あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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久しぶりのNGTはまさかの難波

2018.10.13
NGT48出張公演 チームG『逆上がり公演』(昼)
NMB48劇場

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まさかの大阪での当選、そして最前

もともと翌日のSKE@ラグーナ蒲郡は決まっていて、前日をどうするかというときにチーム8のツアーが最近気になっていた三重県代表が主役の公演があるということで狙っていたのが落選。そんなところで「どうせ西に行くし、最近NGT劇場行ってないし、『逆上がり』は一度観てみたいし投げるか」と投げてみたら見事当選だった。久しぶりの夜行バスで梅田まで出て、カフェや大阪の街をゆっくりしながら劇場に入場。

 

91番という絶妙な番号(NMB48劇場はビンゴによる入場抽選がない)だったにも関わらず、下手側通路を回ってみたら通路外のブロックの最前の内側角が空いていたので着席。年に1・2度しかいかないNMB劇場でも、そこが空きがちなのは知っていた。やはり出張公演ということもあって、難波に慣れているヲタクが多かったわけじゃないようだった。実際にNMBをメイン推している人はどの程度この出張公演を観に来ていたんだろうなと気にはなり始めた瞬間ではあった。

 

臨場感のある「緊張」と「NGTらしさ」

公演が始まると、『逆上がり』ではおなじも寸劇。今回はベタベタしすぎて苦笑いするほどの大阪弁を誇張させた寸劇。そんな中にも、現チーム体制では初・そして土日4公演のうち最初の公演ということ緊張感も序盤まで伝わってきたのがとってもよかった。前日入りしていたメンバーがほとんどだったであろう中、特に平日は多忙な中井りかちゃんがネタとしてのブーストも加味してのヘロヘロ感がとても刹那な感じがした。きっとホームの新潟のNGT劇場では味わえない感覚だったと思う。ここを強めに感じられたのも、角度がないとはいえ最前を取れたからだ(適宜このアピールをしていこうと思う)。

 

NGTのメンバーは、客席への反応にセンシティブなことが特徴だと僕は考えている。ダンスがどうだというのももちろん意識としてあるとは思うのだけれど、ものすごく客のことを見ている。それはこれまた久しぶりにNGTを観た夏のテレ朝の「SUMMER STATION」でも感じたこと。個々のダンスはものすごく練度が上がっていくけど、それはまたSKEやNMBのそれとは変わってくる。

 

わかりやすく言うとつまり、レスを送ってくれるってことだ。

 

だから、この日の出演メンバーには認知のない僕は、受け身ではないアクションを取ってみることにした。いつも以上に振りコピをしてみたり、少し大げさにケチャを送ってみたのだ。そうしたら、反応をくれる。端っこだろうと、いや端っこだからこそ遊びが出てくるのだろう。大変ありがたい。特に、何度も視線で遊んでくれた本間日陽さんや、大げさなケチャをお互いに送りあったあとにGJサインをくれた中村歩加さんには大感謝である。

 

目当てのドラフト3期

と、最近の人気メンバーに遊んでもらいながらも、この日の目当てはドラフト3期研究生でもある。この公演では5人のD3研究生のうち2人が出演していた。ドラフト1期生からAKB48グループドラフト会議を割りと観ている身としても、やはり一度は劇場で観たかったのだ。

 

藤崎未夢さんは候補生当時から気になっていた声がやはり特徴的。細身で長身の身体にふわふわした雰囲気とアニメ声が印象に残る。まだ先輩たちに気圧されている感じもあるといえばあるけれど、場数なんだろう。NGTの際立った子たちに負けない個性派になると思う。

 

そして安藤千伽奈さん。候補生当時からアイドル性高い子だとは思っていたのだけれど、この日は”スマイル”的な意味での方向以上に、まだ余裕がなくても今立っているそのステージに懸けていくという「ライブアイドル」的な要素を強く感じさせてもらった。僕が何年も48グループの劇場に通いたいなと思い続ける理由の1つがこういうものをまだ観れると感じるからでもある。ベテランのメンバーになるとめぐり合わせによっては慣れと緩みが紙一重の日に当たってしまうこともあるけれど、研究生だとまだ余裕がないのもあって、それが素直に出てくるのが好きだったりする。この日はそれを千伽奈ちゃんに感じられてとてもうれしかった。

