あくまでも観客席から。

サッカー好きだったはずが、ふと気づいたらAKB48・SKE48をはじめアイドル全般にはまってしまった(自称)善良市民のブログ。

『今年のAKB総選挙はつまらなさそうだと思う理由。』なんて記事Yahoo!にリンク張られてすみません。ってことで反省会。

『今年のAKB総選挙はつまらなさそうだと思う理由。』先月の終わり頃、急激にアクセスが伸びていたんです。アクセスカウンターが壊れたかなと思ったら、Yahoo!の「AKB選抜総選挙直前!」みたいな記事にリンクが張られていまして…。ネガティブな書き方をした記事が載ってしまっててなんだか申し訳ない気分。

がしかし、当日はクソ面白かった!!

神席だったのもあって、メンバーの待機の様子やスピーチを目の前で観れたのは貴重な経験でした。テレビで観るよりもよっぽど楽しかったです。宮澤佐江ちゃんの侠気あふれる宣言や、卒業発表をした篠田さんへの麻里子コールなどなど。スタジアムだからこそ体感できるものもありましたしね。

さて、僕が4月の概要発表時点で何を思ったかを整理しながら反省をしていきましょう。

 

●1.「立候補制なんてナンセンスだ」
こんなこと書いてました。

ドキュメンタリーでも順位をつけられるというプレッシャーが倒れるほどのものであるというのが周知の事実となった今、「あくまでも立候補制だよー」という風にしたかったんでしょうかね。いやいやいや、これまでのグループの流れからして、「立候補しない」という選択肢はありえないでしょう。「超選抜」と呼ばれる人気メンバーが「後輩に譲る」というならともかくもね。立候補制はあくまで他の特徴と合わせて話す点だとは思うんですが、ぶっちゃけ、その面では運営側の言い訳にしか聞こえないと思ってしまう。運営側の逃げの面が見え隠れします。「メンバーのガチ感」がAKBの売りなのに、運営側の逃げが感じられるのは運営側の炎上リスクですよ。

実際、運営が逃げた面はあると思います。ですが、実際には世代を問わずに自分の芸能界でのキャリアを考えるきっかけにもなったようです。AKB48グループにいる以上は、露出等を考えて立候補しないデメリットの方が多いのですが「それでも出たくない理由」、逆に「出る理由」 を考えるメンバーが多かった(ように見える)です。実際に、秋元才加さん・中塚智実さん・松原夏海さんらは不出馬を経て卒業発表をしましたし、向田茉夏さんや佐藤聖羅さんは「立候補しなくてもしっかり活動していく」道を選んでいます。昨年のドキュメンタリー映画2以降から「アイドルにすべてを強制していやしないか」というファンや周囲に心配される空気の中から、「辛いことは決してやらなければいけないわけじゃない」という選択肢を与えることができたのではないかと思います。また、篠田さんの卒票発表も含めて「卒業することは悪いことじゃない」という空気が強まってきたのではないかと思いますね。「偶像」であるアイドルから「自立するアイドル」へと、トップアイドルグループであるAKBがさらに進むいいきっかけになったんじゃないかと再評価させてください。

●2.海外組の立候補をするなら日本人以外も見たかった。

あくまで国内のイベントであり、海外のグループとは権利の問題もあってか昨年は対象外となっていました。ただ、今年は国内メンバーの移籍したのもあって、もろもろの権利の調整を行なって(海外でもシングルを同時期に発売するなど)、「国内の総選挙」から「全世界的総選挙」とAKBが持つ面白い枠組みをアジアに広げる第一歩にするチャンスだったと思うのです。非常に残念です…。もっと冒険しようよ…。らしくない。。

