きだったりする。この日はそれを千伽奈ちゃんに感じられてとてもうれしかった。

 

アンケートではこの千伽奈ちゃんと悩んだけれど、前述の通り端っこでは自分と遊んでくれつつ、しっかりキャプテンとしてトークでもパフォーマンスでもまとめようとしていたひなたんに入れた。

 

公演が終わると、SKE関係のTwitterで出会った人とのはじめての同現場がなぜかこの日の公演で、NMB劇場目の前のたこやきわなかで1杯ひっかけつつひなたんの素敵さを語ったあとに、近鉄特急で名古屋方面へ向かう。

 

あの卒業メンバーの思い出がこんなところで

つらつらと上に感想は書いたけれど、実は一番はアンコールでやった『Maxとき315号』に引き出しにしまっていた思い出を引っ張り出されて号泣だったことが一番の感想。そんなことをTwitterにも近鉄特急から書いていた。

 

現場で初めて聴いた最新シングル『世界の人へ』が、ペンライト主流の48現場では珍しく暖かいクラップで包まれる雰囲気の曲だった。その初体験に感動して涙腺が緩んでるなかで不意のMaxとき。好きだった元NGTメンバーの卒業公演の思い出が蘇ってきた。その思いを紛らわそうと、素敵なイントロの胸の高まりとともにMIXを打とうとしたら途中で声がちぎれてしまうという大惨事。曲中に何人かのメンバーには不思議な顔をされつつ、小熊倫実ちゃんには聖母のような笑顔でなぐさめられた(ような気がした)。

 

いろんな意味で、NGTはステージ上での振る舞いが48グループの中では僕の好みとは少しずれるところはあるのだけれど、想いがねじれているのもあって定期的に観にいかんとな、と思った公演なのであった…。

 

【Amazon.co.jp限定】世界の人へ(Type-A)(DVD付)(生写真付)

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3年半ぶりの放送局チェキ。

2018.10.07. Sun.
WALLOP 『littlemore.のもう少しあなたを知りたい!!』

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(撮可ライブだったけどいいのは撮れなかったので近くのモンブラン吾妻橋店で食べたハンバーグシチューの写真を置いときます)

 

3年半ぶりの、押上のWALLOP放送局。

 

2014年夏くらいからかな。いわゆる地下現場にも1年くらい通ってた時期があって、その時の推しグループがレギュラーのインターネット番組と定期公演をやっていた場所がこのWALLOPで。当時の推しの卒業公演があったのもここだった。(「地下[アイドル]」っていう表現は好きじゃないけど、「ライブアイドル」っていう表現が暗に48グループは除かれるようなも僕の定義とも違うので暫定的にこれを使います)

 

最後の公演を終えてのチェキ、ループしようと思って並んでいたところ、これまで自分よりももっと積んでいたヲタクを目の前にしたり、それでも…という想いだったり、当時あれこれ言われていた運営体制のたらればを考えてたいたら、もろもろが溢れそうになって、一度目の前の隅田川のほとりに行って気分転換したりとか、そんな想い出のある場所。

 

そんな思い出もあって、実質封印していた感じになったWALLOPに久しぶりに行ったのは、littlemore.の小林みくりちゃんとたまたまめぐり会ったから。ヲタ友が通っている[元アイドルとアイドルトーク]的なコンセプトカフェにいっしょに行った日がもともと所属していたlittlemore.に復帰することを発表した日だったことで、じゃあ行こうということになった。

 

復帰ライブの日はかおたん(松村香織さん)の卒業発表後最初の握手会ということで断念してたので、ようやくこの日にコスパもよさそう(地下の対バンは他に興味のあるタイムテーブルでないと割高に感じてしまう)なイベントが、このWALLOPの放送だったわけだ。

 

littlemore.のもう少しあなたを教えて!! | WALLOP

 

この日の放送の企画は、みくりちゃん復帰スペシャルということで加入から復帰までのグループの足跡を振り返られたのはよかったし、放送後にはライブもあって、楽曲とかヲタクの雰囲気も感じられたのがよかった。やっぱり単独イベントのほうが雰囲気はつかみやすいし、じっくり見やすい。

 

久しぶりの地下の現場で改めて思ったのは、ヲタクとメンバーの距離感が近い。

 

近さを優先するのであれば、地下に流れきったほうがコスパもいいし、10秒もない握手と同じ値段でかなり話せるサインチェキ券買ったほうがいいわけだ。

 