 

アンケートではこの千伽奈ちゃんと悩んだけれど、前述の通り端っこでは自分と遊んでくれつつ、しっかりキャプテンとしてトークでもパフォーマンスでもまとめようとしていたひなたんに入れた。

 

公演が終わると、SKE関係のTwitterで出会った人とのはじめての同現場がなぜかこの日の公演で、NMB劇場目の前のたこやきわなかで1杯ひっかけつつひなたんの素敵さを語ったあとに、近鉄特急で名古屋方面へ向かう。

 

あの卒業メンバーの思い出がこんなところで

つらつらと上に感想は書いたけれど、実は一番はアンコールでやった『Maxとき315号』に引き出しにしまっていた思い出を引っ張り出されて号泣だったことが一番の感想。そんなことをTwitterにも近鉄特急から書いていた。

 

現場で初めて聴いた最新シングル『世界の人へ』が、ペンライト主流の48現場では珍しく暖かいクラップで包まれる雰囲気の曲だった。その初体験に感動して涙腺が緩んでるなかで不意のMaxとき。好きだった元NGTメンバーの卒業公演の思い出が蘇ってきた。その思いを紛らわそうと、素敵なイントロの胸の高まりとともにMIXを打とうとしたら途中で声がちぎれてしまうという大惨事。曲中に何人かのメンバーには不思議な顔をされつつ、小熊倫実ちゃんには聖母のような笑顔でなぐさめられた(ような気がした)。

 

いろんな意味で、NGTはステージ上での振る舞いが48グループの中では僕の好みとは少しずれるところはあるのだけれど、想いがねじれているのもあって定期的に観にいかんとな、と思った公演なのであった…。

 

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3年半ぶりの放送局チェキ。

2018.10.07. Sun.
WALLOP 『littlemore.のもう少しあなたを知りたい!!』

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(撮可ライブだったけどいいのは撮れなかったので近くのモンブラン吾妻橋店で食べたハンバーグシチューの写真を置いときます)

 

3年半ぶりの、押上のWALLOP放送局。

 

2014年夏くらいからかな。いわゆる地下現場にも1年くらい通ってた時期があって、その時の推しグループがレギュラーのインターネット番組と定期公演をやっていた場所がこのWALLOPで。当時の推しの卒業公演があったのもここだった。(「地下[アイドル]」っていう表現は好きじゃないけど、「ライブアイドル」っていう表現が暗に48グループは除かれるようなも僕の定義とも違うので暫定的にこれを使います)

 

最後の公演を終えてのチェキ、ループしようと思って並んでいたところ、これまで自分よりももっと積んでいたヲタクを目の前にしたり、それでも…という想いだったり、当時あれこれ言われていた運営体制のたらればを考えてたいたら、もろもろが溢れそうになって、一度目の前の隅田川のほとりに行って気分転換したりとか、そんな想い出のある場所。

 

そんな思い出もあって、実質封印していた感じになったWALLOPに久しぶりに行ったのは、littlemore.の小林みくりちゃんとたまたまめぐり会ったから。ヲタ友が通っている[元アイドルとアイドルトーク]的なコンセプトカフェにいっしょに行った日がもともと所属していたlittlemore.に復帰することを発表した日だったことで、じゃあ行こうということになった。

 

復帰ライブの日はかおたん(松村香織さん)の卒業発表後最初の握手会ということで断念してたので、ようやくこの日にコスパもよさそう(地下の対バンは他に興味のあるタイムテーブルでないと割高に感じてしまう)なイベントが、このWALLOPの放送だったわけだ。

 

littlemore.のもう少しあなたを教えて!! | WALLOP

 

