あくまでも観客席から

アイドルにかじりついた記録を残したい人のブログ。

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久しぶりのNGTはまさかの難波

2018.10.13
NGT48出張公演 チームG『逆上がり公演』(昼)
NMB48劇場

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まさかの大阪での当選、そして最前

もともと翌日のSKE@ラグーナ蒲郡は決まっていて、前日をどうするかというときにチーム8のツアーが最近気になっていた三重県代表が主役の公演があるということで狙っていたのが落選。そんなところで「どうせ西に行くし、最近NGT劇場行ってないし、『逆上がり』は一度観てみたいし投げるか」と投げてみたら見事当選だった。久しぶりの夜行バスで梅田まで出て、カフェや大阪の街をゆっくりしながら劇場に入場。

 

91番という絶妙な番号(NMB48劇場はビンゴによる入場抽選がない)だったにも関わらず、下手側通路を回ってみたら通路外のブロックの最前の内側角が空いていたので着席。年に1・2度しかいかないNMB劇場でも、そこが空きがちなのは知っていた。やはり出張公演ということもあって、難波に慣れているヲタクが多かったわけじゃないようだった。実際にNMBをメイン推している人はどの程度この出張公演を観に来ていたんだろうなと気にはなり始めた瞬間ではあった。

 

臨場感のある「緊張」と「NGTらしさ」

公演が始まると、『逆上がり』ではおなじも寸劇。今回はベタベタしすぎて苦笑いするほどの大阪弁を誇張させた寸劇。そんな中にも、現チーム体制では初・そして土日4公演のうち最初の公演ということ緊張感も序盤まで伝わってきたのがとってもよかった。前日入りしていたメンバーがほとんどだったであろう中、特に平日は多忙な中井りかちゃんがネタとしてのブーストも加味してのヘロヘロ感がとても刹那な感じがした。きっとホームの新潟のNGT劇場では味わえない感覚だったと思う。ここを強めに感じられたのも、角度がないとはいえ最前を取れたからだ(適宜このアピールをしていこうと思う)。

 

NGTのメンバーは、客席への反応にセンシティブなことが特徴だと僕は考えている。ダンスがどうだというのももちろん意識としてあるとは思うのだけれど、ものすごく客のことを見ている。それはこれまた久しぶりにNGTを観た夏のテレ朝の「SUMMER STATION」でも感じたこと。個々のダンスはものすごく練度が上がっていくけど、それはまたSKEやNMBのそれとは変わってくる。

 

わかりやすく言うとつまり、レスを送ってくれるってことだ。

 

だから、この日の出演メンバーには認知のない僕は、受け身ではないアクションを取ってみることにした。いつも以上に振りコピをしてみたり、少し大げさにケチャを送ってみたのだ。そうしたら、反応をくれる。端っこだろうと、いや端っこだからこそ遊びが出てくるのだろう。大変ありがたい。特に、何度も視線で遊んでくれた本間日陽さんや、大げさなケチャをお互いに送りあったあとにGJサインをくれた中村歩加さんには大感謝である。

 

目当てのドラフト3期

と、最近の人気メンバーに遊んでもらいながらも、この日の目当てはドラフト3期研究生でもある。この公演では5人のD3研究生のうち2人が出演していた。ドラフト1期生からAKB48グループドラフト会議を割りと観ている身としても、やはり一度は劇場で観たかったのだ。

 

藤崎未夢さんは候補生当時から気になっていた声がやはり特徴的。細身で長身の身体にふわふわした雰囲気とアニメ声が印象に残る。まだ先輩たちに気圧されている感じもあるといえばあるけれど、場数なんだろう。NGTの際立った子たちに負けない個性派になると思う。

 

そして安藤千伽奈さん。候補生当時からアイドル性高い子だとは思っていたのだけれど、この日は”スマイル”的な意味での方向以上に、まだ余裕がなくても今立っているそのステージに懸けていくという「ライブアイドル」的な要素を強く感じさせてもらった。僕が何年も48グループの劇場に通いたいなと思い続ける理由の1つがこういうものをまだ観れると感じるからでもある。ベテランのメンバーになるとめぐり合わせによっては慣れと緩みが紙一重の日に当たってしまうこともあるけれど、研究生だとまだ余裕がないのもあって、それが素直に出てくるのが好きだったりする。この日はそれを千伽奈ちゃんに感じられてとてもうれしかった。

 

アンケートではこの千伽奈ちゃんと悩んだけれど、前述の通り端っこでは自分と遊んでくれつつ、しっかりキャプテンとしてトークでもパフォーマンスでもまとめようとしていたひなたんに入れた。

 

公演が終わると、SKE関係のTwitterで出会った人とのはじめての同現場がなぜかこの日の公演で、NMB劇場目の前のたこやきわなかで1杯ひっかけつつひなたんの素敵さを語ったあとに、近鉄特急で名古屋方面へ向かう。

 

あの卒業メンバーの思い出がこんなところで

つらつらと上に感想は書いたけれど、実は一番はアンコールでやった『Maxとき315号』に引き出しにしまっていた思い出を引っ張り出されて号泣だったことが一番の感想。そんなことをTwitterにも近鉄特急から書いていた。

 

現場で初めて聴いた最新シングル『世界の人へ』が、ペンライト主流の48現場では珍しく暖かいクラップで包まれる雰囲気の曲だった。その初体験に感動して涙腺が緩んでるなかで不意のMaxとき。好きだった元NGTメンバーの卒業公演の思い出が蘇ってきた。その思いを紛らわそうと、素敵なイントロの胸の高まりとともにMIXを打とうとしたら途中で声がちぎれてしまうという大惨事。曲中に何人かのメンバーには不思議な顔をされつつ、小熊倫実ちゃんには聖母のような笑顔でなぐさめられた(ような気がした)。

 

いろんな意味で、NGTはステージ上での振る舞いが48グループの中では僕の好みとは少しずれるところはあるのだけれど、想いがねじれているのもあって定期的に観にいかんとな、と思った公演なのであった…。

 

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