ここは改めて強く言いたいところです。変わらないイメージですね。あくまでも所属レコード会社のキングレコードの"販促イベント"という位置づけではあるので、実際にはなんとか国内グループのメンバーを参加させるので精一杯なのだとは思うのですが、どうにかしてJKT48とSNH48のメンバーの参加もさせてほしかった。JKTやSNHの状況については詳しくはわからないですが、ファンクラブがあるのであれば、その会費を払っているファンへの投票券付与くらいはできるでしょう。ってか、世界の電通さん、それくらいやってください(笑)。「劇場発のアイドル」と言いながらも、実際には劇場よりもシングルCDへの優先度が進みすぎていて国内の現場に限界がある以上、世界に48のフォーマットを拡散させて、総選挙で一点集中させるという仕組みを構築していくことが、他の女性グループやジャニーズなどとの差別化にもつながっていくと思うんですよね。来年はぜひともお願いします。電通さん。

 

●3.劇場盤シングルへの投票権付与は以外とよかった面とさみしい面が。
要は「握手券つきCD」への投票券付与なんですが、思ったよりもよかったかなと思っています。それは、まずはやはり選抜メンバー上位の壁は大きく崩れることがなく、人気の体裁は保たれたこと。そして、選抜メンバー下位以降は決して人気が強いわけではないメンバーが大きく躍進して、話題になったことです。ここまでかき乱した上でのいい結果に落ち着いたのではないかと思います(指原さん1位はまた別の過程だと思います)。

しかし、握手券は予約制で6次予約くらいまであるので、メンバーごとの売れ行きというのがだいたいわかるわけです。そこで爆発的に売れているメンバーがことごとく圏外になっていたのは少し残念でした。握手の人気が全てではないですが、握手をしているファンが結局のところは投票しないという、非常に冷たい結果が出てしまっているからです。また、握手人気が高くないメンバーがランクインできた要因のひとつにオークションに大量に投票券が流れていたのもあります。握手人気の高いメンバーの握手券つきシングルの投票券が流れていたのでは、という想像は容易にできますよね。ヲタの薄情さを感じざるを得ない、ちょっとさみしい一面でした…。

●4.恋愛解禁はあいまいなまま。
もう少し明示して行われるかと思いましたが、芸能界的にはうやむやにしておいたほうがいいという判断なのは冷静になった今ではわかります。ですが、結果的には恋愛発覚で辞退した平嶋夏海さんのランクイン、選抜入りは逃したものの大きく順位を落とさなかった峯岸みなみさんの健闘、そして何より指原莉乃さんの大勝利で「俺達はたかがスキャンダルで応援するのを辞めないぞ!」という大きなメッセージが発信できたのではないかと思っています。実際に僕もこの3人にはわずかながら投票させてもらいました。『恋愛禁止条例解禁論』を書いている者としては大勝利です\(^o^)/
 

●5.世間へのインパクトは思ったよりあったみたい!
中継をしていたフジテレビがアフターケアもしっかりやってくれていたからか、「王道アイドルでない指原莉乃が勝っちゃった!」というニュースがスポーツの代表戦じゃないかというくらいに盛り上がってくれていました。ここ数年のAKBは「いかにメディアの中にAKBファンを作っていくか」という動き方に外から見えていましたが、それがここへ来て実を結んだ模様。視聴率は20%台を叩きだし、もはやスポーツの中継レベルだったみたいですね。ヲタ的には大勝利。

●総括:思ってたよりダイナミズムが増した総選挙でした
4月に上げていた5つの観点で見ても、僕が想像していたよりもずっと面白くなった総選挙だったように思います。メンバー側はより自らの歩む道を考えるようになったでしょうし、ファン側の投票するモチベーションも高くなり、世間へのインパクトも残せたました。「つまらん!」なんて書いて、本当にすみませんでした(笑)。


来年は、上でも書きましたがやはり全世界総選挙的なダイナミズムを期待したところ。今年は卒業生がOKで、人妻OKだった。来年は世界ですよね、やっぱり。AKBが培ったシステムで世界を巻き込む番です。Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅはコンテンツの魅力で世界を巻き込んでいますが、日本の論理に世界を巻き込んでみたい。電通さん、秋元さん、来年の総選挙を楽しみに待ってます。

  

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