この日の放送の企画は、みくりちゃん復帰スペシャルということで加入から復帰までのグループの足跡を振り返られたのはよかったし、放送後にはライブもあって、楽曲とかヲタクの雰囲気も感じられたのがよかった。やっぱり単独イベントのほうが雰囲気はつかみやすいし、じっくり見やすい。

 

久しぶりの地下の現場で改めて思ったのは、ヲタクとメンバーの距離感が近い。

 

近さを優先するのであれば、地下に流れきったほうがコスパもいいし、10秒もない握手と同じ値段でかなり話せるサインチェキ券買ったほうがいいわけだ。

 

そういう体験をしても、改めて48グループに戻っていった(と言うよりは道を狭めた)のって、そこで感じた「当事者性」は別に地上でも、少ない接触秒数でも、でかいコンサートホールでも、当選が難しい劇場でもやりようとしては全然あるなって感じたからでもある。

 

……というのを、ライブを観て、チェキ撮って思い出した。

 

チェキの撮影はサインの最中は、久しぶりのこういうやつにちょっと緊張してしまったなぁ。チェキ撮るとき近いし(笑)。

 

ヲタクの「当事者性」に少しモヤモヤするときもあるので、たまにそのスケールが違うところにも行っておこうと思った3連休中日なのであった。

 

僕を信じて

僕を信じて

 

 (地下現場に行くと、(なぜか)ブログとか書きにくくなるからその際の更新頻度は減るかも)

ライブで観たいもの!

2018.09.28 Tue.

HKTBINGO! LIVE 2018

昭和女子大学 人見記念講堂


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日テレ系列で放送されている「BINGO!」シリーズ、この夏はHKT48のターン。お笑いに絞ったテーマで、ひな壇からの一芸だったり、漫才やコントを披露する。そして女芸人ナンバーワン決定コンテスト「W」で勝ち進むことを目指すということで、客を入れてのライブを開催することになったというわけだ。

 

といっても、自分は一度もHKTBINGO!の放送を観ていない。最近なかなか東京での単独ライブも少ないし、えれたんが出ているしということで、東京2公演目に入ってみた。

 

前座的なショートネタの披露から始まり、ライブを数曲やって場を盛り上げてからネタ披露を5組ほど。そこからネタ披露組でのユニット曲を挟んで、撮影可能タイム込みのライブで終了。

 

セットは簡易的なもので、衣装はコントでの使用分以外は1着+アンコール用ということでだいぶ費用は節約していたようだ。テレビ番組からの発展で、あくまで経験を積ませるためのものだし、それでもいいと思う。構成自体は収録感強めではないし、客のほうを向いていたとは思う。

 

メインのネタ披露はテレビで放送されたものをアレンジしたものだったと後から知った。それでもだいたいは面白かったし、当初の客前での経験を積むという目的も達成なんじゃないだろうか。

 

ネタはだいたい3種類に分かれる。作家が作ったネタを全力でやり切るものと、作家が作ったネタを自分たちなりにハッキングさせて面白くしたものと、自分たちでネタづくりから披露までやってきたもの。

 

正直な話、1番目のタイプはネタが面白くてもシラケてしまう。作家がよく接しているコンビの漫才の姿がそのまま出てしまっていると、だったら本物を見たくなってしまう。ここはいきなり漫才をやろうとするときのすごく難しいハードルだ。

 

その点、オリジナルで作り込んできた小田彩加・運上弘菜のコントはとてもよくできていたと思う。2人のフワフワしたかわいさがありながらブラックな設定とボケとのギャップがアイドルが漫才をやる意味合いも感じさせてくれるという意味で面白かった。HKTヲタなら知っているような的な設定を活かして自分たちのネタにしていた村重杏奈駒田京伽冨吉明日香(+地頭江音々)のコントもこの日一番くらいに笑ったけど、彼女たちの細かい設定を知らなくても面白いという意味では、ODA・なっぴ組だったのかなと思う。もしかしたら1回戦や2回戦は突破できるんじゃないだろうか。

 