そういう体験をしても、改めて48グループに戻っていった(と言うよりは道を狭めた)のって、そこで感じた「当事者性」は別に地上でも、少ない接触秒数でも、でかいコンサートホールでも、当選が難しい劇場でもやりようとしては全然あるなって感じたからでもある。

 

……というのを、ライブを観て、チェキ撮って思い出した。

 

チェキの撮影はサインの最中は、久しぶりのこういうやつにちょっと緊張してしまったなぁ。チェキ撮るとき近いし(笑)。

 

ヲタクの「当事者性」に少しモヤモヤするときもあるので、たまにそのスケールが違うところにも行っておこうと思った3連休中日なのであった。

 

僕を信じて

僕を信じて

 

 (地下現場に行くと、(なぜか)ブログとか書きにくくなるからその際の更新頻度は減るかも)

ライブで観たいもの!

2018.09.28 Tue.

HKTBINGO! LIVE 2018

昭和女子大学 人見記念講堂


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日テレ系列で放送されている「BINGO!」シリーズ、この夏はHKT48のターン。お笑いに絞ったテーマで、ひな壇からの一芸だったり、漫才やコントを披露する。そして女芸人ナンバーワン決定コンテスト「W」で勝ち進むことを目指すということで、客を入れてのライブを開催することになったというわけだ。

 

といっても、自分は一度もHKTBINGO!の放送を観ていない。最近なかなか東京での単独ライブも少ないし、えれたんが出ているしということで、東京2公演目に入ってみた。

 

前座的なショートネタの披露から始まり、ライブを数曲やって場を盛り上げてからネタ披露を5組ほど。そこからネタ披露組でのユニット曲を挟んで、撮影可能タイム込みのライブで終了。

 

セットは簡易的なもので、衣装はコントでの使用分以外は1着+アンコール用ということでだいぶ費用は節約していたようだ。テレビ番組からの発展で、あくまで経験を積ませるためのものだし、それでもいいと思う。構成自体は収録感強めではないし、客のほうを向いていたとは思う。

 

メインのネタ披露はテレビで放送されたものをアレンジしたものだったと後から知った。それでもだいたいは面白かったし、当初の客前での経験を積むという目的も達成なんじゃないだろうか。

 

ネタはだいたい3種類に分かれる。作家が作ったネタを全力でやり切るものと、作家が作ったネタを自分たちなりにハッキングさせて面白くしたものと、自分たちでネタづくりから披露までやってきたもの。

 

正直な話、1番目のタイプはネタが面白くてもシラケてしまう。作家がよく接しているコンビの漫才の姿がそのまま出てしまっていると、だったら本物を見たくなってしまう。ここはいきなり漫才をやろうとするときのすごく難しいハードルだ。

 

その点、オリジナルで作り込んできた小田彩加・運上弘菜のコントはとてもよくできていたと思う。2人のフワフワしたかわいさがありながらブラックな設定とボケとのギャップがアイドルが漫才をやる意味合いも感じさせてくれるという意味で面白かった。HKTヲタなら知っているような的な設定を活かして自分たちのネタにしていた村重杏奈駒田京伽冨吉明日香(+地頭江音々)のコントもこの日一番くらいに笑ったけど、彼女たちの細かい設定を知らなくても面白いという意味では、ODA・なっぴ組だったのかなと思う。もしかしたら1回戦や2回戦は突破できるんじゃないだろうか。

 

1つ残念だなと感じたのは、ここまで既知のキャラクタでしか笑いを評価できない場になっていないかなという点。それぞれのネタ披露後、客席が面白かったかスベったかをうちわの裏表で評価する流れになっていたのだけど、本当にネタの面白さを観ていたのかなという気はしている。

 

たとえば田中美久ちゃんや朝長美桜ちゃんは、放送では滑りまくりの問題児だったらしい。ただ、番組を観ていない自分はそんなことは知らないわけで。その2人が披露したネタは特別に面白かったわけでもないけれと、この日の披露したネタの中で特別に差があって面白くなかったわけでもない。それでもうちわは滑ったほうにどんどん裏返っていく。

 

お題目として建前でもコンテスト挑戦のための特訓があるわけで、笑いの拾い方が優しすぎるんではないかなと感じたところではあった。これが、アイドルの客席のやさしさであったかい部分ではあるとは思うのだけども。

 

