あくまでも観客席から。

サッカー好きだったはずが、ふと気づいたらAKB48・SKE48をはじめアイドル全般にはまってしまった(自称)善良市民のブログ。

SKEガイシコンはAKB東京ドームのオマージュを超えた。

総選挙の立候補期間が終わったので、それについても書きたいのですが、まずは備忘録的にもこちらが先。

 

『SKE48 春コン2013「変わらないこと。ずっと仲間なこと。」』

 

に行って参りました!! しかもなんと3公演中2公演も見れるというビッグチャンスでした。

 

体調面に不安を抱えながらも、こちらのブログに書いたようにライブ以外は極力まろやかに過ごしつつ、エモい空間を目撃してまいりました。

 

セットリストの詳細については、スクランブルエッグ編集長の岡田さんのぐぐたすでも見といてください。

 

 僕は初日と2日目の夜公演に参加していたんですが、初日の途中から「ああ、これは完全に去年のAKBの東京ドーム公演を模した演出だな」と気づき始めました。日本ガイシホールでのコンサート自体は昨年すでに達成したので、AKBにとっての東京ドームほどではないにしても、「卒業メンバー(特にSKE立ち上げから支えてきた1期生)を送り出す」匂いはステージからプンプンしてきたんです。

 

そこで「組閣するならこのタイミングしかないだろうな」というタイミングでのサプライズ発表。9人(直前に卒業した秦佐和子さんを加えれば10人)も抜けて、”卒業式”として送り出す今しかない。コンサートは2週間後の日本武道館でもありますが、やはり地元・名古屋で大事な発表をしたいということだったんでしょう。だから、メンバーも組閣への切り替えができていただろうし、ファンだってある程度予想はついていたように思います。もちろん、突然の”クラス替え”発表には「これまでいっしょにやってきたのに」や「やっとなじめたのに」とショックを受けるメンバーいましたけれどね。俯瞰した目で見ていた僕も、崩れ落ちていく研究生のメンバーを目の前にされると、目から滝のように汗が出ていましたよ。もちろん、人ですから。

 

(このタイミングで僕の2推しの松村香織さんが「終身名誉研究生」という人生を賭けた大ボケをかましてくれたのに助けられたメンバーもファンもいたことでしょう。僕はこの時、彼女を「終身名誉2推し」に就任してもらうことに勝手にしました)

 

そんな「クラス替え発表」があってからの2日目。昼公演から「これまでのSKE」を象徴するかのようなセットリストを組みつつ、また松村香織さんが「謎のインディーズ・レーベルから初盤1,000枚でSKE初のソロデビュー」というボケを噛ましてくれつつ、夜公演に向かいました。

 

夜公演はまず1期から期ごとにシングル曲を5曲歌い、MCを挟んで今度はミックスさせて残りのシングル曲を歌い切る。そこでこう思うわけです。

 

「えっ? もう全部使っちゃうの?!」

そこはもうスタッフの潔さを感じましたよね。使いきった後は、チーム曲と卒業メンバーのユニット曲、そしてお見送りの曲になります。

 

現役メンバーが『遠くにいても』をメインステージから後方ステージまで列を作りながら歌い、せり上がった後方ステージではメンバーの列の上を動きながら、卒業メンバーが『それを青春と呼ぶ日』を歌いながら通りすぎていきます。客席ではほぼ全員が白いサイリウムを振りながら卒業メンバーを"見送ってる"んですよ。メンバーはリハーサルですら泣いていたそうですが、客席も加わったこの演出には、その中にいながら感動して涙が止まりませんでした。曲が終わったあと、メンバーがあいさつを述べるんですけど、そのあと拍手が鳴り止まないんですよ。アンコールとかカーテンコールである一種のお世辞なんかじゃない。だってまだコンサートは終わってないんですもの。これがセットリストを全て知るはずのないヲタの一部から始めった声がけに1万弱の観客が応じたということでしょう。

 

これは今のAKBにはできないだろうなと感じました。もちろん、AKBが去年やった東京ドームは日本ガイシホールの4倍か5倍ほどのキャパシティーがありましたから、その人数にこの卒業企画を促すことはできないでしょう。名古屋という地域のあたたかみである部分もあるでしょうし、初期AKBにあったあたたかさを求めにSKEに流れてきたヲタが多いのもあるでしょう。何にせよ、この空間のあたたかさは、素晴らしかった。僕は卒業メンバーに拍手してましたけど、観客席全体にも拍手を送っていたような気がします。

 

昨年のガイシコンもそうでしたが、『手をつなぎながら』や『仲間の歌』など、シングル曲に頼らず、大事な場面は公演の曲を使うという「公演第一主義」みたいなものが、SKEにはまだまだ残っているように感じましたね。DMMでの配信で生中継があるのも大きいでしょうね。AKBの東京ドーム公演は規模的にも派手さを追求してましたけど、最後に珠理奈が卒業メンバーを呼び戻して『仲間の歌』を歌うようないい意味での「アドリブ感」がなかったですから。

 

去年はいろんな現場に「浮気」をしてましたが、このコンサートを体験して、「SKE単推し」に戻ろうかと思ってしまいましたもん。それくらい今のSKEにはメジャー感と手作り感がいい感じでミックスされているような気がします。昨年の紅白出場くらいまでは「内輪感」の行き詰まりがありましたが、なんとなく今年の春からはもっと羽ばたいていけるような気がしてます。それでいて、劇場での手作り感も残していける。そんな確信をこのコンサートで得ました。もしかしたら、AKBが当初求めていた理想はむしろSKEの方にあるのかもしれない、ってくらいに思います。

 

運よくSKEの武道館チケットも手に入れたことができたので、そこでのSKEとの違いについても見ることができればと思います。

 

ではでは。

  

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