1つ残念だなと感じたのは、ここまで既知のキャラクタでしか笑いを評価できない場になっていないかなという点。それぞれのネタ披露後、客席が面白かったかスベったかをうちわの裏表で評価する流れになっていたのだけど、本当にネタの面白さを観ていたのかなという気はしている。

 

たとえば田中美久ちゃんや朝長美桜ちゃんは、放送では滑りまくりの問題児だったらしい。ただ、番組を観ていない自分はそんなことは知らないわけで。その2人が披露したネタは特別に面白かったわけでもないけれと、この日の披露したネタの中で特別に差があって面白くなかったわけでもない。それでもうちわは滑ったほうにどんどん裏返っていく。

 

お題目として建前でもコンテスト挑戦のための特訓があるわけで、笑いの拾い方が優しすぎるんではないかなと感じたところではあった。これが、アイドルの客席のやさしさであったかい部分ではあるとは思うのだけども。

 

そうしたネタ披露を挟む形でのライブ、個人的にはいまのHKTの熱量の限界をちょっと感じてはしまったかな…。メインはネタ披露なのでそこが面白かっらいいのだけど、時間的には割りとやってたし、ライブにも気合が入っていた子は入っていたしよかったのだけども、全体的にはそこに差が感じられる瞬間があったりして少し残念だったかな。

 

この前の「ただいま 恋愛中」公演を観たときも感じだけど、HKTの1期2期の子たちの全力感をまた観てみたいなとは思う。

 

このへん、栄で観てきた価値観が抜けないところではあるんだろうなぁ。

じゃんけんからの特殊会。


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2018.09.23 Sun.

第2回 AKB48グループ ユニットじゃんけん大会 〜空気を読むな、相手を読め!〜

日本工学院 片柳アリーナ

 

前回のブログに引き続いて、羽田に着陸してからそのまま蒲田へ。工学院の片柳アリーナというキャンパス内アリーナに初めて入った。

 

推し席だった岡田美紅ちゃんは初戦敗退であっけなく終わってしまったものの、終わってからこの席を選んでラッキーだったとわかった。ソロ枠は比較的席の枠があったようだ。岡田美紅席はおよそ50〜60、同じくソロ枠の菅原りこ席も数十だったが、たとえば優勝したfortune cherry席は新人とはいえペアで10席程度しかなかった。

 

このあたりから、今回のじゃんけん大会が割とガチで、興行的にも、今後のキングレコードのプロモーションの行方的にも手探りなのかがわかる。

 

席数が最も多かったと思われるのは、田中美久倉野尾成美・井上瑠夏の人気メンバーが組んだ火の国くまもと三銃士席で、この会場の7割くらいを占めるであろうアリーナ席のおよそ1/6。次がおそらくほぼ同じ広さのSKEの栄6期生。次いでHKTの人気メンバーがいる博多女子といったところ。

 

準決勝までは4つのブロックごとに代表者を決めるまでじゃんけんを進めていく方式で、上で挙げた3ユニットはすべて最初のブロックで敗退。特に栄6期生のヲタクは今のSKEの濃縮還元ジュース的なところがあって応援の熱量がすごいので、敗退後は全体への影響がかなり大きかった気がする。自分の推しもここで敗退だったので一気に旅の疲れが出てきてしまっていた…。

 

今回の抽選や席割りは順番について八百長的なものはほぼなかったんだろうなとわかりそうなところではある。(ソロ席だけは贔屓されたっぽい)

 

今回はグループ全体での新人世代のドラフト3期生や、今回出場組では最も新しいNGTの2期生ユニットが勝ち上がっていったこともなおさら、盛り上がりに戸惑いがあったところだと思う。

 

まだ僕のように少しはメインの推しグループ以外の新人に興味があればまだいいけど(それでもNGT2期はそのまで詳しくない)、ほとんどの人がグループ全体が追えなくなっている以上今回の上位メンバーたちのことをよく知っていた人はいなかったはずだ。これはHKTの3期・4期が優勝した昨年よりも強く感じたところ。

 

僕は単純に分断が嫌いなので、せっかくAKB48グループの冠がついているのだから、うまく包括できるイベントや仕組みは継続していってほしいなと思っている。総選挙以外でね!