そうしたネタ披露を挟む形でのライブ、個人的にはいまのHKTの熱量の限界をちょっと感じてはしまったかな…。メインはネタ披露なのでそこが面白かっらいいのだけど、時間的には割りとやってたし、ライブにも気合が入っていた子は入っていたしよかったのだけども、全体的にはそこに差が感じられる瞬間があったりして少し残念だったかな。

 

この前の「ただいま 恋愛中」公演を観たときも感じだけど、HKTの1期2期の子たちの全力感をまた観てみたいなとは思う。

 

このへん、栄で観てきた価値観が抜けないところではあるんだろうなぁ。

じゃんけんからの特殊会。


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2018.09.23 Sun.

第2回 AKB48グループ ユニットじゃんけん大会 〜空気を読むな、相手を読め!〜

日本工学院 片柳アリーナ

 

前回のブログに引き続いて、羽田に着陸してからそのまま蒲田へ。工学院の片柳アリーナというキャンパス内アリーナに初めて入った。

 

推し席だった岡田美紅ちゃんは初戦敗退であっけなく終わってしまったものの、終わってからこの席を選んでラッキーだったとわかった。ソロ枠は比較的席の枠があったようだ。岡田美紅席はおよそ50〜60、同じくソロ枠の菅原りこ席も数十だったが、たとえば優勝したfortune cherry席は新人とはいえペアで10席程度しかなかった。

 

このあたりから、今回のじゃんけん大会が割とガチで、興行的にも、今後のキングレコードのプロモーションの行方的にも手探りなのかがわかる。

 

席数が最も多かったと思われるのは、田中美久倉野尾成美・井上瑠夏の人気メンバーが組んだ火の国くまもと三銃士席で、この会場の7割くらいを占めるであろうアリーナ席のおよそ1/6。次がおそらくほぼ同じ広さのSKEの栄6期生。次いでHKTの人気メンバーがいる博多女子といったところ。

 

準決勝までは4つのブロックごとに代表者を決めるまでじゃんけんを進めていく方式で、上で挙げた3ユニットはすべて最初のブロックで敗退。特に栄6期生のヲタクは今のSKEの濃縮還元ジュース的なところがあって応援の熱量がすごいので、敗退後は全体への影響がかなり大きかった気がする。自分の推しもここで敗退だったので一気に旅の疲れが出てきてしまっていた…。

 

今回の抽選や席割りは順番について八百長的なものはほぼなかったんだろうなとわかりそうなところではある。(ソロ席だけは贔屓されたっぽい)

 

今回はグループ全体での新人世代のドラフト3期生や、今回出場組では最も新しいNGTの2期生ユニットが勝ち上がっていったこともなおさら、盛り上がりに戸惑いがあったところだと思う。

 

まだ僕のように少しはメインの推しグループ以外の新人に興味があればまだいいけど(それでもNGT2期はそのまで詳しくない)、ほとんどの人がグループ全体が追えなくなっている以上今回の上位メンバーたちのことをよく知っていた人はいなかったはずだ。これはHKTの3期・4期が優勝した昨年よりも強く感じたところ。

 

僕は単純に分断が嫌いなので、せっかくAKB48グループの冠がついているのだから、うまく包括できるイベントや仕組みは継続していってほしいなと思っている。総選挙以外でね!

 

翌日は幕張メッセで握手会。動画やサイン会のネタがじゃんけんが多くて、じゃんけん大会本戦に出たメンバー2人ほど握手行けたのでそこはうれしかったところ。

 

たとえばザ・イーズでベスト4まで勝ち上がった坂本愛玲菜ちゃん(去年までのレギュレーションだったらカップリングに入っていたのに!)とのじゃんけんができて勝てたのはうれしかったりしたもんだ。

 

じゃんけん大会は、グループ選抜曲のセンターから、ソロデビュー権、そしてユニットへとネタを変えつつ続いてきている。一度は飽きられた時期はあった気がするものの、手を変え品を変え盛り上げ続けていってほしいなぁ。

 

↓去年のじゃんけん大会優勝ユニット

天使はどこにいる? <Type A>

天使はどこにいる?

 

 

48の公演に何見てるか少しはっきりした福岡遠征。


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2018.09.20 Fri.