 

翌日は幕張メッセで握手会。動画やサイン会のネタがじゃんけんが多くて、じゃんけん大会本戦に出たメンバー2人ほど握手行けたのでそこはうれしかったところ。

 

たとえばザ・イーズでベスト4まで勝ち上がった坂本愛玲菜ちゃん(去年までのレギュレーションだったらカップリングに入っていたのに!)とのじゃんけんができて勝てたのはうれしかったりしたもんだ。

 

じゃんけん大会は、グループ選抜曲のセンターから、ソロデビュー権、そしてユニットへとネタを変えつつ続いてきている。一度は飽きられた時期はあった気がするものの、手を変え品を変え盛り上げ続けていってほしいなぁ。

 

↓去年のじゃんけん大会優勝ユニット

天使はどこにいる? <Type A>

天使はどこにいる?

 

 

48の公演に何見てるか少しはっきりした福岡遠征。


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2018.09.20 Fri.

HKT48 ひまわり組 「ただいま 恋愛中」

HKT48 mobile 会員限定公演

@HKT48劇場(スカラエスパシオ)

 

2018.09.22 Sat.

西日本豪雨災害支援活動「がんばろう!瀬戸内」

STU48 チャリティーコンサートツアー@福岡

@福岡国際会議場 メインホール

 

 

まさかの、というかもともと今週がもともと決まっていたほうの福岡遠征。STUのチケットが最速先行で当たったものの、飛行機が3連休で当日入りは高く、休みを取って前日の午前中の飛行機を取って、あわよくばと同伴で投げてもらったら当選したという初のただ恋。

 

ビンゴ運も後ろから7順目と悪かったけれど、見にくいいう話のスカラエスパシオでも後ろのブロックは一段上がってて少し見やすかった…とまでは言えないものの視界は悪くなかった。見え方的にはNMB劇場に近いのかな。しかしレス的にはほぼノーチャンである。

 

えれたんは不在だったので特別に目当てはなかったものの、ほぼノーマークだったドラフト3期生の馬場彩華ちゃんが成長真っ盛りという感じで気になった子ができて楽しかったし、久しぶりのベテラン勢の姿も同時に観られて面白かった。

 

ただ、HKT48劇場の公演って、特にただ恋がそうなんだろけど、バラバラな感じがあるなと。そこがHKT自体の良さでもあると思うんだけども、散漫な感じに見えてしまう風に振れてしまうと少し哀しいな。

 

夜は福岡や大分に住んでいてこの夏は公演に入りまくりのヲタクと呑みながらたくさん入っている人ならではの見え方を聴いて眠る。

 

そして翌日は福岡国際会議場でのSTU公演。

 

ベースになる持ち曲等の軸は変えずに他グループカバーや日替わりユニット等を換えるセットリストは大阪とほぼ変わらず。ただ、飽きるという感じはなくて、さらに練習を重ねてブラッシュアップしてきたなというのが伝わるステージだった。年少メンはそのあたりが顕著に出ていて観ていて面白かったので、全体曲はそんな子たちがいる上手や下手の後方をよく眺めていた。

 

代表格は大阪でも輝いていた大谷満理奈ちゃん。この日の夜公演は日替わりのユニット『7時12分の初恋』で歌い出しを担当。めちゃめちゃよかった…。もともと極度にシャイな性格だけど、ステージの上でキラキラするスイッチを覚えたみたい。観ていて本当に楽しい。

 

一番胸に来たのは、甲斐心愛ちゃんがセンターを務めた『センチメンタルトレイン』のあたり。大阪では珠理奈不在版のフォーメーションだったのが、この日はセンターありのフォーメーションでそこにここあちゃんが入っていて。1つ前の『暗闇』はその選抜だけが歌い、この曲には選抜以外のメンバーが前列に入って歌い踊る。フロントにはここあちゃんを始めとして成長著しい代表格の2ndシングル選抜の沖侑果ちゃん・中村舞ちゃんが入る。この曲自体が素晴らしいのに、さらにいろいろと想いを深めているのもあって、感極まってしまった。

 

この曲中はまだ我慢してたほうだったのに、夜公演は『思い出せてよかった』という名曲につなげてくるから、もう溢れて嗚咽まで出てしまった…。

 

このSTUのチャリティーツアーが楽しいのって、このコンサートに向けてメンバーがレッスンを一同にしてガッツリやってるのがわかる感じなのってはあるよね。そりゃあダンスのスキルにも差はあるし、完全に揃うわけでもないのだけど、選抜も非選抜も関係なく同じ方向を向こうとするようになっているのはなんとなく伝わってくる。

 

先輩グループだと、軸足を東京のメディアに置かざるを得なくなってどうしてもリハーサルを合わせる時間が減ってくるメンバーが出てくる(今回は参加できていないけど、たとえば岡田奈々ちゃんはそうだ)。それでも素敵なものを魅せてくれるんだけど、どうせなら観ているそのステージに合わせてきてくれたものを観たいなと自分は思うわけで。それがこのSTU全員参加コンサートにはまだある。

 

まだ40人もいないこの時期だからっていうのもあるし、観れるうちにこういうのは観ておきたいなと思う。新宿はチケットが今のところ厳しいけど観られるかな…。

 

 

実は少し苦手な撮影可能タイムも夜公演はものすごく楽しめました。ありがとう矢野帆夏ちゃん。

 

さて、蒲田でのじゃんけん大会に向かいます。(羽田行きの機内より)

 

「暗闇」<TypeA>

「暗闇」

 

 

立ち見のライブは好きですか?


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2018.09.18. Tue.

スーパーファンタジーFES #1秋の大感謝祭

Zepp DiverCity(Tokyo)

 

すっかり忘れていた。

 

リクエストアワーからのラジオの公録での名古屋の3日間を終えて、仕事に向かう車中でこのイベントのことを思い出した。

 

スーパーファンタジーってなんぞやと調べてみたら、どうやらSKEカフェが出張イベントとして不定期でフジテレビ「フジさんのヨコ」でやっているトークイベントを仕切っている人たちのよう。今回はそのフェス形式(というよりは大きい会場でやってみよう)の第1回としてSKE48が出演する形になったのではという妄想。

 

出演メンバー含めて概要が不明なままプレイガイドでの先行販売が始まったので、取り急ぎは購入したものの、後々発表になったメンバーを見ると普段接触に行くメンバーは不在。かと言って譲るのももったいないということでこの日を迎えていた。申し訳ない姿勢。。。

 

仕事を終えて開場時間も過ぎたZeppDiverに入ると、スタンディング席として販売していたはずが1階のフロアはほとんどが椅子席として埋まっていた。外部販売のチケットにしては珍しく48グループチケットセンターでも追加告知を打っていたので、相当売れていなかったのだろう。それで椅子席にしたという可能性もなくはない。僕は無理して近くに行かなくてもいいかなと思い、かなり後方の立見の最前のバーを確保した。SKE劇場の立ち見最前の感覚をZeppで再現したような感じだ。

 

イベントが始まると、overtureから始まったと思ったらトーク&バラエティで持ち時間の2時間弱の半分以上が進んでいく。前述のSKEカフェ出張イベントと同様に対決形式のバラエティコーナーがメインで、最後に数曲のライブがあるという感じ。チームも混ざるし、普段と違う場所ということや、開演前のアンケートを読んで客いじりをしながらのトーク等、他にはない楽しさがあった。

 

バラエティタイム終了後のライブは立て続けに8曲ほどやって、フルのライブの1/3ほどだろうか。それでもテッパンのシングル曲や、公演曲も含まれていて沸いた。SKE推しには満足のライブだったとは思う。

 