HKT48 ひまわり組 「ただいま 恋愛中」

HKT48 mobile 会員限定公演

@HKT48劇場(スカラエスパシオ)

 

2018.09.22 Sat.

西日本豪雨災害支援活動「がんばろう!瀬戸内」

STU48 チャリティーコンサートツアー@福岡

@福岡国際会議場 メインホール

 

 

まさかの、というかもともと今週がもともと決まっていたほうの福岡遠征。STUのチケットが最速先行で当たったものの、飛行機が3連休で当日入りは高く、休みを取って前日の午前中の飛行機を取って、あわよくばと同伴で投げてもらったら当選したという初のただ恋。

 

ビンゴ運も後ろから7順目と悪かったけれど、見にくいいう話のスカラエスパシオでも後ろのブロックは一段上がってて少し見やすかった…とまでは言えないものの視界は悪くなかった。見え方的にはNMB劇場に近いのかな。しかしレス的にはほぼノーチャンである。

 

えれたんは不在だったので特別に目当てはなかったものの、ほぼノーマークだったドラフト3期生の馬場彩華ちゃんが成長真っ盛りという感じで気になった子ができて楽しかったし、久しぶりのベテラン勢の姿も同時に観られて面白かった。

 

ただ、HKT48劇場の公演って、特にただ恋がそうなんだろけど、バラバラな感じがあるなと。そこがHKT自体の良さでもあると思うんだけども、散漫な感じに見えてしまう風に振れてしまうと少し哀しいな。

 

夜は福岡や大分に住んでいてこの夏は公演に入りまくりのヲタクと呑みながらたくさん入っている人ならではの見え方を聴いて眠る。

 

そして翌日は福岡国際会議場でのSTU公演。

 

ベースになる持ち曲等の軸は変えずに他グループカバーや日替わりユニット等を換えるセットリストは大阪とほぼ変わらず。ただ、飽きるという感じはなくて、さらに練習を重ねてブラッシュアップしてきたなというのが伝わるステージだった。年少メンはそのあたりが顕著に出ていて観ていて面白かったので、全体曲はそんな子たちがいる上手や下手の後方をよく眺めていた。

 

代表格は大阪でも輝いていた大谷満理奈ちゃん。この日の夜公演は日替わりのユニット『7時12分の初恋』で歌い出しを担当。めちゃめちゃよかった…。もともと極度にシャイな性格だけど、ステージの上でキラキラするスイッチを覚えたみたい。観ていて本当に楽しい。

 

一番胸に来たのは、甲斐心愛ちゃんがセンターを務めた『センチメンタルトレイン』のあたり。大阪では珠理奈不在版のフォーメーションだったのが、この日はセンターありのフォーメーションでそこにここあちゃんが入っていて。1つ前の『暗闇』はその選抜だけが歌い、この曲には選抜以外のメンバーが前列に入って歌い踊る。フロントにはここあちゃんを始めとして成長著しい代表格の2ndシングル選抜の沖侑果ちゃん・中村舞ちゃんが入る。この曲自体が素晴らしいのに、さらにいろいろと想いを深めているのもあって、感極まってしまった。

 

この曲中はまだ我慢してたほうだったのに、夜公演は『思い出せてよかった』という名曲につなげてくるから、もう溢れて嗚咽まで出てしまった…。

 

このSTUのチャリティーツアーが楽しいのって、このコンサートに向けてメンバーがレッスンを一同にしてガッツリやってるのがわかる感じなのってはあるよね。そりゃあダンスのスキルにも差はあるし、完全に揃うわけでもないのだけど、選抜も非選抜も関係なく同じ方向を向こうとするようになっているのはなんとなく伝わってくる。

 

先輩グループだと、軸足を東京のメディアに置かざるを得なくなってどうしてもリハーサルを合わせる時間が減ってくるメンバーが出てくる(今回は参加できていないけど、たとえば岡田奈々ちゃんはそうだ)。それでも素敵なものを魅せてくれるんだけど、どうせなら観ているそのステージに合わせてきてくれたものを観たいなと自分は思うわけで。それがこのSTU全員参加コンサートにはまだある。

 

まだ40人もいないこの時期だからっていうのもあるし、観れるうちにこういうのは観ておきたいなと思う。新宿はチケットが今のところ厳しいけど観られるかな…。

 

 

実は少し苦手な撮影可能タイムも夜公演はものすごく楽しめました。ありがとう矢野帆夏ちゃん。

 

さて、蒲田でのじゃんけん大会に向かいます。(羽田行きの機内より)

 

「暗闇」<TypeA>

「暗闇」