ただ、チケット代はドリンク代や手数料を入れると6,000円ほどのものなのかなと思うと疑問も少しあり。収録用のカメラもあったので、フジテレビNEXTやらFODやらで放送・配信はしてくれるのだろうけど、そういう収録ありの流れもある中では現場のライブ感も少し損なわれるわけで。

 

そう考えると、前日に名古屋のオアシス21で少し遠目から眺めていた東海ラジオの公開生放送は素晴らしいと思った。トークや企画コーナーで放送を盛り立てつつ、ライブを挟み込んでいて現場の熱を放送に流していくような形式だった。こちらは予算もあっただろうしとおもいつつも、無銭のほうが熱かったのかなと思うとチケット代の損得勘定もしてしまうもんだ。(これはつきあいの長い東海ラジオだからできる技である)

 

それにしても、この日のチケットの売れ行きについては不思議だった。同じオールスタンディングでも夏のテレ朝サマーステーションでは時間の割に高めな値段設定とチーム別に3公演ある中ですべて即完売。一方のこちらは後ろは空いていてスタンディングが椅子席に変更になった。サマステはお盆期間とはいえ、昼間のライブもあったし平日ではあった。不思議な違い。

 

いくつか仮説を立ててみる。

 

1つ。サマステは去年チームEが出演しておりその評判も上々だったから人気が高かった。逆に、前例のないスーパーファンタジーには手を出しにくかったという説。つまり、冒険はできないメンタリティーなのかもしれない。

 

2つ。オールスタンディング現場やライブハウスが苦手な説。SKE48は劇場もほとんどが着席であり、ホールやアリーナでもライブ中は立ってもトークでは座るのが基本だ。たまにフェス等に出るとスタンディングでありがちな身体の触れ合いだったり振る舞いに対してセンシティブな言及もTwitter等で多い。実際に現場で会う知り合いに聞いても、フェスとかオールスタンディング現場は苦手な声も聞く。となると、この「FES」というネーミングもあって敬遠しがちになる…という仮説。

 

前例がなかったり、オールスタンディングアピールの現場ではこういう傾向にあるのが今の48ヲタ、あるいは栄ヲタなのかも。という気づきを、今度やる「メタサカエ」向けにもと巡らせてみた。

 

もう少しいい塩梅でライブ感とのバランスをとってもよかったし、来たら来たらで楽しかったし。

 

制作側的にも、こちら側的にももったいないなぁ、というイベントだった気がする。

 

 

久しぶりの栄のリクアワはいいもんだ。


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2018.09.16-17. Sat.-Sun 

SKE48リクエストアワー セットリストベスト100 〜メンバーの数だけ神曲はある〜 名古屋市国際会議場 センチュリーホール

 

3年ぶりの開催になったSKEのリクアワに行ってきた。チケットの競争率はおそらく3年前よりだいぶ下がっている上に、チケットの当選にだいぶ偏りがあったようで、知人をたどると同伴枠があったので、4公演分現地で観ることができた。

 

細かい感想を書くととても収まらないので、雑感を今のうちに並べておこうかと。

 

今回は開催発表から1ヶ月あったかなかったかのようなタイミング、かつCD等による“積みやすい”投票権がないこと、短い投票期間の影響などもあって、栄ヲタが得意な極端なランキングハックの影響はそこまでなかったような気がする。

 

……と書こうかなと思ったけど、最終公演のセットリストを眺めてみると、大きい枠では決してそんなことはなかった(笑)。

 

それよりも、たぶん3年ぶりという間隔が空いたことのほうが大きいんだと思う。

 

当時の自分がリクアワに少し疲れていたのは、基本的にはこちらが向こうの提示させられる世界において、ヲタクの主張を強く見せらまくっていたからなんだと思う。当時は今ほどSKEの現場って小さいのも含めても今ほどはたくさんあったわけではないしね。

 

それが、ソロコンサート、ユニット対抗戦とこの秋シリーズは過去2年はリクアワをやっていない中で新しいフォーマットのコンサートにチャレンジしていて、そしてそれぞれが成功していて。そこで見方もリフレッシュできてからのリクエストアワーなので、新鮮に感じることもできるわけだ。3年も経つとメンバーも楽曲もアップデートされていくから、なおさらだ。

 

3位は“松井珠理奈凱旋”の『赤いピンヒールとプロフェッサー』。

 

すでに劇場でのあいさつと、ミュージックステーション出演で復帰はしていたものの、ここまでの楽曲での参加はゼロ。体調は万全だけど、運営サイドが大事にならないようストップをかけてるのかなと思っていた。ただ、登場してみると、ものすごい緊張しているのがわかった。そりゃそうだって話だ。

 

披露後やアンコールでのトークでも、言葉はなるべく少なくしたいようだったし、気づくと立ち位置も下がっていて話の途中で後輩に譲ってそこを突っ込まれていたりしていて。冗談の雰囲気が出ていてまだよかったけど、もしかしたら自分の言動が誰かを傷つけてしまうことに怖さを持っているのかもな、なんて感じたり…。きっと10周年記念の劇場公演には出てくれるだろうけど、本当にまだまだ焦らず現場に慣れていってほしいなぁ…。

 

2位は『夢の階段を上れ!』。メンバー数の8期生のほとんどがこの思い出の曲をプッシュしていたとはいえ、まさか赤ピンを超えてくるとは。

 

Twitterでも少し書いたけど、この楽曲が初めて披露された去年の夏は8期生推し的には奥歯を噛み締める瞬間もあった。

 

夏のZepp公演でのドキュメンタリーでは“できない8期生としてピックアップ”されたこともそうだし、そしてそもそもうまくできていないのは本当のようで幕張の8期生のみのイベントステージでは推しがセンターの楽曲がカットされるし、その後の生討論番組では「8期生問題」的に公開処刑されるし。

 

できていないのは本当だとして、中のマネジメントの問題をオープンに議論していてどうするの?

 

なんて思っていた。

 

気づけば8期生は意識の高い個は先へ先へ急ぎ、できない子は置いていかれていて、魔法の時間は終わっていた。

 

そんな中、奇跡の出来だったのが美浜海遊祭で披露したこの『夢の階段を上れ!』だったんですよね。だから、あの時から7期生を含めた当時の研究生たちがこんなに成長していたのを感じてしまってウルッと来てしまってね…。

 

ただ、推しの岡田美紅ちゃんは悩んだ末に8期生の仲間たちの想いに乗っかりたいようでこの楽曲をプッシュしていたけど、この楽曲以上に他にも自分の参加曲が上位に食い込んだことにうれしいようでした(笑)。それはそれで僕もうれしかった。

 

そしていよいよ、1位の『ここで一発』。

 

すべて奇跡みたいな2日間だったな…。たぶん珠理奈凱旋もあって卒業発表を初日したんだろうけど、そこからの2日目1曲目の『マツムラブ!』、そして最後のこの曲。

 

珠理奈の復帰がまだ正式に決まっていない段階での投票開始とか、相方のだ~す~がソロ曲を差し置いてこの曲をプッシュしたこととか、そもそもハッキンクがしにくいレギュレーションとか。すべてが重なってここに来たよね。

 

ありゃズルいわ。。

 

僕も紆余曲折があって、彼女が年イチ力を注ぐ総選挙のメインの投票先はすでに2回変わっていたり、握手に来る枚数も減ってはいるけど、こんなもん見せられたらね…。

 

しかも卒業発表直前、今の推しメンが接点なかったのにかおたんのモノマネして大爆笑取るし、ブログにそのときの裏話上げてくれるわけでさ。

 

最後くらいは、気持ちよく送り出したいなぁ。

 

……いつまで卒業引っ張るのかはわからないけれど(苦笑)

 

まだまだ書ききれてないのでメモ

・ベストモーメント楽曲:

初恋の踏切』での岡田美紅ちゃんへの全力ケチャ

・ベスト楽曲:

『奇跡の流星群』

ゲームで勝ち取った楽曲で披露の回数も少ないためリクアワでは上位に来やすいが、それ差し引いても一番いい曲。